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Reference: [doc-jp-work 2108]
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194e43fa01
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846e1b6ccc
Notes:
svn2git
2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=36394
1 changed files with 264 additions and 264 deletions
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@ -12,7 +12,7 @@
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<author>
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<firstname>Jim</firstname>
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<surname>Mock</surname>
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<contrib>再構成, 部分的に書き直し</contrib>
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<contrib>再構成、部分的に書き直し</contrib>
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</author>
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</authorgroup>
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@ -20,7 +20,7 @@
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<author>
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<firstname>Randy</firstname>
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<surname>Pratt</surname>
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<contrib>Sysinstall について, ウォークスルー, スクリーンショット,
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||||
<contrib>Sysinstall について、ウォークスルー、スクリーンショット、
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||||
及びその他原稿 </contrib>
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</author>
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||||
</authorgroup>
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@ -34,53 +34,53 @@
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<indexterm><primary>installation</primary></indexterm>
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||||
<para>FreeBSD では, <application>Sysinstall</application>
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||||
と呼ばれるテキストベースの使いやすいインストールプログラムが用意されています.
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||||
これは標準のインストールプログラムですが,
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||||
各ベンダーは独自のインストール用プログラムを用意することもできます.
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||||
この章では, FreeBSD をインストールする際に
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<para>FreeBSD では、<application>Sysinstall</application>
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||||
と呼ばれるテキストベースの使いやすいインストールプログラムが用意されています。
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||||
これは標準のインストールプログラムですが、
|
||||
各ベンダーは独自のインストール用プログラムを用意することもできます。
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||||
この章では、FreeBSD をインストールする際に
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<application>Sysinstall</application>
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をどのように使えばよいかを説明しています.</para>
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||||
をどのように使えばよいかを説明しています。</para>
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<para>この章を読めば, 次のことがわかるでしょう:</para>
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<para>この章を読めば、次のことがわかるでしょう:</para>
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<itemizedlist>
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<listitem>
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||||
<para>FreeBSD インストールディスクの作り方.</para>
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||||
<para>FreeBSD インストールディスクの作り方。</para>
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</listitem>
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<listitem>
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||||
<para>FreeBSD がハードディスクをどのように参照するか,
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||||
またどのように分割するか.</para>
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||||
<para>FreeBSD がハードディスクをどのように参照するか、
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||||
またどのように分割するか。</para>
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</listitem>
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<listitem>
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<para><application>Sysinstall</application>
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||||
をどのように起動するか.</para>
|
||||
をどのように起動するか。</para>
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</listitem>
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<listitem>
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<para><application>Sysinstall</application>
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||||
が聞いてくる質問がどのような意味であり,
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||||
またどのように答えれば良いか.</para>
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||||
が聞いてくる質問がどのような意味であり、
|
||||
またどのように答えれば良いか。</para>
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</listitem>
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||||
</itemizedlist>
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||||
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||||
<para>この章を読む前に, 以下のことを確認して下さい:</para>
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||||
<para>この章を読む前に、以下のことを確認して下さい:</para>
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<itemizedlist>
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<listitem>
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||||
<para>インストールしようとするバージョンの FreeBSD
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||||
に付属しているサポートハードウェア一覧を読んで,
|
||||
あなたの使っているハードウェアがサポートされているかどうか確認して下さい.</para>
|
||||
に付属しているサポートハードウェア一覧を読んで、
|
||||
あなたの使っているハードウェアがサポートされているかどうか確認して下さい。</para>
|
||||
</listitem>
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||||
</itemizedlist>
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||||
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||||
<note>
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||||
<para>通常, これらのインストール説明書は i386 (<quote>PC 互換</quote>)
|
||||
アーキテクチャのコンピュータを対象にしています.
|
||||
<para>通常、これらのインストール説明書は i386 (<quote>PC 互換</quote>)
|
||||
アーキテクチャのコンピュータを対象にしています。
|
||||
他のプラットフォーム (例えば Alpha)
|
||||
に特有の説明については明記されています.</para>
|
||||
に特有の説明については明記されています。</para>
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||||
</note>
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||||
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</sect1>
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@ -90,26 +90,26 @@
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<sect2 id="install-inventory">
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||||
<title>あなたのコンピュータの部品一覧を作る(Inventory)</title>
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||||
|
||||
<para>FreeBSDをインストールする前に,
|
||||
あなたのコンピュータで使用している部品の一覧を作っておいたほうがいいでしょう.
|
||||
FreeBSD のインストールルーチンは, 部品 (ハードディスク,
|
||||
ネットワークカード, CDROM ドライブなど)
|
||||
のモデル番号とメーカーを表示し,
|
||||
さらにこれらのデバイスについて, 使用する IRQ, IO
|
||||
ポートまで含めて正しい設定を認識しようと試みます. しかし, PC
|
||||
ハードウェアによっては, この過程は完全には成功せず, FreeBSD
|
||||
が認識した設定を修正しなければならないこともあります.</para>
|
||||
<para>FreeBSDをインストールする前に、
|
||||
あなたのコンピュータで使用している部品の一覧を作っておいたほうがいいでしょう。
|
||||
FreeBSD のインストールルーチンは、部品 (ハードディスク、
|
||||
ネットワークカード、CDROM ドライブなど)
|
||||
のモデル番号とメーカーを表示し、
|
||||
さらにこれらのデバイスについて、使用する IRQ, IO
|
||||
ポートまで含めて正しい設定を認識しようと試みます。しかし、PC
|
||||
ハードウェアによっては、この過程は完全には成功せず、FreeBSD
|
||||
が認識した設定を修正しなければならないこともあります。</para>
|
||||
|
||||
<para>Windows や Linux などの,
|
||||
他のオペレーティングシステムが既にインストールされている場合,
|
||||
それらのオペレーティングシステムでのあなたのハードウェアの設定を参考にすると良いでしょう.
|
||||
拡張カードなどの設定がよく分からない場合は,
|
||||
カード上の印刷を見ることで分かることもあります.
|
||||
よく使われる IRQ は 3, 5, 7 で, IO ポートアドレスは通常 0x330 のような
|
||||
16進数で書かれています.</para>
|
||||
<para>Windows や Linux などの、
|
||||
他のオペレーティングシステムが既にインストールされている場合、
|
||||
それらのオペレーティングシステムでのあなたのハードウェアの設定を参考にすると良いでしょう。
|
||||
拡張カードなどの設定がよく分からない場合は、
|
||||
カード上の印刷を見ることで分かることもあります。
|
||||
よく使われる IRQ は 3, 5, 7 で、IO ポートアドレスは通常 0x330 のような
|
||||
16進数で書かれています。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD をインストールする前に,
|
||||
この情報を印刷するか書き留めておくかすることを勧めます.
|
||||
<para>FreeBSD をインストールする前に、
|
||||
この情報を印刷するか書き留めておくかすることを勧めます。
|
||||
例えば次のような表です:</para>
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||||
<table pgwide="1" frame="none">
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||||
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@ -136,7 +136,7 @@
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<entry>N/A</entry>
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||||
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||||
<entry>4GB, Seagate 製, プライマリ IDE マスター</entry>
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||||
<entry>4GB, Seagate 製、プライマリ IDE マスター</entry>
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</row>
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||||
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||||
<row>
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@ -156,7 +156,7 @@
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||||
<entry>N/A</entry>
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||||
<entry>2GB, IBM 製, セカンダリ IDE マスター</entry>
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||||
<entry>2GB, IBM 製、セカンダリ IDE マスター</entry>
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||||
</row>
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||||
|
||||
<row>
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||||
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@ -186,7 +186,7 @@
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|||
|
||||
<entry>N/A</entry>
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||||
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||||
<entry>3Com 56K ファックスモデム, COM1 に接続:</entry>
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||||
<entry>3Com 56K ファックスモデム、COM1 に接続:</entry>
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||||
</row>
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||||
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||||
<row>
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||||
|
@ -201,138 +201,138 @@
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|||
<title>データのバックアップ</title>
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||||
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||||
<para>FreeBSD
|
||||
をインストールするコンピュータに価値のあるデータが入っている場合,
|
||||
確実にバックアップをとり,
|
||||
さらに正しくバックアップがとれていることを確認して下さい. FreeBSD
|
||||
のインストールルーチンは, ハードディスクに実際に書き込む前に何回か確認を求めますが,
|
||||
一度実際に書き込む作業が始まってしまうと,
|
||||
もう元に戻すことはできません.</para>
|
||||
をインストールするコンピュータに価値のあるデータが入っている場合、
|
||||
確実にバックアップをとり、
|
||||
さらに正しくバックアップがとれていることを確認して下さい。FreeBSD
|
||||
のインストールルーチンは、ハードディスクに実際に書き込む前に何回か確認を求めますが、
|
||||
一度実際に書き込む作業が始まってしまうと、
|
||||
もう元に戻すことはできません。</para>
|
||||
</sect2>
|
||||
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||||
<sect2 id="install-where">
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||||
<title>FreeBSD をインストールする場所の決定</title>
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||||
<para>FreeBSD を, ハードディスクすべてを使ってインストールする場合は,
|
||||
<para>FreeBSD を、ハードディスクすべてを使ってインストールする場合は、
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||||
この時点で確認しなければならないことは何もありません —
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||||
この節を飛ばすことができます.</para>
|
||||
この節を飛ばすことができます。</para>
|
||||
|
||||
<para>しかし FreeBSD
|
||||
を他のオペレーティングシステムと共存させる必要がある場合は,
|
||||
データがディスクにどのように配置されており,
|
||||
それがどのように影響するかを大まかに理解する必要があります.</para>
|
||||
を他のオペレーティングシステムと共存させる必要がある場合は、
|
||||
データがディスクにどのように配置されており、
|
||||
それがどのように影響するかを大まかに理解する必要があります。</para>
|
||||
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||||
<sect3 id="install-where-i386">
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||||
<title>i386 アーキテクチャでのディスクレイアウト</title>
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||||
<para>PC のディスクは個別の塊に分割することができます.
|
||||
これらの塊は<firstterm>パーティション</firstterm>と呼ばれます.
|
||||
PC では, ディスク 1 台あたり 4 つまでパーティションを作成することができます.
|
||||
これらのパーティションは<firstterm>プライマリパーティション</firstterm>と呼ばれます.
|
||||
この制限を回避し,
|
||||
4 つ以上のパーティションを作成するために<firstterm>拡張パーティション</firstterm>と呼ばれる新しいパーティション形式が作られました.
|
||||
ディスク 1 台につき 1 つだけ拡張パーティションを作成することができます.
|
||||
論理パーティションと呼ばれる特別のパーティションは,
|
||||
この拡張パーティションの内部に作成することができます.</para>
|
||||
<para>PC のディスクは個別の塊に分割することができます。
|
||||
これらの塊は<firstterm>パーティション</firstterm>と呼ばれます。
|
||||
PC では、ディスク 1 台あたり 4 つまでパーティションを作成することができます。
|
||||
これらのパーティションは<firstterm>プライマリパーティション</firstterm>と呼ばれます。
|
||||
この制限を回避し、
|
||||
4 つ以上のパーティションを作成するために<firstterm>拡張パーティション</firstterm>と呼ばれる新しいパーティション形式が作られました。
|
||||
ディスク 1 台につき 1 つだけ拡張パーティションを作成することができます。
|
||||
論理パーティションと呼ばれる特別のパーティションは、
|
||||
この拡張パーティションの内部に作成することができます。</para>
|
||||
|
||||
<para>それぞれのパーティションは,
|
||||
そのパーティションに含まれるデータの形式を示す数字である,
|
||||
<firstterm>パーティション ID</firstterm> を持ちます. FreeBSD
|
||||
パーティションのパーティション ID は <literal>165</literal>です.</para>
|
||||
<para>それぞれのパーティションは、
|
||||
そのパーティションに含まれるデータの形式を示す数字である、
|
||||
<firstterm>パーティション ID</firstterm> を持ちます。FreeBSD
|
||||
パーティションのパーティション ID は <literal>165</literal>です。</para>
|
||||
|
||||
<para>通常, 各オペレーティングシステムは,
|
||||
それぞれ独自の方法で個々のパーティションを識別します. 例えば DOS や
|
||||
Windows などの DOS の子孫は,
|
||||
<para>通常、各オペレーティングシステムは、
|
||||
それぞれ独自の方法で個々のパーティションを識別します。例えば DOS や
|
||||
Windows などの DOS の子孫は、
|
||||
プライマリパーティション及び論理パーティションそれぞれに
|
||||
<devicename>C:</devicename> から始まる
|
||||
<firstterm>ドライブレター</firstterm>を割り当てます.</para>
|
||||
<firstterm>ドライブレター</firstterm>を割り当てます。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD
|
||||
はプライマリパーティションにインストールしなければなりません.
|
||||
FreeBSD はあなたが作成したファイルを含むすべてのデータを,
|
||||
この一つのパーティションに保持することができます.
|
||||
しかし複数のディスクがある場合はそのうちのいくつか, もしくはすべてに,
|
||||
FreeBSD パーティションを作成することもできます.
|
||||
はプライマリパーティションにインストールしなければなりません。
|
||||
FreeBSD はあなたが作成したファイルを含むすべてのデータを、
|
||||
この一つのパーティションに保持することができます。
|
||||
しかし複数のディスクがある場合はそのうちのいくつか、もしくはすべてに、
|
||||
FreeBSD パーティションを作成することもできます。
|
||||
FreeBSD をインストールする時は
|
||||
1 つのパーティションを使用可能にしておかなければなりません.
|
||||
このパーティションは, 新たに用意した空白のパーティションでもいいですし,
|
||||
または無くなっても構わないデータしか入っていない,
|
||||
既存のパーティションでも構いません.</para>
|
||||
1 つのパーティションを使用可能にしておかなければなりません。
|
||||
このパーティションは、新たに用意した空白のパーティションでもいいですし、
|
||||
または無くなっても構わないデータしか入っていない、
|
||||
既存のパーティションでも構いません。</para>
|
||||
|
||||
<para>すべてのディスクで, 既にすべてのパーティションを使用している場合は,
|
||||
<para>すべてのディスクで、既にすべてのパーティションを使用している場合は、
|
||||
他のオペレーティングシステムで提供されているツール
|
||||
(例えば DOS または Windows の <command>fdisk</command>) を使用して,
|
||||
そのうちの 1 つを FreeBSD のために解放しなければなりません.</para>
|
||||
(例えば DOS または Windows の <command>fdisk</command>) を使用して、
|
||||
そのうちの 1 つを FreeBSD のために解放しなければなりません。</para>
|
||||
|
||||
<para>予備のパーティションがある場合にはそれを使うこともできます.
|
||||
しかし, まず始めは
|
||||
1 つまたは複数の既存のパーティションを縮小するということを考えても良いでしょう.</para>
|
||||
<para>予備のパーティションがある場合にはそれを使うこともできます。
|
||||
しかし、まず始めは
|
||||
1 つまたは複数の既存のパーティションを縮小するということを考えても良いでしょう。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD の最小のインストールには, 100MB
|
||||
程度のディスク容量が必要です.
|
||||
しかしこれは<emphasis>非常に</emphasis>小さなインストールであり,
|
||||
自分のファイルを作成するスペースはほとんど残らないでしょう.
|
||||
現実的には, グラフィカルな環境が必要ないのであれば 250MB,
|
||||
<para>FreeBSD の最小のインストールには、100MB
|
||||
程度のディスク容量が必要です。
|
||||
しかしこれは<emphasis>非常に</emphasis>小さなインストールであり、
|
||||
自分のファイルを作成するスペースはほとんど残らないでしょう。
|
||||
現実的には、グラフィカルな環境が必要ないのであれば 250MB,
|
||||
グラフィカルユーザインタフェースを使用するのであれば 350MB
|
||||
以上は必要でしょう.
|
||||
その上, 多くのサードパーティ製ソフトウェアをインストールするならば,
|
||||
さらに多くのスペースが必要になるでしょう.</para>
|
||||
以上は必要でしょう。
|
||||
その上、多くのサードパーティ製ソフトウェアをインストールするならば、
|
||||
さらに多くのスペースが必要になるでしょう。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD のためのスペースを用意する際,
|
||||
パーティションサイズを変更するために,
|
||||
<para>FreeBSD のためのスペースを用意する際、
|
||||
パーティションサイズを変更するために、
|
||||
<application>Partition Magic</application>
|
||||
などの商用ツールを使用することができます. CDROM の
|
||||
などの商用ツールを使用することができます。CDROM の
|
||||
<filename>tools</filename> ディレクトリにはこれと同様のことができる
|
||||
<application>FIPS</application> 及び <application>PResizer</application>
|
||||
という 2 つのフリーソフトウェアツールが含まれています.
|
||||
これらのツールのドキュメントも同じディレクトリにあります.</para>
|
||||
という 2 つのフリーソフトウェアツールが含まれています。
|
||||
これらのツールのドキュメントも同じディレクトリにあります。</para>
|
||||
|
||||
<warning>
|
||||
<para>これらのツールの使用方法を誤ると,
|
||||
ディスク上のデータが消えてしまう可能性があります.
|
||||
使用前には必ずバックアップをとって下さい.</para>
|
||||
<para>これらのツールの使用方法を誤ると、
|
||||
ディスク上のデータが消えてしまう可能性があります。
|
||||
使用前には必ずバックアップをとって下さい。</para>
|
||||
</warning>
|
||||
|
||||
<example>
|
||||
<title>既存のパーティションを変更せずに使用</title>
|
||||
|
||||
<para>既に Windows がインストールされている 4GB のハードディスクが
|
||||
1台接続されており, そのハードディスクは 2つのドライブレター
|
||||
1台接続されており、そのハードディスクは 2つのドライブレター
|
||||
<devicename>C:</devicename> 及び <devicename>D:</devicename>
|
||||
に分割されており, それぞれのサイズが 2GB である PC
|
||||
を使用していると仮定します.
|
||||
またこの時, <devicename>C:</devicename> には 1GB,
|
||||
<devicename>D:</devicename> には 0.5GB のデータがあるとします.</para>
|
||||
に分割されており、それぞれのサイズが 2GB である PC
|
||||
を使用していると仮定します。
|
||||
またこの時、<devicename>C:</devicename> には 1GB,
|
||||
<devicename>D:</devicename> には 0.5GB のデータがあるとします。</para>
|
||||
|
||||
<para>ドライブレター 1つあたり 1つのパーティションですから,
|
||||
<para>ドライブレター 1つあたり 1つのパーティションですから、
|
||||
あなたのディスクには合計で
|
||||
2つのパーティションがあるということを意味します.
|
||||
この場合, <devicename>D:</devicename> にあるデータをすべて
|
||||
<devicename>C:</devicename> にコピーすれば,
|
||||
2 つ目のパーティションを解放し, FreeBSD
|
||||
のために使うことができるでしょう.</para>
|
||||
2つのパーティションがあるということを意味します。
|
||||
この場合、<devicename>D:</devicename> にあるデータをすべて
|
||||
<devicename>C:</devicename> にコピーすれば、
|
||||
2 つ目のパーティションを解放し、FreeBSD
|
||||
のために使うことができるでしょう。</para>
|
||||
</example>
|
||||
|
||||
<example>
|
||||
<title>既存のパーティションを縮小する</title>
|
||||
|
||||
<para>既に Windows がインストールされている 4GB のハードディスクが
|
||||
1 台接続された PC を使用していると仮定します. さらに Windows
|
||||
をインストールする際, 1 つの大きなパーティションを作成し
|
||||
<devicename>C:</devicename> ドライブとして 4GB を割り当てたとします.
|
||||
そして現在 1.5GB 使用しており, FreeBSD で 2GB 使いたいとします.</para>
|
||||
1 台接続された PC を使用していると仮定します。さらに Windows
|
||||
をインストールする際、1 つの大きなパーティションを作成し
|
||||
<devicename>C:</devicename> ドライブとして 4GB を割り当てたとします。
|
||||
そして現在 1.5GB 使用しており、FreeBSD で 2GB 使いたいとします。</para>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD をインストールするためには,
|
||||
<para>FreeBSD をインストールするためには、
|
||||
以下のどちらかを行わなければなりません:</para>
|
||||
|
||||
<orderedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>Windows のデータをバックアップし, インストール時に 2GB
|
||||
のパーティションを作成して再インストールする.</para>
|
||||
<para>Windows のデータをバックアップし、インストール時に 2GB
|
||||
のパーティションを作成して再インストールする。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>先に述べた <application>Partition Magic</application>
|
||||
をはじめとする Windows パーティションを縮小するツールを使用する.
|
||||
をはじめとする Windows パーティションを縮小するツールを使用する。
|
||||
</listitem>
|
||||
</orderedlist>
|
||||
</example>
|
||||
|
@ -344,17 +344,17 @@
|
|||
|
||||
<indexterm><primary>Alpha</primary></indexterm>
|
||||
|
||||
<para>Alpha 上で FreeBSD を使用するためには,
|
||||
FreeBSD 専用のディスクを用意する必要があります. 現在,
|
||||
他のオペレーティングシステムと, ディスクを共有することはできません.
|
||||
あなたの持っている Alpha マシンによりますが, ブートが可能でさえあれば,
|
||||
<para>Alpha 上で FreeBSD を使用するためには、
|
||||
FreeBSD 専用のディスクを用意する必要があります。現在、
|
||||
他のオペレーティングシステムと、ディスクを共有することはできません。
|
||||
あなたの持っている Alpha マシンによりますが、ブートが可能でさえあれば、
|
||||
このディスクは SCSI ディスクでも IDE
|
||||
ディスクでもどちらでもインストール可能です.</para>
|
||||
ディスクでもどちらでもインストール可能です。</para>
|
||||
|
||||
<para>Digital / Compaq のマニュアルの例に従って, SRM
|
||||
の入力を大文字で示します. SRM 自体は大文字小文字を区別しません.</para>
|
||||
<para>Digital / Compaq のマニュアルの例に従って、SRM
|
||||
の入力を大文字で示します。SRM 自体は大文字小文字を区別しません。</para>
|
||||
|
||||
<para>あなたのマシンのディスクの名前や形式を知るためには,
|
||||
<para>あなたのマシンのディスクの名前や形式を知るためには、
|
||||
SRM コンソールプロンプトで <literal>SHOW DEVICE</literal>
|
||||
コマンドを使用して下さい:</para>
|
||||
|
||||
|
@ -368,27 +368,27 @@ pkc0.7.0.1009.0 PKC0 SCSI Bus ID 7 5.27
|
|||
pqa0.0.0.4.0 PQA0 PCI EIDE
|
||||
pqb0.0.1.4.0 PQB0 PCI EIDE</screen>
|
||||
|
||||
<para>この例では Digital Personal Workstation 433au を使用しており,
|
||||
このマシンには 3 台のディスクが接続されていることを示しています.
|
||||
1 つ目は <devicename>DKA0</devicename>と呼ばれる CDROM ドライブで,
|
||||
<para>この例では Digital Personal Workstation 433au を使用しており、
|
||||
このマシンには 3 台のディスクが接続されていることを示しています。
|
||||
1 つ目は <devicename>DKA0</devicename>と呼ばれる CDROM ドライブで、
|
||||
他の 2 つはそれぞれ <devicename>DKC0</devicename>,
|
||||
<devicename>DKC100</devicename> と呼ばれるディスクです.</para>
|
||||
<devicename>DKC100</devicename> と呼ばれるディスクです。</para>
|
||||
|
||||
<para><devicename>DKx</devicename>
|
||||
という形式の名前がついているディスクは SCSI ディスクです.
|
||||
例えば, <devicename>DKA100</devicename> は 1 つ目の SCSI バス (A)
|
||||
に接続された SCSI ID が 1 である SCSI ディスクであるのに対し,
|
||||
という形式の名前がついているディスクは SCSI ディスクです。
|
||||
例えば、<devicename>DKA100</devicename> は 1 つ目の SCSI バス (A)
|
||||
に接続された SCSI ID が 1 である SCSI ディスクであるのに対し、
|
||||
<devicename>DKC300</devicename> は 3 つ目の SCSI バス (C)
|
||||
に接続された SCSI ID が 3 である SCSI ディスクである.
|
||||
に接続された SCSI ID が 3 である SCSI ディスクである。
|
||||
<devicename>PKx</devicename> というデバイス名は SCSI
|
||||
ホストバスアダプタであることを示します.
|
||||
<literal>SHOW DEVICE</literal> コマンドの出力に示されるように,
|
||||
ホストバスアダプタであることを示します。
|
||||
<literal>SHOW DEVICE</literal> コマンドの出力に示されるように、
|
||||
SCSI CDROM ドライブはその他の SCSI
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||||
ハードディスクドライブとして扱われます.</para>
|
||||
ハードディスクドライブとして扱われます。</para>
|
||||
|
||||
<para>IDE コントローラが <devicename>PQx</devicename>である場合,
|
||||
IDE ディスクは, <devicename>DQx</devicename>
|
||||
というような名前を持ちます.</para>
|
||||
<para>IDE コントローラが <devicename>PQx</devicename>である場合、
|
||||
IDE ディスクは、<devicename>DQx</devicename>
|
||||
というような名前を持ちます。</para>
|
||||
|
||||
</sect3>
|
||||
</sect2>
|
||||
|
@ -397,63 +397,63 @@ pqb0.0.1.4.0 PQB0 PCI EIDE</screen>
|
|||
<title>ネットワーク設定の詳細をまとめる</title>
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||||
|
||||
<para>FreeBSD をネットワークを利用してインストールする場合は
|
||||
(例えば FTP サイト, または NFS サーバからインストールする場合),
|
||||
ネットワークの設定を知る必要があります.
|
||||
FreeBSD のインストールを完了するためにネットワークに接続できるよう,
|
||||
インストール中にこれらの情報を入力する必要があります.</para>
|
||||
(例えば FTP サイト、または NFS サーバからインストールする場合),
|
||||
ネットワークの設定を知る必要があります。
|
||||
FreeBSD のインストールを完了するためにネットワークに接続できるよう、
|
||||
インストール中にこれらの情報を入力する必要があります。</para>
|
||||
|
||||
<sect3>
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||||
<title>イーサネットもしくはケーブル / DSL モデムでの接続</title>
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||||
|
||||
<para>イーサネットのネットワークに接続する場合,
|
||||
もしくはケーブル / DSL モデムでインターネットに接続する場合は,
|
||||
<para>イーサネットのネットワークに接続する場合、
|
||||
もしくはケーブル / DSL モデムでインターネットに接続する場合は、
|
||||
次の情報が必要になります:</para>
|
||||
|
||||
<orderedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>IP アドレス.</para>
|
||||
<para>IP アドレス。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>デフォルトゲートウェイの IP アドレス.</para>
|
||||
<para>デフォルトゲートウェイの IP アドレス。</para>
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||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>ホスト名.</para>
|
||||
<para>ホスト名。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>DNS サーバの IP アドレス.</para>
|
||||
<para>DNS サーバの IP アドレス。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</orderedlist>
|
||||
|
||||
<para>これらの情報がわからない場合,
|
||||
システム管理者かプロバイダに問い合わせて下さい.
|
||||
問い合わせると, <firstterm>DHCP</firstterm>
|
||||
を使用して自動的に割り当てていると言われるかもしれません. その場合は
|
||||
DHCP を使用しているということを書き留めておいて下さい.</para>
|
||||
<para>これらの情報がわからない場合、
|
||||
システム管理者かプロバイダに問い合わせて下さい。
|
||||
問い合わせると、<firstterm>DHCP</firstterm>
|
||||
を使用して自動的に割り当てていると言われるかもしれません。その場合は
|
||||
DHCP を使用しているということを書き留めておいて下さい。</para>
|
||||
</sect3>
|
||||
|
||||
<sect3>
|
||||
<title>モデムを使用した接続</title>
|
||||
|
||||
<para>非常に長い時間がかかりますが,
|
||||
通常のモデムを使用したダイアルアップで ISP に接続している場合でも,
|
||||
インターネット経由で FreeBSD をインストールすることができます.</para>
|
||||
<para>非常に長い時間がかかりますが、
|
||||
通常のモデムを使用したダイアルアップで ISP に接続している場合でも、
|
||||
インターネット経由で FreeBSD をインストールすることができます。</para>
|
||||
|
||||
<para>この場合, 以下の内容をあらかじめ確認しておく必要があります:</para>
|
||||
<para>この場合、以下の内容をあらかじめ確認しておく必要があります:</para>
|
||||
|
||||
<orderedlist>
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>ISP にダイアルする際の電話番号.</para>
|
||||
<para>ISP にダイアルする際の電話番号。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>接続に使用する COM: ポート.</para>
|
||||
<para>接続に使用する COM: ポート。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
|
||||
<listitem>
|
||||
<para>ISP のアカウントのユーザ名及びパスワード.</para>
|
||||
<para>ISP のアカウントのユーザ名及びパスワード。</para>
|
||||
</listitem>
|
||||
</orderedlist>
|
||||
</sect3>
|
||||
|
@ -462,85 +462,85 @@ pqb0.0.1.4.0 PQB0 PCI EIDE</screen>
|
|||
<title>FreeBSD Errata の確認</title>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD プロジェクトでは FreeBSD
|
||||
の各リリースができる限り安定するよう努力していますが,
|
||||
時々バグが発生してしまうことがあります. 極まれに,
|
||||
発生したバグによりインストールプロセスに影響を与えることがあります.
|
||||
これらの問題は発見され解決されるとともに, FreeBSD Errata に追加され,
|
||||
FreeBSD のウェブサイトに掲示されます.
|
||||
注意すべき既知の問題が無いことを確かめるために, インストールする前に
|
||||
Errata を確認するべきです.</para>
|
||||
の各リリースができる限り安定するよう努力していますが、
|
||||
時々バグが発生してしまうことがあります。極まれに、
|
||||
発生したバグによりインストールプロセスに影響を与えることがあります。
|
||||
これらの問題は発見され解決されるとともに、FreeBSD Errata に追加され、
|
||||
FreeBSD のウェブサイトに掲示されます。
|
||||
注意すべき既知の問題が無いことを確かめるために、インストールする前に
|
||||
Errata を確認するべきです。</para>
|
||||
|
||||
<para>Errata を含む, すべてのリリースに関する情報は,
|
||||
<para>Errata を含む、すべてのリリースに関する情報は、
|
||||
<ulink
|
||||
url="../../../../index.html">FreeBSD のウェブサイト</ulink>の
|
||||
<ulink
|
||||
url="../../../../releases/index.html">リリース情報</ulink>の項で確認することができます.</para>
|
||||
url="../../../../releases/index.html">リリース情報</ulink>の項で確認することができます。</para>
|
||||
</sect2>
|
||||
|
||||
<sect2 id="install-floppies">
|
||||
<title>ブートディスクの準備</title>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD は, CDROM, DVD, FTP (匿名及び非匿名), NFS, テープ,
|
||||
及び既存の MS-DOS パーティションなど,
|
||||
様々なメディアからインストールすることができます.</para>
|
||||
<para>FreeBSD は、CDROM, DVD, FTP (匿名及び非匿名), NFS, テープ、
|
||||
及び既存の MS-DOS パーティションなど、
|
||||
様々なメディアからインストールすることができます。</para>
|
||||
|
||||
<tip>
|
||||
<para>FreeBSD の CDROM または DVD を持っており, あなたのコンピュータで
|
||||
<para>FreeBSD の CDROM または DVD を持っており、あなたのコンピュータで
|
||||
CDROM 及び DVD からの起動が可能である場合
|
||||
(通常 <quote>Boot Order</quote> または類似の BIOS
|
||||
オプションを指定します), この節を飛ばすことができます.
|
||||
FreeBSD の CDROM と DVD は起動可能であり,
|
||||
オプションを指定します)、この節を飛ばすことができます。
|
||||
FreeBSD の CDROM と DVD は起動可能であり、
|
||||
他の特別な準備をすることなく FreeBSD
|
||||
のインストールすることができるイメージで作成されています.</para>
|
||||
のインストールすることができるイメージで作成されています。</para>
|
||||
</tip>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD のインストールプロセスは, FreeBSD
|
||||
インストーラでコンピュータを起動することから始まります—インストーラは,
|
||||
別のオペレーティングシステムで実行するプログラムではありません.
|
||||
FreeBSD インストーラでコンピュータを起動するためには,
|
||||
まず起動可能なフロッピーディスクを作成し,
|
||||
そこから起動しなければなりません.</para>
|
||||
<para>FreeBSD のインストールプロセスは、FreeBSD
|
||||
インストーラでコンピュータを起動することから始まります—インストーラは、
|
||||
別のオペレーティングシステムで実行するプログラムではありません。
|
||||
FreeBSD インストーラでコンピュータを起動するためには、
|
||||
まず起動可能なフロッピーディスクを作成し、
|
||||
そこから起動しなければなりません。</para>
|
||||
|
||||
<para>CDROM, DVD, あるいは FTP
|
||||
から直接インストールするの<emphasis>ではない</emphasis>場合,
|
||||
から直接インストールするの<emphasis>ではない</emphasis>場合、
|
||||
(MS-DOS パーティションなどの) インストールメディアを FreeBSD
|
||||
をインストールする前に準備しなければなりません.
|
||||
これはやや高度であまり行われない作業であり, <xref
|
||||
linkend="install-diff-media"> で説明されています.
|
||||
このドキュメントは, 独自の FTP サイトを自分のネットワークに設置して,
|
||||
をインストールする前に準備しなければなりません。
|
||||
これはやや高度であまり行われない作業であり、<xref
|
||||
linkend="install-diff-media"> で説明されています。
|
||||
このドキュメントは、独自の FTP サイトを自分のネットワークに設置して、
|
||||
そのコンピュータを FTP
|
||||
インストール元サイトとして利用するというシナリオを含んでいます.</para>
|
||||
インストール元サイトとして利用するというシナリオを含んでいます。</para>
|
||||
|
||||
<para>一般に, 起動フロッピーディスクを作成するためには,
|
||||
<para>一般に、起動フロッピーディスクを作成するためには、
|
||||
次のステップに従って下さい:</para>
|
||||
|
||||
<procedure>
|
||||
<step>
|
||||
<title>起動フロッピーイメージの取得</title>
|
||||
|
||||
<para>起動ディスクは, インストールメディアの floppies
|
||||
ディレクトリから入手することができますし, また FTP サイトの <ulink
|
||||
<para>起動ディスクは、インストールメディアの floppies
|
||||
ディレクトリから入手することができますし、また FTP サイトの <ulink
|
||||
url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/releases/i386/&rel.current;-RELEASE/floppies/">
|
||||
floppies ディレクトリ</ulink>からダウンロードすることもできます.</para>
|
||||
floppies ディレクトリ</ulink>からダウンロードすることもできます。</para>
|
||||
|
||||
<para>フロッピーイメージは <filename>.flp</filename>
|
||||
という拡張子がついています. <filename>floppies/</filename>
|
||||
ディレクトリには複数の異なるイメージがあり, インストールする
|
||||
FreeBSD のバージョンによって,
|
||||
また場合によってはインストールするハードウェアによって,
|
||||
使い分ける必要があります. 多くの場合は,
|
||||
という拡張子がついています。<filename>floppies/</filename>
|
||||
ディレクトリには複数の異なるイメージがあり、インストールする
|
||||
FreeBSD のバージョンによって、
|
||||
また場合によってはインストールするハードウェアによって、
|
||||
使い分ける必要があります。多くの場合は、
|
||||
<filename>kern.flp</filename> と <filename>mfsroot.flp</filename>
|
||||
の 2つのファイルを使用しますが, 確実な情報については
|
||||
の 2つのファイルを使用しますが、確実な情報については
|
||||
同じディレクトリにある <filename>README.TXT</filename>
|
||||
で確認して下さい.</para>
|
||||
で確認して下さい。</para>
|
||||
|
||||
<important>
|
||||
<para>FTP プログラムを使用してこれらのディスクイメージをダウンロードする時は,
|
||||
必ず<emphasis>バイナリモード</emphasis>にして下さい.
|
||||
<para>FTP プログラムを使用してこれらのディスクイメージをダウンロードする時は、
|
||||
必ず<emphasis>バイナリモード</emphasis>にして下さい。
|
||||
Web ブラウザによっては<emphasis>テキスト</emphasis>
|
||||
(または<emphasis>アスキー</emphasis>)
|
||||
モードでダウンロードしてしまうものがあり,
|
||||
ディスクから起動できないときは大抵これが原因です.</para>
|
||||
モードでダウンロードしてしまうものがあり、
|
||||
ディスクから起動できないときは大抵これが原因です。</para>
|
||||
</important>
|
||||
</step>
|
||||
|
||||
|
@ -548,76 +548,76 @@ pqb0.0.1.4.0 PQB0 PCI EIDE</screen>
|
|||
<title>フロッピーディスクの用意</title>
|
||||
|
||||
<para>ダウンロードするイメージファイル 1 つにつき
|
||||
1 枚のフロッピーディスクを用意する必要があります.
|
||||
これらのディスクに欠陥があってはいけません.
|
||||
これを確認する最も簡単な方法は,
|
||||
自分自身でフォーマットしてみることです.
|
||||
フォーマットする前のフロッピーを信用してはいけません.</para>
|
||||
1 枚のフロッピーディスクを用意する必要があります。
|
||||
これらのディスクに欠陥があってはいけません。
|
||||
これを確認する最も簡単な方法は、
|
||||
自分自身でフォーマットしてみることです。
|
||||
フォーマットする前のフロッピーを信用してはいけません。</para>
|
||||
|
||||
<important>
|
||||
<para>FreeBSD をインストールしようとした時に,
|
||||
インストールプログラムがクラッシュしたりフリーズしたり,
|
||||
おかしな動作をした時,
|
||||
まずはじめに疑うべきもののうちの 1 つはフロッピーです.
|
||||
フロッピーイメージを他のディスクに書き込んで,
|
||||
もう一度試してみて下さい.</para>
|
||||
<para>FreeBSD をインストールしようとした時に、
|
||||
インストールプログラムがクラッシュしたりフリーズしたり、
|
||||
おかしな動作をした時、
|
||||
まずはじめに疑うべきもののうちの 1 つはフロッピーです。
|
||||
フロッピーイメージを他のディスクに書き込んで、
|
||||
もう一度試してみて下さい。</para>
|
||||
</important>
|
||||
</step>
|
||||
|
||||
<step>
|
||||
<title>フロッピーディスクへイメージファイルを書き込む.</title>
|
||||
<title>フロッピーディスクへイメージファイルを書き込む。</title>
|
||||
|
||||
<para><filename>.flp</filename> ファイルは,
|
||||
いつも行われているようにディスクにコピーされるような,
|
||||
通常のファイルでは<emphasis>ありません</emphasis>.
|
||||
そうではなく, ディスクの完全な内容のイメージです.
|
||||
したがってファイルを書き込むのに, DOS の <command>copy</command>
|
||||
のようなコマンドを利用することは<emphasis>できません</emphasis>.
|
||||
そのかわりに,
|
||||
イメージを直接ディスクに書き込む特別なツールを使用する必要があります.</para>
|
||||
<para><filename>.flp</filename> ファイルは、
|
||||
いつも行われているようにディスクにコピーされるような、
|
||||
通常のファイルでは<emphasis>ありません</emphasis>。
|
||||
そうではなく、ディスクの完全な内容のイメージです。
|
||||
したがってファイルを書き込むのに、DOS の <command>copy</command>
|
||||
のようなコマンドを利用することは<emphasis>できません</emphasis>。
|
||||
そのかわりに、
|
||||
イメージを直接ディスクに書き込む特別なツールを使用する必要があります。</para>
|
||||
|
||||
<indexterm><primary>DOS</primary></indexterm>
|
||||
<para>DOS/Windows
|
||||
が動作しているコンピュータでフロッピーを作成する場合は,
|
||||
が動作しているコンピュータでフロッピーを作成する場合は、
|
||||
私たちが用意した <command>fdimage</command>
|
||||
というツールを使用することができます.</para>
|
||||
というツールを使用することができます。</para>
|
||||
|
||||
<para>CDROM に入っている フロッピーイメージを使おうとしており,
|
||||
この時 CDROM が <devicename>E:</devicename> ドライブであった場合,
|
||||
<para>CDROM に入っている フロッピーイメージを使おうとしており、
|
||||
この時 CDROM が <devicename>E:</devicename> ドライブであった場合、
|
||||
次のように実行します:</para>
|
||||
|
||||
<screen><prompt>E:\></prompt> <userinput>tools\fdimage floppies\kern.flp A:</userinput></screen>
|
||||
|
||||
<para>毎回フロッピーディスクを入れ換え,
|
||||
ディスクにコピーしたファイルの名前を示すラベルを付けながら,
|
||||
<para>毎回フロッピーディスクを入れ換え、
|
||||
ディスクにコピーしたファイルの名前を示すラベルを付けながら、
|
||||
それぞれの <filename>.flp</filename>
|
||||
ファイルに対してこのコマンドを繰り返します.
|
||||
<filename>.flp</filename> ファイルを置いた場所に応じて,
|
||||
コマンドラインを変更して下さい.
|
||||
CDROM を持っていない場合, <command>fdimage</command> は FreeBSD の
|
||||
ファイルに対してこのコマンドを繰り返します。
|
||||
<filename>.flp</filename> ファイルを置いた場所に応じて、
|
||||
コマンドラインを変更して下さい。
|
||||
CDROM を持っていない場合、<command>fdimage</command> は FreeBSD の
|
||||
FTP サイトの <ulink
|
||||
url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/tools/"><filename>tools</filename>
|
||||
ディレクトリ</ulink>からダウンロードすることができます.</para>
|
||||
ディレクトリ</ulink>からダウンロードすることができます。</para>
|
||||
|
||||
<para>(別の FreeBSD システムのような) UNIX
|
||||
システム上でフロッピーへの書き込みを行う場合は,
|
||||
システム上でフロッピーへの書き込みを行う場合は、
|
||||
イメージファイルを直接ディスクに書き込むために &man.dd.1;
|
||||
コマンドを使うことができます. FreeBSD 上では,
|
||||
コマンドを使うことができます。FreeBSD 上では、
|
||||
次のように実行します:</para>
|
||||
|
||||
<screen>&prompt.root; <userinput>dd if=kern.flp of=/dev/fd0</userinput></screen>
|
||||
|
||||
<para>FreeBSD においては, <filename>/dev/fd0</filename> が
|
||||
<para>FreeBSD においては、<filename>/dev/fd0</filename> が
|
||||
1 台目のフロッピーディスクドライブ (<devicename>A:</devicename>
|
||||
ドライブ) を表します. 同様に <filename>/dev/fd1</filename>
|
||||
は <devicename>B:</devicename> ドライブを表します.
|
||||
他の UNIX の変形では,
|
||||
フロッピーディスクデバイスには別の名前がついているかもしれないので,
|
||||
必要に応じてそのシステムのドキュメントを確認して下さい.</para>
|
||||
ドライブ) を表します。同様に <filename>/dev/fd1</filename>
|
||||
は <devicename>B:</devicename> ドライブを表します。
|
||||
他の UNIX の変形では、
|
||||
フロッピーディスクデバイスには別の名前がついているかもしれないので、
|
||||
必要に応じてそのシステムのドキュメントを確認して下さい。</para>
|
||||
</step>
|
||||
</procedure>
|
||||
|
||||
<para>これで FreeBSD をインストールする用意ができました.</para>
|
||||
<para>これで FreeBSD をインストールする用意ができました。</para>
|
||||
</sect2>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
|
@ -4687,22 +4687,22 @@ Please press any key to reboot.</screen>
|
|||
<title>サポートされているハードウェア</title>
|
||||
|
||||
<indexterm><primary>ハードウェア</primary></indexterm>
|
||||
<para>現在 FreeBSD は, ISA, VLB, EISA, PCI バスを搭載した
|
||||
Intel 社, AMD 社, NexGen 社の <quote>x86</quote> プロセッサ
|
||||
の PC で動作するのに加えて, Compaq 社の Alpha プロセッサを基本とした
|
||||
多数のコンピュータで動作します.
|
||||
一般的な IDE, ESDI ドライブコンフィギュレーション, さまざまな SCSI
|
||||
コントローラ, PCMCIA カード, USB デバイス, ネットワークカードや
|
||||
シリアルカードにも対応しています. FreeBSD は IBM の
|
||||
マイクロチャネル (MCA) バスもまたサポートしています.</para>
|
||||
<para>現在 FreeBSD は、ISA, VLB, EISA, PCI バスを搭載した
|
||||
Intel 社、AMD 社、NexGen 社の <quote>x86</quote> プロセッサ
|
||||
の PC で動作するのに加えて、Compaq 社の Alpha プロセッサを基本とした
|
||||
多数のコンピュータで動作します。
|
||||
一般的な IDE, ESDI ドライブコンフィギュレーション、さまざまな SCSI
|
||||
コントローラ、PCMCIA カード、USB デバイス、ネットワークカードや
|
||||
シリアルカードにも対応しています。FreeBSD は IBM の
|
||||
マイクロチャネル (MCA) バスもまたサポートしています。</para>
|
||||
|
||||
<para>サポートされるハードウェアのリストは FreeBSD のリリースと一緒に
|
||||
FreeBSD ハードウェアノートとして提供されます.
|
||||
FreeBSD ハードウェアノートとして提供されます。
|
||||
このドキュメントは通常 CDROM や FTP 配布の一番上のディレクトリや
|
||||
sysinstall のドキュメントメニューにある
|
||||
<filename>HARDWARE.TXT</filename> という名のファイルで見ることができます.
|
||||
<filename>HARDWARE.TXT</filename> という名のファイルで見ることができます。
|
||||
アーキテクチャごとに用意されるそのリストは FreeBSD
|
||||
の各リリースでどのようなハードウェア装置がサポートされるかがわかります.</para>
|
||||
の各リリースでどのようなハードウェア装置がサポートされるかがわかります。</para>
|
||||
</sect1>
|
||||
|
||||
<sect1 id="install-trouble">
|
||||
|
@ -4779,7 +4779,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
|
|||
|
||||
<para>カーネルをハードウェアの設定にあわせた後、<command>Q</command>
|
||||
と叩くことで、新しい設定で起動します。
|
||||
インストールが終了すると, コンフィグレーションモードで変更した設定は保存されますので、
|
||||
インストールが終了すると、コンフィグレーションモードで変更した設定は保存されますので、
|
||||
起動するたびに毎回設定する必要はありません。
|
||||
ただ、そのうちに<link linkend="kernelconfig">カスタムカーネル</link>
|
||||
を作りたくなるでしょう。</para>
|
||||
|
@ -4834,7 +4834,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
|
|||
このアプリケーションは <application>FIPS</application> よりも優れた機能を持っていて、
|
||||
あなたが(私のように)よくオペレーティングシステムを追加したり、
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削除したりしようとしているのであれば、強く推奨します。
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しかし, このアプリケーションはお金がかかりますし、
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しかし、このアプリケーションはお金がかかりますし、
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あなたが FreeBSD を一度インストールして、そのまま使用しようと考えているのであれば、
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<application>FIPS</application> がもっともよいでしょう。</para>
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</answer>
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@ -4872,7 +4872,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
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<devicename>E:</devicename> ドライブは <filename>/dev/da0s6</filename>
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などといったように、その他の<quote>スライス</quote>の終わりに配置されます。
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これはもちろん、拡張パーティションが SCSI のドライブ 0 にある場合の例です。
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IDE ドライブでは, <filename>da</filename> の代わりに、
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IDE ドライブでは、<filename>da</filename> の代わりに、
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4.0-RELEASE およびそれ以降の場合は <filename>ad</filename> を、
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それ以前のバージョンでは <filename>wd</filename> を使用してください。
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それ以外の点では、拡張パーティションをマウントする際も、
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@ -4910,7 +4910,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
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<qandaentry>
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<question>
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<para>助けて! FreeBSD をインストールする容量がありません!
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まずはじめに, すべてを消去しなければいけないのですか?</para>
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まずはじめに、すべてを消去しなければいけないのですか?</para>
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</question>
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<answer>
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@ -4989,7 +4989,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
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<para>したがって DOS の <command>copy</command> のようなコマンドを利用して、
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ファイルを書き込むことは<emphasis>できません</emphasis>。
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これには, イメージを直接ディスクに書き込む特別なツールを使用する必要があります。</para>
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これには、イメージを直接ディスクに書き込む特別なツールを使用する必要があります。</para>
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<indexterm>
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<primary><command>fdimage</command></primary>
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@ -5019,7 +5019,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
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一台目のフロッピーディスク (<devicename>A:</devicename> ドライブ) を表し、
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<filename>/dev/fd1</filename> は同様に、二台目のフロッピーディスク
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(<devicename>B:</devicename> ドライブ) を表します。
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他の異なる Unix では, フロッピーディスクのデバイスに別の名前が使われているかもしれません。
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他の異なる Unix では、フロッピーディスクのデバイスに別の名前が使われているかもしれません。
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必要に応じて、それぞれのシステムに付属する文章を参照する必要があるでしょう。</para>
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</step>
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