netstat.1 rev 1.22.2.11 (4.4-20011007-STABLE)

Submitted: mistral@imasy.or.jp (Yoshihiko SARUMARU)
This commit is contained in:
Kazuo Horikawa 2001-10-31 02:45:54 +00:00
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commit 38b9c48a7d
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=11084

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@ -29,251 +29,270 @@
.\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" from: @(#)netstat.1 8.8 (Berkeley) 4/18/94
.\" %FreeBSD: src/usr.bin/netstat/netstat.1,v 1.22.2.7 2001/08/10 09:07:09 ru Exp %
.\" @(#)netstat.1 8.8 (Berkeley) 4/18/94
.\" %FreeBSD: src/usr.bin/netstat/netstat.1,v 1.22.2.11 2001/09/17 15:17:46 ru Exp %
.\"
.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/netstat.1,v 1.16 2001/07/29 05:14:51 horikawa Exp $
.\" $FreeBSD$
.\" WORD: symbolically シンボル表記
.\"
.Dd June 15, 2001
.Dd September 7, 2001
.Dt NETSTAT 1
.Os
.Sh 名称
.Nm netstat
.Nd ネットワークの状態を表示する
.Sh 書式
.Sh 解説
.Nm
.Op Fl AaLlnW
.Op Fl f Ar address_family | Fl p Ar protocol
コマンドは、ネットワークに関連したさまざまなデータ構造の情報を、
シンボル表記を交えて表示します。
出力の形式は様々あり、指定したオプションによって変わります。
.Bl -tag -width indent
.It Xo
.Bk -words
.Nm
.Op Fl AaLnSW
.Op Fl f Ar protocol_family | Fl p Ar protocol
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Ek
.Xc
各ネットワークプロトコル、または
特定の
.Ar protocol_family
あるいは単一の
.Ar protocol
についてアクティブなソケット (プロトコル制御ブロック) の一覧を表示します。
.Fl A
も指定された場合、ソケットに結び付けられた
プロトコル制御ブロック (PCB) のアドレスを表示します。
デバッグ用に使用します。
.Fl a
も指定された場合、すべてのソケットを表示します。
通常はサーバプロセスに使用されているソケットは表示しません。
.Fl L
も指定された場合、
様々な listen 待ち行列の大きさを表示します。
1 番目の数は、受け付けられなかった接続数です。
2 番目の数は、受け付けられなかった不完全な接続数の合計です。
3 番目の数は、待ち行列に繋がれた接続の最大数です。
.Fl S
も指定された場合、(
.Fl n
と同じように) ネットワークアドレスを数字で表示しますが、
ポートはシンボル表記で表示します。
.It Xo
.Bk -words
.Nm
.Op Fl gilns
.Fl i | I Ar interface
.Op Fl abdnt
.Op Fl f Ar address_family
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Ek
.Xc
自動設定されているすべてのネットワークインタフェースまたは単一の
.Ar interface
の状態を表示します
(システムに静的に組み込まれていても
ブート時に存在していないインタフェースは表示されません)。
インタフェース名の後の
.Pq Dq Li *
は、そのインタフェースが
.Dq down
していることを意味します。
.Fl a
も指定された場合、各イーサネットインタフェース
および各 IP インタフェースアドレス
について、現在使用されているマルチキャストアドレスが表示
されます。マルチキャストアドレスは、
各々対応するインタフェースアドレスに続いて別個の行に表示
されます。
.Fl b
も指定された場合、入出力したバイト数を表示します。
.Fl d
も指定された場合、取りこぼしたパケット数を表示します。
.Fl t
も指定された場合、watchdog タイマの内容を表示します。
.It Xo
.Bk -words
.Nm
.Fl i | I Ar interface
.Op Fl w Ar wait
.Op Fl abdgt
.Fl w Ar wait
.Op Fl I Ar interface
.Op Fl d
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Ek
.Xc
すべての設定済みネットワークインタフェースまたは単一の
.Ar interface
上のパケットトラフィックに関する情報を
.Ar wait
秒間隔で表示します。
.Fl d
も指定された場合、取りこぼしたパケット数も表示します。
.It Xo
.Bk -words
.Nm
.Fl s Op Fl s
.Op Fl f Ar address_family | Fl p Ar protocol
.Op Fl z
.Op Fl f Ar protocol_family | Fl p Ar protocol
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Ek
.Xc
各ネットワークプロトコル、または特定の
.Ar protocol_family
あるいは単一の
.Ar protocol
に対して、システム全体の統計情報を表示します。
.Fl s
が繰り返された場合、値が 0 のカウンタは省略されます。
.Fl z
も指定された場合、統計情報を表示した後リセットします。
.It Xo
.Bk -words
.Nm
.Fl i | I Ar interface Fl s
.Op Fl f Ar address_family | Fl p Ar protocol
.Op Fl f Ar protocol_family | Fl p Ar protocol
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Ek
.Xc
各ネットワークプロトコル、または特定の
.Ar protocol_family
あるいは単一の
.Ar protocol
に対して、インタフェースごとの統計情報を表示します。
.It Xo
.Bk -words
.Nm
.Fl m
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Ek
.Xc
メモリ管理ルーチン
.Pq Xr mbuf 9
によって記録されている統計情報を表示します。
ネットワークは、独自にメモリバッファを確保しています。
.It Xo
.Bk -words
.Nm
.Fl r
.Op Fl Aaln
.Op Fl AanW
.Op Fl f Ar address_family
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Ek
.Xc
全て、または指定した
.Ar address_family
に関するルーティングテーブルを表示します。
.Fl A
も指定されていた場合、
内部 Patricia 木構造の内容を表示します。
デバッグ用に使用します。
.Fl a
も指定されていた場合、
プロトコル複製されたルート (親ルートを
.Dv RTF_PRCLONING
することによって生成されたルート) を表示します。
通常これらのルートは表示されません。
.Fl W
も指定されていた際には、
各ルートの path MTU を表示します。
.It Xo
.Bk -words
.Nm
.Fl rs
.Op Fl s
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Sh 解説
.Ek
.Xc
ルーティングの統計情報を表示します。
.Fl s
が繰り返された場合、値が 0 のカウンタは省略されます。
.It Xo
.Bk -words
.Nm
コマンドは、ネットワークに関連したさまざまな情報を、シンボル表示を
交えてわかりやすく表示します。
出力の形式は指定オプションによって何種類かにわかれます。
第 1 の形式は、プロトコルごとのアクティブソケットの一覧です。
第 2 の形式は、選択したオプションによる、他のネットワークのデータ構造です。
第 3 の形式は、コンフィギュレーションされているネットワークインタフェースの
パケットトラフィックを
.Ar wait
で指定したインターバル毎に継続して表示します。
第 4 の形式は、指定したプロトコルまたはアドレスファミリに関し、
統計情報を表示します。
第 5 の形式は、指定したプロトコルまたはアドレスファミリに関し、
インタフェース毎の統計情報を表示します。
第 6 の形式は、
.Xr mbuf 9
の統計情報を表示します。
第 7 の形式は、指定したアドレスファミリに関する経路表を表示します。
第 8 の形式は、経路表の統計情報を表示します。
.Fl g
.Op Fl W
.Op Fl f Ar address_family
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Ek
.Xc
マルチキャスト (グループアドレス) ルーティングに関連した情報を
表示します。デフォルトでは、IP マルチキャスト仮想インタフェースおよび
ルーティングテーブルを表示します。
.It Xo
.Bk -words
.Nm
.Fl gs
.Op Fl s
.Op Fl f Ar address_family
.Op Fl M Ar core
.Op Fl N Ar system
.Ek
.Xc
マルチキャストルーティングの統計情報を表示します。
.Fl s
が繰り返された場合、値が 0 のカウンタは省略されます。
.El
.Pp
本コマンドでは、以下のオプションを指定可能です。
いくつかのオプションは共通の意味で使えます。
.Bl -tag -width flag
.It Fl A
デフォルトの表示では、ソケットと関係したすべてのプロトコル制御ブロックの
アドレスが表示されます。通常これらはデバッグに用いられます。
.It Fl a
デフォルトの表示では、すべてのソケットの状態が表示されます。通常
は、サーバプロセスで利用されているソケットは表示されません。
ルーティングテーブル表示時には (後述のオプション
.Fl r )
プロトコル複製された経路 (親経路を
.Dv RTF_PRCLONING
することによって生成された経路)
を表示します。
通常これらの経路は表示されません。
.It Fl b
本オプションをネットワークインタフェース表示
(後述の
.Fl i
オプション) と併用した場合には、入力、出力したバイト数を表示します。
.It Fl d
本オプションをネットワークインタフェース表示 (
.Fl i
オプション、もしくは後述のインターバルオプション)
と併用した場合には、欠落したパケット数を併せて表示します。
.It Fl f Ar address_family
表示する統計情報あるいはアドレス制御ブロック情報を
.Ar address family
の指定に合致するアドレスファミリのものに限定します。
アドレスファミリについては、
.Ar inet
.Dv AF_INET
(インターネットプロトコルファミリ) として、
.Ar inet6
.Dv AF_INET6
として、
.Ar ipx
.Dv AF_IPX
として、
.Ar atalk
.Dv AF_APPLETALK (ddp)
(アップルトークプロトコル) として、
.Ar netgraph
または
.Ar ng
.Dv AF_NETGRAPH
として、
.\".Ar ns
.\"が
.\".Dv AF_NS
.\"(XEROX NS プロトコルファミリ) として、
.\".Ar iso
.\"が
.\".Dv AF_ISO
.\"(ISO プロトコルファミリ) として、そして
.Ar unix
.Dv AF_UNIX
(UNIX ドメインプロトコルファミリ) として解釈されます。
.It Fl g
マルチキャスト (グループアドレス) ルーティングに関連した情報を表示します。
デフォルトでは、IPマルチキャスト仮想インタフェースおよびルーティング
テーブルについて表示します。
.Fl s
オプションが同時に指定された場合、マルチキャストルーティングについての
統計情報も表示します。
.It Fl I Ar interface
指定したインタフェースについての情報を表示します。本オプションは、
インターバルオプション
.Ar wait
と同時に指定し
て使われます。このインターバルオプションについての詳細は後述します。
.Fl s
オプションが指定されると、
.Ar interface
に関するインタフェース毎のプロトコル統計情報を、
指定した
.It Fl f Ar address_family , Fl p Ar protocol
指定された
.Ar address_family
または
または単一の
.Ar protocol
または全プロトコルに対して表示します。
.It Fl i
自動コンフィギュレーションされているネットワークインタフェースの状態
を表示します (静的にシステムにコンフィギュレーションされている
インタフェースについて表示しますが、ブート時にコンフィギュレーションされて
いないものについては表示しません)。
.Fl a
オプションが同時に指定されている場合には、各イーサネットインタフェース
および各 IP インタフェースアドレス
について、現在使用されているマルチキャストアドレスが表示
されます。マルチキャストアドレスは、
各々対応するインタフェースアドレスに続いて表示
されます。
.Fl s
オプション
が指定された場合、全インタフェース
に関するインタフェース毎の統計情報を、指定した
.Ar address_family
または
.Ar protocol,
または全インタフェースに対し表示します。
.It Fl L
様々な listen 待ち行列の大きさを表示します。
1 番目の数は、受け付けられなかった接続数です。
2 番目の数は、受け付けられなかった不完全な接続数の合計です。
3 番目の数は、待ち行列に繋がれた接続の最大数です。
.It Fl l
完全な IPv6 アドレスを表示します。
に関するレコードのみを表示します。
以下のアドレスファミリまたはプロトコルが指定できます。
.Pp
.Bl -tag -width ".Cm netgraph , ng Pq Dv AF_NETGRAPH" -compact
.It Em ファミリ
.Em プロトコル
.It Cm inet Pq Dv AF_INET
.Cm bdg , divert , icmp , igmp , ip , ipsec , tcp , udp
.It Cm inet6 Pq Dv AF_INET6
.Cm bdg , icmp6 , ip6 , ipsec6 , rip6 , tcp , udp
.It Cm pfkey Pq Dv PF_KEY
.Cm pfkey
.It Cm atalk Pq Dv AF_APPLETALK
.Cm ddp
.It Cm netgraph , ng Pq Dv AF_NETGRAPH
.Cm ctrl , data
.It Cm ipx Pq Dv AF_IPX
.Cm ipx , spx
.\".It Cm ns Pq Dv AF_NS
.\".Cm idp , ns_err , spp
.\".It Cm iso Pq Dv AF_ISO
.\".Cm clnp , cltp , esis , tp
.It Cm unix Pq Dv AF_UNIX
.It Cm link Pq Dv AF_LINK
.El
.Pp
このプログラムは
.Ar protocol
が不明であったり対応する統計ルーチンが存在しなかったりした場合には
文句を言います。
.It Fl M
デフォルトで使用される
.Pa /dev/kmem
の代わりに指定した core から、ネームリストに関連する各値を
取り出します。
.It Fl m
メモリ管理ルーチンによって記録されているメモリ使用の統計情報を表
示します。
(ネットワーク管理システムは、独自にメモリバッファを確保しています)。
.It Fl N
.Pa /kernel
のかわりに、指定したカーネルモジュールからネームリストを取り出します。
システムが起動されたカーネルイメージ
のかわりに、指定したシステムからネームリストを取り出します。
.It Fl n
ネットワークアドレスを数字で表示します (通常、
ネットワークアドレスを数字で表示します。通常、
.Nm
コマンドは、IPアドレスを可能な限りホスト名などのシンボリックなものに置
き換えようとします)。
本オプションは、どのような表示形式の場合にも使用できます。
.It Fl p Ar protocol
.Ar protocol
で指定したプロトコルについての統計情報を表示します。
プロトコルとしては、よく知られている名称、もしくは別名定義されている名称
を指定します。プロトコルのいくつかは
.Pa /etc/protocols
の中で定義されています。
特別なプロトコル名
.Dq bdg
は、ブリッジの状態を表示するために使用します。
プロトコルについて情報が表示されない場合は、通常、
報告すべき有意な数値がないことを意味します。
.Ar protocol
で指定したプロトコルが未知のものである場合、もしくはそのプロトコルの統
計情報記録ルーチンがない場合には、プログラムはその旨メッセージを出しま
す。
.It Fl r
ルーティングテーブルを表示します。
プロトコル複製された経路を表示するには、
.Fl a
を使用してください。
.Fl s
オプションが同時に指定された場合には、ルーティングの統計情報について
表示します。
.Fl l
も指定されると、
.Nm
はより多くの桁数があると過程し、最大転送単位
.Pq Dq mtu
もまた表示されます。
.It Fl s
プロトコルごとの統計情報を表示します。
このオプションが複数指定された場合、カウンタの値が 0 のものは
表示が抑制されます。
コマンドは、ネットワークアドレスとポートを可能な限り解決して
シンボル表記で表示しようとします。
.It Fl W
表示において、欄が溢れる場合でも、アドレスを縮めません。
.It Fl w Ar wait
ネットワークインタフェースの統計情報について、
.Ar wait
で指定した秒ごとに定期的に表示します。
ある表示において、欄が溢れる場合でも、アドレスを縮めません。
.El
.Pp
デフォルトのアクティブソケット表示では、ローカルおよびリモートアドレス、
@ -286,15 +305,15 @@
.Dq network.port
という形式が採用されます。
ホストもしくはネットワークアドレスがデータベース
.Pa /etc/hosts
.Xr hosts 5
.Pa /etc/networks
の内容にしたがって変換可能である場合、各アドレスは名前
.Xr networks 5
の内容にしたがって変換可能である場合、各アドレスはシンボル表記
表示されます。このような変換が不可能な場合、もしくは
.Fl n
オプションが指定された場合には、アドレスはアドレスファミリに従って
数値で表示されます。
インターネットアドレス
インターネット IPv4
.Dq ドット形式
についてさらに知りたい場合には、
.Xr inet 3
@ -302,56 +321,56 @@
特にアドレスが指定されてない場合や、アドレスが
.Dq ワイルドカード
指定されている場合には、その部分のアドレスやポート番号のところには
.Dq *
.Dq Li *
が表示されます。
.Pp
インタフェース表示では、パケット転送、エラー、コリジョンに関する
累積情報を見ることができます。また、インタフェースの
累積統計情報を見ることができます。また、インタフェースの
ネットワークアドレスおよび最大転送可能ユニットサイズ
.Pq Dq mtu
も見ることができます。
.Pp
ルーティングテーブル表示では、利用可能な経路とその状態が表示
されます。各経路は、到達先ホストもしくはネットワークと、
ルーティングテーブル表示では、利用可能なルートとその状態が表示
されます。各ルートは、到達先ホストもしくはネットワークと、
パケットの転送 (forward) に使用されるゲートウェイから成ります。
フラグフィールドは、
ルーティングに関する状態の集合が表示されます。フラグフィールドの
各フラグについては、
ルートに関する情報の集合が表示されます。フラグフィールドの
個別のフラグに関する内容は、
.Xr route 8
および
.Xr route 4
を参照して下さい
でより詳細に論ざれています
表示される文字とフラグの間の対応は以下の通りです。
.Bl -column XXXX RTF_BLACKHOLE
1 RTF_PROTO1 ルーティングフラグ #1 にて特定されるプロトコル
2 RTF_PROTO2 ルーティングフラグ #2 にて特定されるプロトコル
3 RTF_PROTO3 ルーティングフラグ #3 にて特定されるプロトコル
B RTF_BLACKHOLE 破棄されるパケット
b RTF_BROADCAST ブロードキャストアドレスを表現する経路
C RTF_CLONING 新しい経路を生成する
c RTF_PRCLONING 使用時に、プロトコル専用の新しい経路を生成する
D RTF_DYNAMIC (リダイレクトによって) 動的に生成される
G RTF_GATEWAY ゲートウェイ等による中継を必要としている到達先
H RTF_HOST ホストエントリ (これ以外はネットワーク)
L RTF_LLINFO アドレス変換を連動させられる正当なアドレス
M RTF_MODIFIED (リダイレクトによって) 動的に変更される
R RTF_REJECT 到達不可能なホストもしくはネットワーク
S RTF_STATIC 手動で追加された
U RTF_UP 使用可能経路
W RTF_WASCLONED クローンした結果として作成された経路
X RTF_XRESOLVE 外部の daemon がプロトコルからリンクアドレス変換を行なう
.Bl -column ".Li W" ".Dv RTF_WASCLONED"
.It Li 1 Ta Dv RTF_PROTO1 Ta "プロトコル特有のルーティングフラグ #1"
.It Li 2 Ta Dv RTF_PROTO2 Ta "プロトコル特有のルーティングフラグ #2"
.It Li 3 Ta Dv RTF_PROTO3 Ta "プロトコル特有のルーティングフラグ #3"
.It Li B Ta Dv RTF_BLACKHOLE Ta "パケットを破棄 (更新中)"
.It Li b Ta Dv RTF_BROADCAST Ta "ブロードキャストアドレスを表現するルート"
.It Li C Ta Dv RTF_CLONING Ta "使用時にルートを新たに生成する"
.It Li c Ta Dv RTF_PRCLONING Ta "使用時にプロトコル特有のルートを新たに生成する"
.It Li D Ta Dv RTF_DYNAMIC Ta "(リダイレクトによって) 動的に生成される"
.It Li G Ta Dv RTF_GATEWAY Ta "ゲートウェイ等による中継を必要としている到達先"
.It Li H Ta Dv RTF_HOST Ta "ホストエントリ (これ以外はネットワーク)"
.It Li L Ta Dv RTF_LLINFO Ta "リンクアドレスへ変換できるプロトコル"
.It Li M Ta Dv RTF_MODIFIED Ta "(リダイレクトによって) 動的に変更される"
.It Li R Ta Dv RTF_REJECT Ta "到達不可能なホストもしくはネットワーク"
.It Li S Ta Dv RTF_STATIC Ta "手動で追加された"
.It Li U Ta Dv RTF_UP Ta "使用可能ルート"
.It Li W Ta Dv RTF_WASCLONED Ta "クローンした結果として作成されたルート"
.It Li X Ta Dv RTF_XRESOLVE Ta "外部の daemon がプロトコルからリンクアドレス変換を行なう"
.El
.Pp
直接到達可能な経路は、ローカルホストにアタッチされた各インタフェースごとに
直接到達可能なルートは、ローカルホストにアタッチされた各インタフェースごとに
生成されます。このようなエントリのゲートウェイフィールドは、
対外インタフェースのアドレスを表します。
refcnt フィールドは、使用されている経路の現在数を示します。
コネクション指向のプロトコルは、通常、コネクションの間じゅう
単一の経路を保持します。
refcnt フィールドは、使用されているルートの現在数を示します。
コネクション指向のプロトコルは、通常、コネクションの間
単一のルートを保持します。
他方で、コネクションレス型のプロトコルは、同じ到達先に対して
パケットを送る場合にも、新たに経路を確保します。
use フィールドは、その経路を通って送られたパケット数を表示します。
インタフェースエントリは、その経路用に用いられる
パケットを送る場合にも、新たにルートを確保します。
use フィールドは、そのルートを通って送られたパケット数を表示します。
インタフェースエントリは、そのルート用に用いられる
ネットワークインタフェースを表示します。
.Pp
.Nm
@ -363,7 +382,7 @@ use
関連した統計情報を定期的に表示します。
ほとんど使われませんが、オプション指定なしで数字だけを netstat の引数と
して指定することもでき、本オプションと同様の動作をさせることができます。
しかし、この使い方は過去との互換性のためにのみ存在します。
しかし、この使い方は以前との互換性のためにのみ存在します。
デフォルトでは、本表示は
すべてのインタフェースについてのサマリ情報からなります。
.Fl I
@ -375,14 +394,17 @@ use
.Xr ps 1 ,
.Xr sockstat 1 ,
.Xr inet 4 ,
.Xr route 4 ,
.Xr unix 4 ,
.Xr hosts 5 ,
.Xr networks 5 ,
.Xr protocols 5 ,
.Xr services 5 ,
.Xr iostat 8 ,
.Xr route 8 ,
.Xr trpt 8 ,
.Xr vmstat 8
.Xr vmstat 8 ,
.Xr mbuf 9
.Sh 歴史
.Nm
コマンドは、
@ -390,12 +412,5 @@ use
にはじめて登場しました。
.Pp
IPv6 サポートは WIDE/KAME プロジェクトが追加しました。
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /dev/kmem -compact
.It Pa /kernel
デフォルトのカーネルの名前リスト
.It Pa /dev/kmem
デフォルトのメモリファイル
.El
.Sh バグ
エラーの概念については、定義が間違っています。