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Ryusuke SUZUKI 2012-07-22 16:43:08 +00:00
parent 5de94deadc
commit 2b8156e05b
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=39244

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@ -2,7 +2,7 @@
The FreeBSD Documentation Project The FreeBSD Documentation Project
The FreeBSD Japanese Documentation Project The FreeBSD Japanese Documentation Project
Original revision: r10504 Original revision: r11019
$FreeBSD$ $FreeBSD$
--> -->
@ -30,7 +30,7 @@
<listitem><para>シリアルコンソールからのシステム起動方法</para></listitem> <listitem><para>シリアルコンソールからのシステム起動方法</para></listitem>
</itemizedlist> </itemizedlist>
<para>この章を読む前に以下のことを行っておくべきです。</para> <para>この章を読む前に以下のことを行っておくべきです。</para>
<itemizedlist> <itemizedlist>
<listitem><para>新しいカーネルを構成してインストールする方法を覚える <listitem><para>新しいカーネルを構成してインストールする方法を覚える
(<xref linkend="kernelconfig">)。</para></listitem> (<xref linkend="kernelconfig">)。</para></listitem>
@ -87,10 +87,10 @@
</variablelist> </variablelist>
<para>通信におけるデータ転送速度に関して、 <para>通信におけるデータ転送速度に関して、
著者は<quote>ボー</quote> (baud) という用語は使いません。 このセクションでは <quote>ボー</quote> (baud) という用語は使いません。
ボーというのは一定時間に生じうる電気的状態の変化の数を表すにすぎず、 ボーというのは一定時間に生じうる電気的状態の変化の数を表すにすぎず、
<quote>bps</quote> (bits per second) <quote>bps</quote> (bits per second)
という単位の方が<quote>正しい</quote>からです という単位の方が<emphasis>正しい</emphasis>からです
(少なくとも、こういう表現をしておけば、 (少なくとも、こういう表現をしておけば、
意地の悪い人に怒られることもないのではないかと思います)。</para> 意地の悪い人に怒られることもないのではないかと思います)。</para>
</sect2> </sect2>
@ -258,9 +258,8 @@
のポートを搭載しているかもし れません。</para> のポートを搭載しているかもし れません。</para>
<para>利用されているポートの種類に関しては、 <para>利用されているポートの種類に関しては、
ハードウェアについてきたドキュメ ントを参照してください。 ハードウェアについてきたドキュメントを参照してください。
また、多くの場合、ポートの形状から判断すること また、多くの場合、ポートの形状から判断することもできるでしょう。</para>
もできるでしょう。</para>
</sect4> </sect4>
<sect4 id="term-portnames"> <sect4 id="term-portnames">
@ -319,7 +318,7 @@
<quote>単純な</quote>マルチポートシリアルインタフェースや、 <quote>単純な</quote>マルチポートシリアルインタフェースや、
Digiboard や Stallion Technologies Digiboard や Stallion Technologies
が製造しているよりインテリジェントなマルチポートカードにも対応しています。 が製造しているよりインテリジェントなマルチポートカードにも対応しています。
デフォルトのカーネルは、標準の COM ポートしか見ません。</para> しかしながら、デフォルトのカーネルは、標準の COM ポートしか見ません。</para>
<para>搭載されているシリアルポートのいずれかを、 <para>搭載されているシリアルポートのいずれかを、
カーネルが認識しているかどうか確認したい場合は、 カーネルが認識しているかどうか確認したい場合は、
@ -493,7 +492,7 @@ crw-rw---- 1 uucp dialer 28, 193 Feb 15 14:38 /dev/cuala1</screen>
デバイスが再びオープンされる時、デフォルトの設定値に戻ります。 デバイスが再びオープンされる時、デフォルトの設定値に戻ります。
デフォルトの設定を変更するためには、<quote>初期状態</quote> デフォルトの設定を変更するためには、<quote>初期状態</quote>
を設定したいデバイスをオープンして調節できます。 を設定したいデバイスをオープンして調節できます。
たとえば、ttyd5 というデバイスに対して、デフォルトで たとえば、<devicename>ttyd5</devicename> というデバイスに対して、デフォルトで
<option>CLOCAL</option> モード, 8 bits, <option>CLOCAL</option> モード, 8 bits,
<option>XON/XOFF</option> フロー制御を設定したい場合は、 <option>XON/XOFF</option> フロー制御を設定したい場合は、
次のように入力してください。</para> 次のように入力してください。</para>
@ -728,10 +727,11 @@ crw-rw---- 1 uucp dialer 28, 193 Feb 15 14:38 /dev/cuala1</screen>
コンソールからの ログインが可能になっています。 コンソールからの ログインが可能になっています。
このファイルには、他の仮想コンソール、シ このファイルには、他の仮想コンソール、シ
リアルポートおよび仮想端末のエントリも含まれています。 リアルポートおよび仮想端末のエントリも含まれています。
端末を接続する 場合は、そのポートの 端末を接続する場合は、そのポートの
<filename>/dev</filename> のエントリを、 <filename>/dev</filename> のエントリを、
<filename>/dev</filename> の部分 <filename>/dev</filename> の部分を省略して記述します
を省略して記述します。</para> (たとえば <devicename>/dev/ttyv0</devicename> については、
<devicename>ttyv0</devicename> として記述します)。</para>
<para>FreeBSD のデフォルトのインストール状態では、 <para>FreeBSD のデフォルトのインストール状態では、
<filename>ttyd0</filename> から <filename>ttyd3</filename> <filename>ttyd0</filename> から <filename>ttyd3</filename>
@ -850,7 +850,7 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" vt100 on insecure
ユーザは特権を持たないアカウントでログインした後に、 ユーザは特権を持たないアカウントでログインした後に、
&man.su.1; や類似の仕組みを使ってスーパユーザ特権を獲得します。</para> &man.su.1; や類似の仕組みを使ってスーパユーザ特権を獲得します。</para>
<para>鍵のかかる部屋にある端末であっても、"insecure" <para>鍵のかかる部屋にある端末であっても、<quote>insecure</quote>
にしておくことが強く推奨されます。 にしておくことが強く推奨されます。
スーパユーザ特権が必要なら、ログインしてから スーパユーザ特権が必要なら、ログインしてから
<command>su</command> を使うのは十分簡単です。</para> <command>su</command> を使うのは十分簡単です。</para>
@ -872,6 +872,11 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" vt100 on insecure
<screen>&prompt.root; <userinput>kill -HUP 1</userinput></screen> <screen>&prompt.root; <userinput>kill -HUP 1</userinput></screen>
<note>
<para><command>init</command> は、システムで最初に起動するプロセスなので、
PID は常に 1 です。</para>
</note>
<para>すべての設定が正しくおこなわれ、 <para>すべての設定が正しくおこなわれ、
すべてのケーブルがただしく接続されていて、 すべてのケーブルがただしく接続されていて、
かつ端末の電源が入っていれば、この時点で各端末で かつ端末の電源が入っていれば、この時点で各端末で
@ -887,9 +892,13 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" vt100 on insecure
ときには端末の接続がう まくいかない場合があるでしょう。以下に、 ときには端末の接続がう まくいかない場合があるでしょう。以下に、
よく見られる問題とその解決方法 を示します。</para> よく見られる問題とその解決方法 を示します。</para>
<variablelist> <qandaset>
<varlistentry><term>ログインプロンプトが表示されない</term> <qandaentry>
<listitem> <question>
<para>ログインプロンプトが表示されない</para>
</question>
<answer>
<para>端末の電源が接続され、 <para>端末の電源が接続され、
スイッチが入っていることを確認してください。もし、PC スイッチが入っていることを確認してください。もし、PC
を端末として利用している場合は、 を端末として利用している場合は、
@ -936,12 +945,15 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" vt100 on insecure
また、<filename>ttys</filename> また、<filename>ttys</filename>
ファイルを変更したら、<command>kill -HUP 1</command> ファイルを変更したら、<command>kill -HUP 1</command>
を実行するのを忘れないでください。</para> を実行するのを忘れないでください。</para>
</listitem> </answer>
</varlistentry> </qandaentry>
<varlistentry><term> <qandaentry>
ログインプロンプトの代わりにゴミが表示される</term> <question>
<listitem> <para>ログインプロンプトの代わりにゴミが表示される</para>
</question>
<answer>
<para>端末と FreeBSD <para>端末と FreeBSD
の間の通信速度およびパリティの設定が一致していることを確 の間の通信速度およびパリティの設定が一致していることを確
かめてください。また、<command>getty</command> かめてください。また、<command>getty</command>
@ -953,19 +965,22 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" vt100 on insecure
<filename>/etc/ttys</filename> を修正し てから、 <filename>/etc/ttys</filename> を修正し てから、
<command>kill -HUP 1</command> <command>kill -HUP 1</command>
を実行してください。</para> を実行してください。</para>
</listitem> </answer>
</varlistentry> </qandaentry>
<varlistentry><term>文字が重複して表示される、 <qandaentry>
入力したパスワードが表示される</term> <question>
<listitem> <para>文字が重複して表示される、入力したパスワードが表示される</para>
</question>
<answer>
<para>端末または通信ソフトの設定で、<quote>半二重 (half <para>端末または通信ソフトの設定で、<quote>半二重 (half
duplex)</quote> あるいは <quote>ローカ duplex)</quote> あるいは <quote>ローカ
ルエコー</quote> となっているところを、<quote>全二重 (full ルエコー</quote> となっているところを、<quote>全二重 (full
duplex)</quote> に変更してください。</para> duplex)</quote> に変更してください。</para>
</listitem> </answer>
</varlistentry> </qandaentry>
</variablelist> </qandaset>
</sect2> </sect2>
</sect1> </sect1>
@ -1116,7 +1131,7 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" vt100 on insecure
<screen> 4850 ?? I 0:00.09 /usr/libexec/getty V19200 ttyd0</screen> <screen> 4850 ?? I 0:00.09 /usr/libexec/getty V19200 ttyd0</screen>
<para>ユーザがモデムに電話をかけ、モデム同士が接続されると、 <para>ユーザがモデムに電話をかけ、モデム同士が接続されると、
モデムの <acronym>CD</acronym> が検出されます。その結果、 モデムの <acronym>CD</acronym> (Carrier Detect) が検出されます。その結果、
kernel がキャリア信号を検出して、<command>getty</command> kernel がキャリア信号を検出して、<command>getty</command>
によるポートのオープンの処理が終了します。 によるポートのオープンの処理が終了します。
<command>getty</command> は、<prompt>login:</prompt> <command>getty</command> は、<prompt>login:</prompt>
@ -1193,7 +1208,7 @@ ttyd5 "/usr/libexec/getty std.19200" vt100 on insecure
このログインの動作が前者の固定速度による方法に比べて美しくないのは明らかですが、 このログインの動作が前者の固定速度による方法に比べて美しくないのは明らかですが、
この方法では、低速度で接続しているユーザに対するフルスクリーンのプログラムからのレスポンスが改善されます。</para> この方法では、低速度で接続しているユーザに対するフルスクリーンのプログラムからのレスポンスが改善されます。</para>
<para>このドキュメントでは、両方の設定方法について解説しますが、 <para>このセクションでは、両方の設定方法について解説しますが、
どちらかというとモデム間の速度に応じて RS-232 どちらかというとモデム間の速度に応じて RS-232
インタフェースの速度が変化するような インタフェースの速度が変化するような
設定の方に偏った説明になってしまうと思います。</para> 設定の方に偏った説明になってしまうと思います。</para>
@ -1301,8 +1316,8 @@ vq|VH57600|Very High Speed Modem at 57600,8-bit:\
<para>もし、お使いの CPU が低速のものであったり、CPU <para>もし、お使いの CPU が低速のものであったり、CPU
に対する負荷が高い場合で、16550A に対する負荷が高い場合で、16550A
系のシリアルポートをお使いでない場合、 系のシリアルポートをお使いでない場合、
57.6 Kbps の接続において、sio の <quote>silo</quote> 57.6 Kbps の接続において、<errorname>sio</errorname> の
エラーが発生するかもしれません。</para> <quote>silo</quote> エラーが発生するかもしれません。</para>
</sect4> </sect4>
</sect3> </sect3>
@ -1497,37 +1512,37 @@ AT&amp;C1&amp;D2&amp;H1&amp;I0&amp;R2&amp;W</programlisting>
<itemizedlist> <itemizedlist>
<listitem> <listitem>
<para>スイッチ1: UP &mdash; DTR 標準</para> <para>スイッチ 1: UP &mdash; DTR 標準</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>スイッチ2: 無視 (リザルト <para>スイッチ 2: N/A
コードを単語形式にするか数値形式にす るか)</para> (リザルトコードを単語形式にするか数値形式にするか)</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>スイッチ3: UP &mdash; リザルト コードを返さない</para> <para>スイッチ 3: UP &mdash; リザルトコードを返さない</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>スイッチ4: DOWN &mdash; コマンド エコーを返さない</para> <para>スイッチ 4: DOWN &mdash; コマンドエコーを返さない</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>スイッチ5: UP &mdash; 自動着信</para> <para>スイッチ 5: UP &mdash; 自動着信</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>スイッチ6: UP &mdash; CD 標準</para> <para>スイッチ 6: UP &mdash; CD 標準</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>スイッチ7: UP &mdash; <para>スイッチ 7: UP &mdash;
不揮発ラムからデフォルト値をロードする</para> 不揮発ラムからデフォルト値をロードする</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>スイッチ8: 無視 (Smart Mode/Dumb Mode)</para> <para>スイッチ 8: N/A (Smart Mode/Dumb Mode)</para>
</listitem> </listitem>
</itemizedlist> </itemizedlist>
@ -1657,8 +1672,8 @@ AT&amp;B2&amp;W</programlisting>
<title>モデムで接続してみる</title> <title>モデムで接続してみる</title>
<para>実際にモデムを使って別のコンピュータから <para>実際にモデムを使って別のコンピュータから
接続してみてください。この時、8ビット、パリティなし、 接続してみてください。この時、8 ビット、パリティなし、
1ストップ ビットで接続するようにしてください。 1 ストップビットで接続するようにしてください。
接続後すぐにプロンプトが返ってこない場合や、 接続後すぐにプロンプトが返ってこない場合や、
無意味な文字列が表示される 場合は、1秒に1回くらいの割合で 無意味な文字列が表示される 場合は、1秒に1回くらいの割合で
<keycode>Enter</keycode> キーを押してみてください。 <keycode>Enter</keycode> キーを押してみてください。
@ -1763,16 +1778,18 @@ AT&amp;B2&amp;W</programlisting>
は通信に問題があると判断するでしょう。 は通信に問題があると判断するでしょう。
<command>ATS7=45&amp;W</command> を実行してください。</para> <command>ATS7=45&amp;W</command> を実行してください。</para>
<para>実際、デフォルトの <command>tip</command> は Hayes <note>
の完全なサポートを しているわけではありません。解決方法は <para>デフォルトの <command>tip</command> は、
<filename>/usr/src/usr.bin/tip/tip</filename> の下の Hayes モデムに完全に対応しているわけではありません。解決方法は
<filename>tipconf.h</filename> を変更することです。 <filename>/usr/src/usr.bin/tip/tip</filename> の下の
もちろんこれにはソース配布ファイルが必要です。</para> <filename>tipconf.h</filename> を変更することです。
もちろんこれにはソース配布ファイルが必要です。</para>
<para><literal>#define HAYES 0</literal> と記述されている行を <para><literal>#define HAYES 0</literal> と記述されている行を
<literal>#define HAYES 1</literal> と変更し、そして <literal>#define HAYES 1</literal> と変更し、そして
<command>make</command>、<command>make install</command> <command>make</command>, <command>make install</command>
を実行します。これでうまく動作するでしょう。</para> を実行します。これでうまく動作するでしょう。</para>
</note>
</sect2> </sect2>
<sect2 id="direct-at"> <sect2 id="direct-at">
@ -1796,7 +1813,7 @@ AT&amp;B2&amp;W</programlisting>
がシステムに存在しない場合は、次のようにします:</para> がシステムに存在しない場合は、次のようにします:</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>cd /dev</userinput> <screen>&prompt.root; <userinput>cd /dev</userinput>
&prompt.root; <userinput>./MAKEDEV cuaa0</userinput></screen> &prompt.root; <userinput>sh MAKEDEV cuaa0</userinput></screen>
<para>または root になって以下のように <command>cu</command> <para>または root になって以下のように <command>cu</command>
コマンドを実行します:</para> コマンドを実行します:</para>
@ -1808,7 +1825,7 @@ AT&amp;B2&amp;W</programlisting>
<filename>/dev/cuaa0</filename>)。そして <filename>/dev/cuaa0</filename>)。そして
<replaceable>speed</replaceable> には接続する速度を指定します <replaceable>speed</replaceable> には接続する速度を指定します
(例えば <literal>57600</literal>)。その後 AT (例えば <literal>57600</literal>)。その後 AT
コマンドを実行したら、<command>~.</command> コマンドを実行したら、<keycap>~.</keycap>
と入力すれば終了します。</para> と入力すれば終了します。</para>
</sect2> </sect2>
@ -2072,8 +2089,8 @@ raisechar=^^</programlisting>
<sect2 id="serialconsole-intro"> <sect2 id="serialconsole-intro">
<title>導入</title> <title>導入</title>
<para>FreeBSD は、コンソールとして <para>FreeBSD は、
シリアルポート上のダム端末しか持たないシステムでも起動します。 コンソールとしてシリアルポート上のダム端末しか持たないシステムでも起動します。
この様な構成はきっと次のような二種類の人達に便利でしょう。それは、 この様な構成はきっと次のような二種類の人達に便利でしょう。それは、
キーボードやモニタのないマシンに キーボードやモニタのないマシンに
FreeBSD をインストールしたいシステム管理者と、 FreeBSD をインストールしたいシステム管理者と、
@ -2222,11 +2239,11 @@ raisechar=^^</programlisting>
唯一の使い道は、ユニットがカーネルのリモートデバッグ用 唯一の使い道は、ユニットがカーネルのリモートデバッグ用
であることを指定することです。 であることを指定することです。
リモートデバッグの詳細については リモートデバッグの詳細については
<ulink url="http://www.freebsd.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/developers-handbook/">The <ulink url="../developers-handbook/index.html">The
Developer's Handbook</ulink> を参照してください。</para> Developer's Handbook</ulink> を参照してください。</para>
<note> <note>
<para>FreeBSD 4.0-CURRENT 以降では、 <para>FreeBSD 4.0 以降では、
フラグ <literal>0x40</literal> の意味が若干異なり、 フラグ <literal>0x40</literal> の意味が若干異なり、
シリアルポートにリモートデバッグを指定するためには、 シリアルポートにリモートデバッグを指定するためには、
別のフラグを使います。</para> 別のフラグを使います。</para>
@ -2310,6 +2327,8 @@ raisechar=^^</programlisting>
と F12 がない) キーボードは検出されない可能性があります。 と F12 がない) キーボードは検出されない可能性があります。
この制限から、いくつかのラップトップコンピュータの この制限から、いくつかのラップトップコンピュータの
キーボードは正しく検出されないでしょう。 キーボードは正しく検出されないでしょう。
もし、あなたのシステムがこのようなキーボードを使っているのであれば、
<option>-P</option> オプションを外してください。
残念ながら、この問題の回避策はありません。</para> 残念ながら、この問題の回避策はありません。</para>
</note> </note>
</listitem> </listitem>
@ -2449,7 +2468,8 @@ boot:</screen>
最終的に選択されるコンソールに関するまとめです。</para> 最終的に選択されるコンソールに関するまとめです。</para>
<sect3> <sect3>
<title>Case 1: sio0 の flags に 0x10 をセットした場合</title> <title>Case 1: <devicename>sio0</devicename> の
flags に 0x10 をセットした場合</title>
<programlisting>device sio0 at isa? port "IO_COM1" tty flags 0x10 irq 4</programlisting> <programlisting>device sio0 at isa? port "IO_COM1" tty flags 0x10 irq 4</programlisting>
@ -2612,7 +2632,8 @@ boot:</screen>
<procedure> <procedure>
<step> <step>
<para>カーネルソースを取得する。</para> <para>カーネルソースを取得する (<xref linkend="updating-upgrading">
をご覧ください)。</para>
</step> </step>
<step> <step>
@ -2730,7 +2751,7 @@ ttyd3 "/usr/libexec/getty std.9600" unknown off secure</programlisting>
このセクションでは、ブートローダへのコマンド入力と環境変数設定で このセクションでは、ブートローダへのコマンド入力と環境変数設定で
コンソールの指定を行なう方法を紹介します。 コンソールの指定を行なう方法を紹介します。
ブートローダがブートブロックの後、 ブートローダがブートブロックの後、
ブートプロセスの第三ステージとして呼び出されたとき、 ブートプロセスの第三ステージ呼び出されたとき、
ブートローダの設定には、ブートブロックの設定がそのまま使われます。 ブートローダの設定には、ブートブロックの設定がそのまま使われます。
</para> </para>