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4887e43d25
Notes:
svn2git
2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=2855
2 changed files with 62 additions and 410 deletions
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@ -1,6 +1,6 @@
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<!-- $Id: admin.sgml,v 1.3 1998-03-27 06:19:25 hanai Exp $ -->
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<!-- $Id: admin.sgml,v 1.4 1998-05-27 01:13:53 hanai Exp $ -->
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<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- Original revision: 1.3 -->
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<!-- Original revision: 1.4 -->
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<sect>
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<sect>
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<heading>システム管理<label id="admin"></heading>
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<heading>システム管理<label id="admin"></heading>
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@ -87,202 +87,9 @@
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<sect1>
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<sect1>
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<heading>FreeBSD システムに新しいハードディスクを追加するには?</heading>
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<heading>FreeBSD システムに新しいハードディスクを追加するには?</heading>
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<p>最も簡単な方法はインストールプログラムからおこなうことです. root で
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<p><url url="http://www.freebsd.org/tutorials/diskformat"
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<tt>/stand/sysinstall</tt> を起動してインストールプログラム
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name="www.freebsd.org"> に書かれているディスクフォーマット
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を利用することができます.
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チュートリアルを参照して下さい.
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<p>また, インストールフロッピーディスクを持っている場合は, そこから
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リブートしてシステムが完全に動作していないインストールプログラムの内で,
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パーティション & ラベルエディタを利用してください.
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<p><label id="2_1-disklabel-fix">上記の方法でうまくいかないとか,
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あなたが不可解なインタフェースを好む変わり者である場合は, 以下の
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?disklabel"
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name="disklabel"> コマンドを手動で使用する方法を読んでください:
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<p><em>警告: 注意深く読んで自分が何をおこなっているか理解する
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以外に方法はありません! ここで説明されていることはシステム
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を「破壊する」かもしれません. 注意しておこなってください!
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事前に「バックアップ」をおこなうことを忘れずに!</em>
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<p>2.1.5-RELEASE までの <tt /sysinstall/ は不具合いがあり,
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ディスクラベルエディタで / に何かをマウントすることを
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強要します. <htmlurl
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url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?newfs"name="newfs">
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を実行する前に <htmlurl
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url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?disklabel"
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name="disklabel">
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を手動で実行する必要があるでしょう.
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つまり, パーティション分割の計算を自分でおこなうということです.
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これは簡単だというウワサです :-)
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''<tt>disklabel -r <diskname></tt>''
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を実行してラベルのひな型が得られるかどうかを確認してください.
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<em> (例えば </em>''<tt>disklabel -r /dev/rwd0s2</tt>''<em> は,
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新しいディスクが wd0 つまり 1 台めの IDE ディスク, そして
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FreeBSD スライスは二つめ, つまり s2 であることを仮定しています)
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</em>. 以下のようなものが出力されるはずです:-
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<verb>
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# /dev/rwd0s2:
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type: ESDI
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disk: wd0s2
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label:
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flags:
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bytes/sector: 512
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sectors/track: 63
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tracks/cylinder: 64
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sectors/cylinder: 4032
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cylinders: 610
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sectors/unit: 2459520
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rpm: 3600
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interleave: 1
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trackskew: 0
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cylinderskew: 0
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headswitch: 0 # milliseconds
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track-to-track seek: 0 # milliseconds
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drivedata: 0
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8 partitions:
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# size offset fstype [fsize bsize bps/cpg]
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c: 2459520 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 609)
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e: 2459520 0 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 0 - 609)
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</verb>
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<p>サイズ (size) が正しいことを確認してください. この例では,
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2459520 sectors/unit x 512 bytes/sector / 2**20 (1 メガバイト)
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= 1200 メガバイトとなっています. あとのものは (b/s, t/c, s/c,
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interleave, など), <htmlurl
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url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?disklabel"
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name="disklabel"> から適切なデフォルト値が取得されますが,
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古いディスクについては<ref id="ESDI" name="この注意事項">
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をご覧ください. 'fsize' はファイルシステム用の
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<ref id="fsize" name="フラグメントサイズ"> であり,'bsize' は
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<ref id="bsize" name="ブロックサイズ"> です. 'c' は
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スライス全体をカバーするパーティション (またはスライスされていない
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ディスクではディスク全体) であり, そのまま残しておく必要があります.
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<em>これはファイルシステムとして使用してはいけません</em>.
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'c' パーティションはディスクラベルが存在しない場合でもカーネルが
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存在するように見せかけている手品なのです.
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<p>スライス全体を一つのファイルシステムとしたいようなごく普通の
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場合は, 'e' のエントリを修正する必要があります. ファイルシステム
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に妥当な値として fsize を 1024, bsize を 8192
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(8 フラグメント/ブロック) に設定して, 'e' のエントリを以下のように
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修正します:-
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<verb>
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e: 2459520 0 4.2BSD 1024 8192
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</verb>
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<p>さて, 二つのファイルシステム用に二つのパーティションを
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作成したいいような (ちょっとだけ) 難しい場合です. <ref id="fsname"
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name="BSD のネーミングの慣例">にしたがって, パーティションを
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<tt /wd0s2e/ & <tt /wd0s2f/ のようにします. 1200MB を 'e'
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用に 300MB, 残りの 900MB を 'f' に分割することにすると,
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パーティションエントリは次のようになります:-
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<verb>
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8 partitions:
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# size offset fstype [fsize bsize bps/cpg]
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c: 2459520 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 609)
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||||||
e: 614400 0 4.2BSD 1024 8192
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f: 1843200 614400 4.2BSD 1024 8192
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</verb>
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<p><bf /注:/ ''<tt>disklabel -e wd0s2</tt>'' で
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ディスクラベルを直接編集することができます. <htmlurl
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url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?disklabel"
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name="disklabel"> を参照してください.
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<p>FreeBSD 2.1.5 以降を使用していて, 他のシステムに関心がなく,
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ディスク全体を FreeBSD 専用にするつもりなら, 以下のような手順を
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踏むことによって, 作業を短縮することも可能です.
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<verb>
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# dd if=/dev/zero of=/dev/rwd0 count=100
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# disklabel -Brw wd0 auto
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# disklabel -e wd0
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</verb>
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<p>最初の <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?dd"
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name="dd"> コマンドは, カーネルのディスクコードを
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混乱させる可能性のある古いゴミが, ディスクの先頭に確実に
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残らないようにしています. 次はブート時にディスクから検出された
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デフォルト値を使って, 自動的にスケルトンラベルを生成しています.
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それに続けて, ラベルの編集を行っています.
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<p>やっと終りました! 以下のような感じでファイルシステムを
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初期化しましょう:-
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<verb>
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newfs -d0 /dev/rwd0s2e
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newfs -d0 /dev/rwd0s2f
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</verb>
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<p>ディスク名とスライス番号によって, 事前にスクリプト
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?MAKEDEV"
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name="/dev/MAKEDEV"> を実行して, お望みのデバイスノードを
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作成する必要があるかもしれません.
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<p>そして新しいファイルシステムを mount します (<htmlurl
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url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?mount"
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name="mount"> を参照してください) :-
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<verb>
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mount /dev/wd0s2e /mnt/foo
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mount /dev/wd0s2f /mnt/bar
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</verb>
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<p>ブート時に自動的にファイルシステムを mount するには
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?fstab(5)"
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name="/etc/fstab"> を編集してください.
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<p><bf /用語一覧:/
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<descrip>
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<tag><label id="fsize"><bf>フラグメントサイズ (fsize)</bf></tag>
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<tt /ffs/ におけるストレージの基本単位.
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M. McKusick, W. Joy, S. Leffler, and R. Fabry,
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"A Fast File System for UNIX",
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ACM Transactions on Computer Systems 2, 3, pp 181-197, August
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1984, (再版は BSD System Manager's Manual, SMM:5) または
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<url url="file:/usr/share/doc/smm/05.fastfs/paper.ascii.gz"
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name="/usr/share/doc/smm/05.fastfs/paper.ascii.gz">
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を参照してください.
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<tag><label id="bsize"><bf>ブロックサイズ (bsize)</bf></tag>
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ブロックは一つ以上のフラグメントを構成します. 上記の資料と
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<url url="file:/usr/include/sys/disklabel.h"
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name="<sys/disklabel.h>"> を参照してください.
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<tag><label id="ESDI">
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<bf>古いディスク用のディスクラベル特性 (ESDI)</bf></tag>
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たまたま「本物のディスク」を持っている場合, より詳細な情報を
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?disklabel"
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||||||
name="disklabel"> に与える必要があります. 例えば,
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古い ESDIディスクのような画一的なジオメトリ, 本当のヘッド,
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セクタ, シリンダです. これらすべてはディスクドライブのケース,
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オーナーズマニュアル, 被害者仲間などから得ることができるはずです. :-)
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<tag><label id="fsname">
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<bf>BSD ファイルシステムのネーミングの慣例</bf></tag>
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慣例により, パーティション 'a' はブート可能なパーティション,
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パーティション 'b' はスワップスペースとして予約されています.
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正規のパーティションの名称は 'd' から始まることになっています.
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(386BSD 0.1 から FreeBSD 2.0 までは 'd' は特別な意味を
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持っていたため, パーティション 'e' はファイルシステムを持つ
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最初のブート可能でないパーティションとして使われる場合
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もあります.)
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<tag><label id="swap">
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<bf>スワップスペースに関する警告</bf></tag>
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BSD パーティションテーブルが必要とする領域は,
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ファイルシステム内に用意しておく必要があります.
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これはスワップパーティションではいけません. したがって,
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シリンダ 0 でスワップパーティションが始まらないように,
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開始位置をずらすかパーティション 'a' にファイルシステム
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を配置してください.
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</descrip>
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<sect1>
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<sect1>
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<heading>新しいリムーバブルドライブを持っていますが, どうやって使うの?</heading>
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<heading>新しいリムーバブルドライブを持っていますが, どうやって使うの?</heading>
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@ -336,8 +143,7 @@
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disklabel -Brw sd2 auto
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disklabel -Brw sd2 auto
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</verb>
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</verb>
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<p>複数の BSD パーティションをつくる場合, disklabel (詳しい情報は
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<p>複数の BSD パーティションをつくる場合, disklabel か
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<ref id="2_1-disklabel-fix" name="この注意事項"> にあります) か
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||||||
<tt>/stand/sysinstall</tt> を使います. 固定ディスク上にスワップ領域
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<tt>/stand/sysinstall</tt> を使います. 固定ディスク上にスワップ領域
|
||||||
を加える場合はそういうことをしたいと思うのはもっともですが,
|
を加える場合はそういうことをしたいと思うのはもっともですが,
|
||||||
ZIP のようなリムーバブルドライブの上ではそういう考えは不適切
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ZIP のようなリムーバブルドライブの上ではそういう考えは不適切
|
||||||
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@ -558,8 +364,6 @@
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||||||
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||||||
<p>スワップパーティションのサイズを増やすのが最良の方法ですが,
|
<p>スワップパーティションのサイズを増やすのが最良の方法ですが,
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||||||
別のディスクを追加しなくて済むという利点のある方法があります.
|
別のディスクを追加しなくて済むという利点のある方法があります.
|
||||||
(これを行う時には <ref id="swap" name="この注意事項">
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|
||||||
も見ておいてください)
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||||||
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||||||
<p>スワップを別のディスク上に追加することは, 単純に同じディスク上
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<p>スワップを別のディスク上に追加することは, 単純に同じディスク上
|
||||||
にスワップを追加する場合よりも高速に動作するようになります.
|
にスワップを追加する場合よりも高速に動作するようになります.
|
||||||
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|
@ -956,15 +760,14 @@
|
||||||
MAILER(smtp)dnl
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MAILER(smtp)dnl
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||||||
Cwlocalhost
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Cwlocalhost
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||||||
Cwbsd.home
|
Cwbsd.home
|
||||||
CwmyISP.com
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||||||
MASQUERADE_AS(`myISP.com')dnl
|
MASQUERADE_AS(`myISP.com')dnl
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||||||
FEATURE(allmasquerade)dnl
|
FEATURE(allmasquerade)dnl
|
||||||
FEATURE(masquerade_envelope)dnl
|
FEATURE(masquerade_envelope)dnl
|
||||||
FEATURE(nocanonify)dnl
|
FEATURE(nocanonify)dnl
|
||||||
FEATURE(nodns)dnl
|
FEATURE(nodns)dnl
|
||||||
define(SMART_HOST, `relay.myISP.com')
|
define(SMART_HOST, `relay.myISP.com')
|
||||||
DmmyISP.com
|
Dmbsd.home
|
||||||
define(`confDOMAIN_NAME',`myISP.com')dnl
|
define(`confDOMAIN_NAME',`bsd.home')dnl
|
||||||
define(`confDELIVERY_MODE', `deferred')dnl
|
define(`confDELIVERY_MODE', `deferred')dnl
|
||||||
</verb>
|
</verb>
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||||||
|
|
||||||
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|
@ -972,5 +775,28 @@
|
||||||
前のセクションを参照してください. sendmail.cf を更新した後に
|
前のセクションを参照してください. sendmail.cf を更新した後に
|
||||||
sendmail をリスタートするのもお忘れなく.
|
sendmail をリスタートするのもお忘れなく.
|
||||||
|
|
||||||
|
<sect1>
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||||||
|
<heading>しまった! root のパスワードを忘れてしまった!</heading>
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||||||
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<p>あわてないで下さい! 単にシステムを再起動し, シングルユーザモード
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||||||
|
に移るために Boot: と表示されるプロンプトで -s と入力してください.
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||||||
|
どのシェルを使うのかという質問には, ENTER キーを押してください.
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||||||
|
# プロンプトに移ることができるでしょう. <tt>mount -u /</tt> と入力
|
||||||
|
して, root ファイルシステムを読み書きできるようにマウントし直した後,
|
||||||
|
<tt/passwd root/ と入力して root のパスワードを設定し直して下さい.
|
||||||
|
その後, <tt/mount -a/ と入力してから <tt/exit/ と入力すれば, ブート
|
||||||
|
が続けられます.
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||||||
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||||||
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<sect1>
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||||||
|
<heading>Control-Alt-Delete でシステムがリブートしないようにするにはどうすればいい?</heading>
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||||||
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||||||
|
<p>コンソールで使っているキーマップを編集して, <tt/rbt/ という
|
||||||
|
キーワードを <tt/nop/ に置き換えて下さい. デフォルトキーマップは,
|
||||||
|
<tt>/usr/share/syscons/keymaps/us.iso.kbd</tt> にあります. その
|
||||||
|
変更を反映させようとして, このキーマップのロードを明示的に行なう
|
||||||
|
ために, <tt>/etc/rc.conf</tt> を実行すべきかもしれません. もちろん
|
||||||
|
他の国のキーマップを使っているのであれば, 代わりにそのキーマップ
|
||||||
|
ファイルを編集して下さい.
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||||||
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|
||||||
</sect>
|
</sect>
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||||||
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||||||
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|
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||||||
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@ -1,6 +1,6 @@
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||||||
<!-- $Id: admin.sgml,v 1.3 1998-03-27 06:19:25 hanai Exp $ -->
|
<!-- $Id: admin.sgml,v 1.4 1998-05-27 01:13:53 hanai Exp $ -->
|
||||||
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
|
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
|
||||||
<!-- Original revision: 1.3 -->
|
<!-- Original revision: 1.4 -->
|
||||||
|
|
||||||
<sect>
|
<sect>
|
||||||
<heading>システム管理<label id="admin"></heading>
|
<heading>システム管理<label id="admin"></heading>
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||||||
|
|
@ -87,202 +87,9 @@
|
||||||
<sect1>
|
<sect1>
|
||||||
<heading>FreeBSD システムに新しいハードディスクを追加するには?</heading>
|
<heading>FreeBSD システムに新しいハードディスクを追加するには?</heading>
|
||||||
|
|
||||||
<p>最も簡単な方法はインストールプログラムからおこなうことです. root で
|
<p><url url="http://www.freebsd.org/tutorials/diskformat"
|
||||||
<tt>/stand/sysinstall</tt> を起動してインストールプログラム
|
name="www.freebsd.org"> に書かれているディスクフォーマット
|
||||||
を利用することができます.
|
チュートリアルを参照して下さい.
|
||||||
|
|
||||||
<p>また, インストールフロッピーディスクを持っている場合は, そこから
|
|
||||||
リブートしてシステムが完全に動作していないインストールプログラムの内で,
|
|
||||||
パーティション & ラベルエディタを利用してください.
|
|
||||||
|
|
||||||
<p><label id="2_1-disklabel-fix">上記の方法でうまくいかないとか,
|
|
||||||
あなたが不可解なインタフェースを好む変わり者である場合は, 以下の
|
|
||||||
<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?disklabel"
|
|
||||||
name="disklabel"> コマンドを手動で使用する方法を読んでください:
|
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|
||||||
<p><em>警告: 注意深く読んで自分が何をおこなっているか理解する
|
|
||||||
以外に方法はありません! ここで説明されていることはシステム
|
|
||||||
を「破壊する」かもしれません. 注意しておこなってください!
|
|
||||||
事前に「バックアップ」をおこなうことを忘れずに!</em>
|
|
||||||
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||||||
<p>2.1.5-RELEASE までの <tt /sysinstall/ は不具合いがあり,
|
|
||||||
ディスクラベルエディタで / に何かをマウントすることを
|
|
||||||
強要します. <htmlurl
|
|
||||||
url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?newfs"name="newfs">
|
|
||||||
を実行する前に <htmlurl
|
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url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?disklabel"
|
|
||||||
name="disklabel">
|
|
||||||
を手動で実行する必要があるでしょう.
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||||||
つまり, パーティション分割の計算を自分でおこなうということです.
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これは簡単だというウワサです :-)
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''<tt>disklabel -r <diskname></tt>''
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を実行してラベルのひな型が得られるかどうかを確認してください.
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<em> (例えば </em>''<tt>disklabel -r /dev/rwd0s2</tt>''<em> は,
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新しいディスクが wd0 つまり 1 台めの IDE ディスク, そして
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FreeBSD スライスは二つめ, つまり s2 であることを仮定しています)
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</em>. 以下のようなものが出力されるはずです:-
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<verb>
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# /dev/rwd0s2:
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type: ESDI
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disk: wd0s2
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label:
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flags:
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bytes/sector: 512
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sectors/track: 63
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tracks/cylinder: 64
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||||||
sectors/cylinder: 4032
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||||||
cylinders: 610
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||||||
sectors/unit: 2459520
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||||||
rpm: 3600
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||||||
interleave: 1
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trackskew: 0
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cylinderskew: 0
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headswitch: 0 # milliseconds
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||||||
track-to-track seek: 0 # milliseconds
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||||||
drivedata: 0
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||||||
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||||||
8 partitions:
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||||||
# size offset fstype [fsize bsize bps/cpg]
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||||||
c: 2459520 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 609)
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||||||
e: 2459520 0 4.2BSD 0 0 0 # (Cyl. 0 - 609)
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||||||
</verb>
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||||||
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<p>サイズ (size) が正しいことを確認してください. この例では,
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2459520 sectors/unit x 512 bytes/sector / 2**20 (1 メガバイト)
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= 1200 メガバイトとなっています. あとのものは (b/s, t/c, s/c,
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interleave, など), <htmlurl
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url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?disklabel"
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name="disklabel"> から適切なデフォルト値が取得されますが,
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古いディスクについては<ref id="ESDI" name="この注意事項">
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をご覧ください. 'fsize' はファイルシステム用の
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<ref id="fsize" name="フラグメントサイズ"> であり,'bsize' は
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<ref id="bsize" name="ブロックサイズ"> です. 'c' は
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スライス全体をカバーするパーティション (またはスライスされていない
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ディスクではディスク全体) であり, そのまま残しておく必要があります.
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<em>これはファイルシステムとして使用してはいけません</em>.
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'c' パーティションはディスクラベルが存在しない場合でもカーネルが
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存在するように見せかけている手品なのです.
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<p>スライス全体を一つのファイルシステムとしたいようなごく普通の
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場合は, 'e' のエントリを修正する必要があります. ファイルシステム
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に妥当な値として fsize を 1024, bsize を 8192
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(8 フラグメント/ブロック) に設定して, 'e' のエントリを以下のように
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修正します:-
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<verb>
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e: 2459520 0 4.2BSD 1024 8192
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</verb>
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<p>さて, 二つのファイルシステム用に二つのパーティションを
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作成したいいような (ちょっとだけ) 難しい場合です. <ref id="fsname"
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name="BSD のネーミングの慣例">にしたがって, パーティションを
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<tt /wd0s2e/ & <tt /wd0s2f/ のようにします. 1200MB を 'e'
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用に 300MB, 残りの 900MB を 'f' に分割することにすると,
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パーティションエントリは次のようになります:-
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<verb>
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8 partitions:
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# size offset fstype [fsize bsize bps/cpg]
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c: 2459520 0 unused 0 0 # (Cyl. 0 - 609)
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||||||
e: 614400 0 4.2BSD 1024 8192
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||||||
f: 1843200 614400 4.2BSD 1024 8192
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||||||
</verb>
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<p><bf /注:/ ''<tt>disklabel -e wd0s2</tt>'' で
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ディスクラベルを直接編集することができます. <htmlurl
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url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?disklabel"
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name="disklabel"> を参照してください.
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<p>FreeBSD 2.1.5 以降を使用していて, 他のシステムに関心がなく,
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ディスク全体を FreeBSD 専用にするつもりなら, 以下のような手順を
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踏むことによって, 作業を短縮することも可能です.
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<verb>
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# dd if=/dev/zero of=/dev/rwd0 count=100
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# disklabel -Brw wd0 auto
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# disklabel -e wd0
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</verb>
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<p>最初の <htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?dd"
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name="dd"> コマンドは, カーネルのディスクコードを
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混乱させる可能性のある古いゴミが, ディスクの先頭に確実に
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残らないようにしています. 次はブート時にディスクから検出された
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デフォルト値を使って, 自動的にスケルトンラベルを生成しています.
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それに続けて, ラベルの編集を行っています.
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||||||
<p>やっと終りました! 以下のような感じでファイルシステムを
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初期化しましょう:-
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<verb>
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newfs -d0 /dev/rwd0s2e
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newfs -d0 /dev/rwd0s2f
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</verb>
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<p>ディスク名とスライス番号によって, 事前にスクリプト
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?MAKEDEV"
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name="/dev/MAKEDEV"> を実行して, お望みのデバイスノードを
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作成する必要があるかもしれません.
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||||||
<p>そして新しいファイルシステムを mount します (<htmlurl
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url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?mount"
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||||||
name="mount"> を参照してください) :-
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<verb>
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mount /dev/wd0s2e /mnt/foo
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mount /dev/wd0s2f /mnt/bar
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</verb>
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||||||
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||||||
<p>ブート時に自動的にファイルシステムを mount するには
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?fstab(5)"
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||||||
name="/etc/fstab"> を編集してください.
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||||||
<p><bf /用語一覧:/
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<descrip>
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<tag><label id="fsize"><bf>フラグメントサイズ (fsize)</bf></tag>
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||||||
<tt /ffs/ におけるストレージの基本単位.
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||||||
M. McKusick, W. Joy, S. Leffler, and R. Fabry,
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||||||
"A Fast File System for UNIX",
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||||||
ACM Transactions on Computer Systems 2, 3, pp 181-197, August
|
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||||||
1984, (再版は BSD System Manager's Manual, SMM:5) または
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||||||
<url url="file:/usr/share/doc/smm/05.fastfs/paper.ascii.gz"
|
|
||||||
name="/usr/share/doc/smm/05.fastfs/paper.ascii.gz">
|
|
||||||
を参照してください.
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||||||
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||||||
<tag><label id="bsize"><bf>ブロックサイズ (bsize)</bf></tag>
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||||||
ブロックは一つ以上のフラグメントを構成します. 上記の資料と
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||||||
<url url="file:/usr/include/sys/disklabel.h"
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||||||
name="<sys/disklabel.h>"> を参照してください.
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||||||
<tag><label id="ESDI">
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||||||
<bf>古いディスク用のディスクラベル特性 (ESDI)</bf></tag>
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||||||
たまたま「本物のディスク」を持っている場合, より詳細な情報を
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<htmlurl url="http://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?disklabel"
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||||||
name="disklabel"> に与える必要があります. 例えば,
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||||||
古い ESDIディスクのような画一的なジオメトリ, 本当のヘッド,
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||||||
セクタ, シリンダです. これらすべてはディスクドライブのケース,
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オーナーズマニュアル, 被害者仲間などから得ることができるはずです. :-)
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||||||
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||||||
<tag><label id="fsname">
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||||||
<bf>BSD ファイルシステムのネーミングの慣例</bf></tag>
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慣例により, パーティション 'a' はブート可能なパーティション,
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パーティション 'b' はスワップスペースとして予約されています.
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正規のパーティションの名称は 'd' から始まることになっています.
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(386BSD 0.1 から FreeBSD 2.0 までは 'd' は特別な意味を
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持っていたため, パーティション 'e' はファイルシステムを持つ
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最初のブート可能でないパーティションとして使われる場合
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もあります.)
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<tag><label id="swap">
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<bf>スワップスペースに関する警告</bf></tag>
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BSD パーティションテーブルが必要とする領域は,
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ファイルシステム内に用意しておく必要があります.
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これはスワップパーティションではいけません. したがって,
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シリンダ 0 でスワップパーティションが始まらないように,
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||||||
開始位置をずらすかパーティション 'a' にファイルシステム
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||||||
を配置してください.
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||||||
</descrip>
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||||||
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||||||
<sect1>
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<sect1>
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||||||
<heading>新しいリムーバブルドライブを持っていますが, どうやって使うの?</heading>
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<heading>新しいリムーバブルドライブを持っていますが, どうやって使うの?</heading>
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||||||
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|
@ -336,8 +143,7 @@
|
||||||
disklabel -Brw sd2 auto
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disklabel -Brw sd2 auto
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||||||
</verb>
|
</verb>
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||||||
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||||||
<p>複数の BSD パーティションをつくる場合, disklabel (詳しい情報は
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<p>複数の BSD パーティションをつくる場合, disklabel か
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<ref id="2_1-disklabel-fix" name="この注意事項"> にあります) か
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||||||
<tt>/stand/sysinstall</tt> を使います. 固定ディスク上にスワップ領域
|
<tt>/stand/sysinstall</tt> を使います. 固定ディスク上にスワップ領域
|
||||||
を加える場合はそういうことをしたいと思うのはもっともですが,
|
を加える場合はそういうことをしたいと思うのはもっともですが,
|
||||||
ZIP のようなリムーバブルドライブの上ではそういう考えは不適切
|
ZIP のようなリムーバブルドライブの上ではそういう考えは不適切
|
||||||
|
|
@ -558,8 +364,6 @@
|
||||||
|
|
||||||
<p>スワップパーティションのサイズを増やすのが最良の方法ですが,
|
<p>スワップパーティションのサイズを増やすのが最良の方法ですが,
|
||||||
別のディスクを追加しなくて済むという利点のある方法があります.
|
別のディスクを追加しなくて済むという利点のある方法があります.
|
||||||
(これを行う時には <ref id="swap" name="この注意事項">
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|
||||||
も見ておいてください)
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||||||
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||||||
<p>スワップを別のディスク上に追加することは, 単純に同じディスク上
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<p>スワップを別のディスク上に追加することは, 単純に同じディスク上
|
||||||
にスワップを追加する場合よりも高速に動作するようになります.
|
にスワップを追加する場合よりも高速に動作するようになります.
|
||||||
|
|
@ -956,15 +760,14 @@
|
||||||
MAILER(smtp)dnl
|
MAILER(smtp)dnl
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||||||
Cwlocalhost
|
Cwlocalhost
|
||||||
Cwbsd.home
|
Cwbsd.home
|
||||||
CwmyISP.com
|
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||||||
MASQUERADE_AS(`myISP.com')dnl
|
MASQUERADE_AS(`myISP.com')dnl
|
||||||
FEATURE(allmasquerade)dnl
|
FEATURE(allmasquerade)dnl
|
||||||
FEATURE(masquerade_envelope)dnl
|
FEATURE(masquerade_envelope)dnl
|
||||||
FEATURE(nocanonify)dnl
|
FEATURE(nocanonify)dnl
|
||||||
FEATURE(nodns)dnl
|
FEATURE(nodns)dnl
|
||||||
define(SMART_HOST, `relay.myISP.com')
|
define(SMART_HOST, `relay.myISP.com')
|
||||||
DmmyISP.com
|
Dmbsd.home
|
||||||
define(`confDOMAIN_NAME',`myISP.com')dnl
|
define(`confDOMAIN_NAME',`bsd.home')dnl
|
||||||
define(`confDELIVERY_MODE', `deferred')dnl
|
define(`confDELIVERY_MODE', `deferred')dnl
|
||||||
</verb>
|
</verb>
|
||||||
|
|
||||||
|
|
@ -972,5 +775,28 @@
|
||||||
前のセクションを参照してください. sendmail.cf を更新した後に
|
前のセクションを参照してください. sendmail.cf を更新した後に
|
||||||
sendmail をリスタートするのもお忘れなく.
|
sendmail をリスタートするのもお忘れなく.
|
||||||
|
|
||||||
|
<sect1>
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||||||
|
<heading>しまった! root のパスワードを忘れてしまった!</heading>
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||||||
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||||||
|
<p>あわてないで下さい! 単にシステムを再起動し, シングルユーザモード
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|
に移るために Boot: と表示されるプロンプトで -s と入力してください.
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||||||
|
どのシェルを使うのかという質問には, ENTER キーを押してください.
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||||||
|
# プロンプトに移ることができるでしょう. <tt>mount -u /</tt> と入力
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||||||
|
して, root ファイルシステムを読み書きできるようにマウントし直した後,
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||||||
|
<tt/passwd root/ と入力して root のパスワードを設定し直して下さい.
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||||||
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その後, <tt/mount -a/ と入力してから <tt/exit/ と入力すれば, ブート
|
||||||
|
が続けられます.
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||||||
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||||||
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<sect1>
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||||||
|
<heading>Control-Alt-Delete でシステムがリブートしないようにするにはどうすればいい?</heading>
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||||||
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||||||
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<p>コンソールで使っているキーマップを編集して, <tt/rbt/ という
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||||||
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キーワードを <tt/nop/ に置き換えて下さい. デフォルトキーマップは,
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||||||
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<tt>/usr/share/syscons/keymaps/us.iso.kbd</tt> にあります. その
|
||||||
|
変更を反映させようとして, このキーマップのロードを明示的に行なう
|
||||||
|
ために, <tt>/etc/rc.conf</tt> を実行すべきかもしれません. もちろん
|
||||||
|
他の国のキーマップを使っているのであれば, 代わりにそのキーマップ
|
||||||
|
ファイルを編集して下さい.
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||||||
|
|
||||||
</sect>
|
</sect>
|
||||||
|
|
||||||
|
|
|
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