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Ryusuke SUZUKI 2010-09-06 15:33:15 +00:00
parent 194e43fa01
commit 846e1b6ccc
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=36394

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@ -12,7 +12,7 @@
<author> <author>
<firstname>Jim</firstname> <firstname>Jim</firstname>
<surname>Mock</surname> <surname>Mock</surname>
<contrib>再構成, 部分的に書き直し</contrib> <contrib>再構成部分的に書き直し</contrib>
</author> </author>
</authorgroup> </authorgroup>
@ -20,7 +20,7 @@
<author> <author>
<firstname>Randy</firstname> <firstname>Randy</firstname>
<surname>Pratt</surname> <surname>Pratt</surname>
<contrib>Sysinstall について, ウォークスルー, スクリーンショット, <contrib>Sysinstall について、ウォークスルー、スクリーンショット、
及びその他原稿 </contrib> 及びその他原稿 </contrib>
</author> </author>
</authorgroup> </authorgroup>
@ -34,53 +34,53 @@
<indexterm><primary>installation</primary></indexterm> <indexterm><primary>installation</primary></indexterm>
<para>FreeBSD では, <application>Sysinstall</application> <para>FreeBSD では<application>Sysinstall</application>
と呼ばれるテキストベースの使いやすいインストールプログラムが用意されています. と呼ばれるテキストベースの使いやすいインストールプログラムが用意されています
これは標準のインストールプログラムですが, これは標準のインストールプログラムですが
各ベンダーは独自のインストール用プログラムを用意することもできます. 各ベンダーは独自のインストール用プログラムを用意することもできます
この章では, FreeBSD をインストールする際に この章ではFreeBSD をインストールする際に
<application>Sysinstall</application> <application>Sysinstall</application>
をどのように使えばよいかを説明しています.</para> をどのように使えばよいかを説明しています</para>
<para>この章を読めば, 次のことがわかるでしょう:</para> <para>この章を読めば次のことがわかるでしょう:</para>
<itemizedlist> <itemizedlist>
<listitem> <listitem>
<para>FreeBSD インストールディスクの作り方.</para> <para>FreeBSD インストールディスクの作り方</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>FreeBSD がハードディスクをどのように参照するか, <para>FreeBSD がハードディスクをどのように参照するか
またどのように分割するか.</para> またどのように分割するか</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para><application>Sysinstall</application> <para><application>Sysinstall</application>
をどのように起動するか.</para> をどのように起動するか</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para><application>Sysinstall</application> <para><application>Sysinstall</application>
が聞いてくる質問がどのような意味であり, が聞いてくる質問がどのような意味であり
またどのように答えれば良いか.</para> またどのように答えれば良いか</para>
</listitem> </listitem>
</itemizedlist> </itemizedlist>
<para>この章を読む前に, 以下のことを確認して下さい:</para> <para>この章を読む前に以下のことを確認して下さい:</para>
<itemizedlist> <itemizedlist>
<listitem> <listitem>
<para>インストールしようとするバージョンの FreeBSD <para>インストールしようとするバージョンの FreeBSD
に付属しているサポートハードウェア一覧を読んで, に付属しているサポートハードウェア一覧を読んで
あなたの使っているハードウェアがサポートされているかどうか確認して下さい.</para> あなたの使っているハードウェアがサポートされているかどうか確認して下さい</para>
</listitem> </listitem>
</itemizedlist> </itemizedlist>
<note> <note>
<para>通常, これらのインストール説明書は i386 (<quote>PC 互換</quote>) <para>通常これらのインストール説明書は i386 (<quote>PC 互換</quote>)
アーキテクチャのコンピュータを対象にしています. アーキテクチャのコンピュータを対象にしています
他のプラットフォーム (例えば Alpha) 他のプラットフォーム (例えば Alpha)
に特有の説明については明記されています.</para> に特有の説明については明記されています</para>
</note> </note>
</sect1> </sect1>
@ -90,26 +90,26 @@
<sect2 id="install-inventory"> <sect2 id="install-inventory">
<title>あなたのコンピュータの部品一覧を作る(Inventory)</title> <title>あなたのコンピュータの部品一覧を作る(Inventory)</title>
<para>FreeBSDをインストールする前に, <para>FreeBSDをインストールする前に
あなたのコンピュータで使用している部品の一覧を作っておいたほうがいいでしょう. あなたのコンピュータで使用している部品の一覧を作っておいたほうがいいでしょう
FreeBSD のインストールルーチンは, 部品 (ハードディスク, FreeBSD のインストールルーチンは、部品 (ハードディスク、
ネットワークカード, CDROM ドライブなど) ネットワークカードCDROM ドライブなど)
のモデル番号とメーカーを表示し, のモデル番号とメーカーを表示し
さらにこれらのデバイスについて, 使用する IRQ, IO さらにこれらのデバイスについて使用する IRQ, IO
ポートまで含めて正しい設定を認識しようと試みます. しかし, PC ポートまで含めて正しい設定を認識しようと試みます。しかし、PC
ハードウェアによっては, この過程は完全には成功せず, FreeBSD ハードウェアによっては、この過程は完全には成功せず、FreeBSD
が認識した設定を修正しなければならないこともあります.</para> が認識した設定を修正しなければならないこともあります</para>
<para>Windows や Linux などの, <para>Windows や Linux などの
他のオペレーティングシステムが既にインストールされている場合, 他のオペレーティングシステムが既にインストールされている場合
それらのオペレーティングシステムでのあなたのハードウェアの設定を参考にすると良いでしょう. それらのオペレーティングシステムでのあなたのハードウェアの設定を参考にすると良いでしょう
拡張カードなどの設定がよく分からない場合は, 拡張カードなどの設定がよく分からない場合は
カード上の印刷を見ることで分かることもあります. カード上の印刷を見ることで分かることもあります
よく使われる IRQ は 3, 5, 7 で, IO ポートアドレスは通常 0x330 のような よく使われる IRQ は 3, 5, 7 でIO ポートアドレスは通常 0x330 のような
16進数で書かれています.</para> 16進数で書かれています</para>
<para>FreeBSD をインストールする前に, <para>FreeBSD をインストールする前に
この情報を印刷するか書き留めておくかすることを勧めます. この情報を印刷するか書き留めておくかすることを勧めます
例えば次のような表です:</para> 例えば次のような表です:</para>
<table pgwide="1" frame="none"> <table pgwide="1" frame="none">
@ -136,7 +136,7 @@
<entry>N/A</entry> <entry>N/A</entry>
<entry>4GB, Seagate 製, プライマリ IDE マスター</entry> <entry>4GB, Seagate 製プライマリ IDE マスター</entry>
</row> </row>
<row> <row>
@ -156,7 +156,7 @@
<entry>N/A</entry> <entry>N/A</entry>
<entry>2GB, IBM 製, セカンダリ IDE マスター</entry> <entry>2GB, IBM 製セカンダリ IDE マスター</entry>
</row> </row>
<row> <row>
@ -186,7 +186,7 @@
<entry>N/A</entry> <entry>N/A</entry>
<entry>3Com 56K ファックスモデム, COM1 に接続:</entry> <entry>3Com 56K ファックスモデムCOM1 に接続:</entry>
</row> </row>
<row> <row>
@ -201,138 +201,138 @@
<title>データのバックアップ</title> <title>データのバックアップ</title>
<para>FreeBSD <para>FreeBSD
をインストールするコンピュータに価値のあるデータが入っている場合, をインストールするコンピュータに価値のあるデータが入っている場合
確実にバックアップをとり, 確実にバックアップをとり
さらに正しくバックアップがとれていることを確認して下さい. FreeBSD さらに正しくバックアップがとれていることを確認して下さいFreeBSD
のインストールルーチンは, ハードディスクに実際に書き込む前に何回か確認を求めますが, のインストールルーチンは、ハードディスクに実際に書き込む前に何回か確認を求めますが、
一度実際に書き込む作業が始まってしまうと, 一度実際に書き込む作業が始まってしまうと
もう元に戻すことはできません.</para> もう元に戻すことはできません</para>
</sect2> </sect2>
<sect2 id="install-where"> <sect2 id="install-where">
<title>FreeBSD をインストールする場所の決定</title> <title>FreeBSD をインストールする場所の決定</title>
<para>FreeBSD を, ハードディスクすべてを使ってインストールする場合は, <para>FreeBSD を、ハードディスクすべてを使ってインストールする場合は、
この時点で確認しなければならないことは何もありません &mdash; この時点で確認しなければならないことは何もありません &mdash;
この節を飛ばすことができます.</para> この節を飛ばすことができます</para>
<para>しかし FreeBSD <para>しかし FreeBSD
を他のオペレーティングシステムと共存させる必要がある場合は, を他のオペレーティングシステムと共存させる必要がある場合は
データがディスクにどのように配置されており, データがディスクにどのように配置されており
それがどのように影響するかを大まかに理解する必要があります.</para> それがどのように影響するかを大まかに理解する必要があります</para>
<sect3 id="install-where-i386"> <sect3 id="install-where-i386">
<title>i386 アーキテクチャでのディスクレイアウト</title> <title>i386 アーキテクチャでのディスクレイアウト</title>
<para>PC のディスクは個別の塊に分割することができます. <para>PC のディスクは個別の塊に分割することができます
これらの塊は<firstterm>パーティション</firstterm>と呼ばれます. これらの塊は<firstterm>パーティション</firstterm>と呼ばれます
PC では, ディスク 1 台あたり 4 つまでパーティションを作成することができます. PC では、ディスク 1 台あたり 4 つまでパーティションを作成することができます。
これらのパーティションは<firstterm>プライマリパーティション</firstterm>と呼ばれます. これらのパーティションは<firstterm>プライマリパーティション</firstterm>と呼ばれます
この制限を回避し, この制限を回避し
4 つ以上のパーティションを作成するために<firstterm>拡張パーティション</firstterm>と呼ばれる新しいパーティション形式が作られました. 4 つ以上のパーティションを作成するために<firstterm>拡張パーティション</firstterm>と呼ばれる新しいパーティション形式が作られました
ディスク 1 台につき 1 つだけ拡張パーティションを作成することができます. ディスク 1 台につき 1 つだけ拡張パーティションを作成することができます
論理パーティションと呼ばれる特別のパーティションは, 論理パーティションと呼ばれる特別のパーティションは
この拡張パーティションの内部に作成することができます.</para> この拡張パーティションの内部に作成することができます</para>
<para>それぞれのパーティションは, <para>それぞれのパーティションは
そのパーティションに含まれるデータの形式を示す数字である, そのパーティションに含まれるデータの形式を示す数字である
<firstterm>パーティション ID</firstterm> を持ちます. FreeBSD <firstterm>パーティション ID</firstterm> を持ちますFreeBSD
パーティションのパーティション ID は <literal>165</literal>です.</para> パーティションのパーティション ID は <literal>165</literal>です</para>
<para>通常, 各オペレーティングシステムは, <para>通常、各オペレーティングシステムは、
それぞれ独自の方法で個々のパーティションを識別します. 例えば DOS や それぞれ独自の方法で個々のパーティションを識別します例えば DOS や
Windows などの DOS の子孫は, Windows などの DOS の子孫は
プライマリパーティション及び論理パーティションそれぞれに プライマリパーティション及び論理パーティションそれぞれに
<devicename>C:</devicename> から始まる <devicename>C:</devicename> から始まる
<firstterm>ドライブレター</firstterm>を割り当てます.</para> <firstterm>ドライブレター</firstterm>を割り当てます</para>
<para>FreeBSD <para>FreeBSD
はプライマリパーティションにインストールしなければなりません. はプライマリパーティションにインストールしなければなりません
FreeBSD はあなたが作成したファイルを含むすべてのデータを, FreeBSD はあなたが作成したファイルを含むすべてのデータを
この一つのパーティションに保持することができます. この一つのパーティションに保持することができます
しかし複数のディスクがある場合はそのうちのいくつか, もしくはすべてに, しかし複数のディスクがある場合はそのうちのいくつか、もしくはすべてに、
FreeBSD パーティションを作成することもできます. FreeBSD パーティションを作成することもできます
FreeBSD をインストールする時は FreeBSD をインストールする時は
1 つのパーティションを使用可能にしておかなければなりません. 1 つのパーティションを使用可能にしておかなければなりません
このパーティションは, 新たに用意した空白のパーティションでもいいですし, このパーティションは、新たに用意した空白のパーティションでもいいですし、
または無くなっても構わないデータしか入っていない, または無くなっても構わないデータしか入っていない
既存のパーティションでも構いません.</para> 既存のパーティションでも構いません</para>
<para>すべてのディスクで, 既にすべてのパーティションを使用している場合は, <para>すべてのディスクで、既にすべてのパーティションを使用している場合は、
他のオペレーティングシステムで提供されているツール 他のオペレーティングシステムで提供されているツール
(例えば DOS または Windows の <command>fdisk</command>) を使用して, (例えば DOS または Windows の <command>fdisk</command>) を使用して
そのうちの 1 つを FreeBSD のために解放しなければなりません.</para> そのうちの 1 つを FreeBSD のために解放しなければなりません</para>
<para>予備のパーティションがある場合にはそれを使うこともできます. <para>予備のパーティションがある場合にはそれを使うこともできます
しかし, まず始めは しかしまず始めは
1 つまたは複数の既存のパーティションを縮小するということを考えても良いでしょう.</para> 1 つまたは複数の既存のパーティションを縮小するということを考えても良いでしょう</para>
<para>FreeBSD の最小のインストールには, 100MB <para>FreeBSD の最小のインストールには100MB
程度のディスク容量が必要です. 程度のディスク容量が必要です
しかしこれは<emphasis>非常に</emphasis>小さなインストールであり, しかしこれは<emphasis>非常に</emphasis>小さなインストールであり
自分のファイルを作成するスペースはほとんど残らないでしょう. 自分のファイルを作成するスペースはほとんど残らないでしょう
現実的には, グラフィカルな環境が必要ないのであれば 250MB, 現実的にはグラフィカルな環境が必要ないのであれば 250MB,
グラフィカルユーザインタフェースを使用するのであれば 350MB グラフィカルユーザインタフェースを使用するのであれば 350MB
以上は必要でしょう. 以上は必要でしょう
その上, 多くのサードパーティ製ソフトウェアをインストールするならば, その上、多くのサードパーティ製ソフトウェアをインストールするならば、
さらに多くのスペースが必要になるでしょう.</para> さらに多くのスペースが必要になるでしょう</para>
<para>FreeBSD のためのスペースを用意する際, <para>FreeBSD のためのスペースを用意する際
パーティションサイズを変更するために, パーティションサイズを変更するために
<application>Partition Magic</application> <application>Partition Magic</application>
などの商用ツールを使用することができます. CDROM の などの商用ツールを使用することができますCDROM の
<filename>tools</filename> ディレクトリにはこれと同様のことができる <filename>tools</filename> ディレクトリにはこれと同様のことができる
<application>FIPS</application> 及び <application>PResizer</application> <application>FIPS</application> 及び <application>PResizer</application>
という 2 つのフリーソフトウェアツールが含まれています. という 2 つのフリーソフトウェアツールが含まれています
これらのツールのドキュメントも同じディレクトリにあります.</para> これらのツールのドキュメントも同じディレクトリにあります</para>
<warning> <warning>
<para>これらのツールの使用方法を誤ると, <para>これらのツールの使用方法を誤ると
ディスク上のデータが消えてしまう可能性があります. ディスク上のデータが消えてしまう可能性があります
使用前には必ずバックアップをとって下さい.</para> 使用前には必ずバックアップをとって下さい</para>
</warning> </warning>
<example> <example>
<title>既存のパーティションを変更せずに使用</title> <title>既存のパーティションを変更せずに使用</title>
<para>既に Windows がインストールされている 4GB のハードディスクが <para>既に Windows がインストールされている 4GB のハードディスクが
1台接続されており, そのハードディスクは 2つのドライブレター 1台接続されておりそのハードディスクは 2つのドライブレター
<devicename>C:</devicename> 及び <devicename>D:</devicename> <devicename>C:</devicename> 及び <devicename>D:</devicename>
に分割されており, それぞれのサイズが 2GB である PC に分割されておりそれぞれのサイズが 2GB である PC
を使用していると仮定します. を使用していると仮定します
またこの時, <devicename>C:</devicename> には 1GB, またこの時<devicename>C:</devicename> には 1GB,
<devicename>D:</devicename> には 0.5GB のデータがあるとします.</para> <devicename>D:</devicename> には 0.5GB のデータがあるとします</para>
<para>ドライブレター 1つあたり 1つのパーティションですから, <para>ドライブレター 1つあたり 1つのパーティションですから
あなたのディスクには合計で あなたのディスクには合計で
2つのパーティションがあるということを意味します. 2つのパーティションがあるということを意味します
この場合, <devicename>D:</devicename> にあるデータをすべて この場合<devicename>D:</devicename> にあるデータをすべて
<devicename>C:</devicename> にコピーすれば, <devicename>C:</devicename> にコピーすれば
2 つ目のパーティションを解放し, FreeBSD 2 つ目のパーティションを解放しFreeBSD
のために使うことができるでしょう.</para> のために使うことができるでしょう</para>
</example> </example>
<example> <example>
<title>既存のパーティションを縮小する</title> <title>既存のパーティションを縮小する</title>
<para>既に Windows がインストールされている 4GB のハードディスクが <para>既に Windows がインストールされている 4GB のハードディスクが
1 台接続された PC を使用していると仮定します. さらに Windows 1 台接続された PC を使用していると仮定しますさらに Windows
をインストールする際, 1 つの大きなパーティションを作成し をインストールする際1 つの大きなパーティションを作成し
<devicename>C:</devicename> ドライブとして 4GB を割り当てたとします. <devicename>C:</devicename> ドライブとして 4GB を割り当てたとします
そして現在 1.5GB 使用しており, FreeBSD で 2GB 使いたいとします.</para> そして現在 1.5GB 使用しており、FreeBSD で 2GB 使いたいとします。</para>
<para>FreeBSD をインストールするためには, <para>FreeBSD をインストールするためには
以下のどちらかを行わなければなりません:</para> 以下のどちらかを行わなければなりません:</para>
<orderedlist> <orderedlist>
<listitem> <listitem>
<para>Windows のデータをバックアップし, インストール時に 2GB <para>Windows のデータをバックアップしインストール時に 2GB
のパーティションを作成して再インストールする.</para> のパーティションを作成して再インストールする</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>先に述べた <application>Partition Magic</application> <para>先に述べた <application>Partition Magic</application>
をはじめとする Windows パーティションを縮小するツールを使用する. をはじめとする Windows パーティションを縮小するツールを使用する
</listitem> </listitem>
</orderedlist> </orderedlist>
</example> </example>
@ -344,17 +344,17 @@
<indexterm><primary>Alpha</primary></indexterm> <indexterm><primary>Alpha</primary></indexterm>
<para>Alpha 上で FreeBSD を使用するためには, <para>Alpha 上で FreeBSD を使用するためには
FreeBSD 専用のディスクを用意する必要があります. 現在, FreeBSD 専用のディスクを用意する必要があります。現在、
他のオペレーティングシステムと, ディスクを共有することはできません. 他のオペレーティングシステムと、ディスクを共有することはできません。
あなたの持っている Alpha マシンによりますが, ブートが可能でさえあれば, あなたの持っている Alpha マシンによりますが、ブートが可能でさえあれば、
このディスクは SCSI ディスクでも IDE このディスクは SCSI ディスクでも IDE
ディスクでもどちらでもインストール可能です.</para> ディスクでもどちらでもインストール可能です</para>
<para>Digital / Compaq のマニュアルの例に従って, SRM <para>Digital / Compaq のマニュアルの例に従ってSRM
の入力を大文字で示します. SRM 自体は大文字小文字を区別しません.</para> の入力を大文字で示します。SRM 自体は大文字小文字を区別しません。</para>
<para>あなたのマシンのディスクの名前や形式を知るためには, <para>あなたのマシンのディスクの名前や形式を知るためには
SRM コンソールプロンプトで <literal>SHOW DEVICE</literal> SRM コンソールプロンプトで <literal>SHOW DEVICE</literal>
コマンドを使用して下さい:</para> コマンドを使用して下さい:</para>
@ -368,27 +368,27 @@ pkc0.7.0.1009.0 PKC0 SCSI Bus ID 7 5.27
pqa0.0.0.4.0 PQA0 PCI EIDE pqa0.0.0.4.0 PQA0 PCI EIDE
pqb0.0.1.4.0 PQB0 PCI EIDE</screen> pqb0.0.1.4.0 PQB0 PCI EIDE</screen>
<para>この例では Digital Personal Workstation 433au を使用しており, <para>この例では Digital Personal Workstation 433au を使用しており
このマシンには 3 台のディスクが接続されていることを示しています. このマシンには 3 台のディスクが接続されていることを示しています
1 つ目は <devicename>DKA0</devicename>と呼ばれる CDROM ドライブで, 1 つ目は <devicename>DKA0</devicename>と呼ばれる CDROM ドライブで
他の 2 つはそれぞれ <devicename>DKC0</devicename>, 他の 2 つはそれぞれ <devicename>DKC0</devicename>,
<devicename>DKC100</devicename> と呼ばれるディスクです.</para> <devicename>DKC100</devicename> と呼ばれるディスクです</para>
<para><devicename>DKx</devicename> <para><devicename>DKx</devicename>
という形式の名前がついているディスクは SCSI ディスクです. という形式の名前がついているディスクは SCSI ディスクです
例えば, <devicename>DKA100</devicename> は 1 つ目の SCSI バス (A) 例えば<devicename>DKA100</devicename> は 1 つ目の SCSI バス (A)
に接続された SCSI ID が 1 である SCSI ディスクであるのに対し, に接続された SCSI ID が 1 である SCSI ディスクであるのに対し
<devicename>DKC300</devicename> は 3 つ目の SCSI バス (C) <devicename>DKC300</devicename> は 3 つ目の SCSI バス (C)
に接続された SCSI ID が 3 である SCSI ディスクである. に接続された SCSI ID が 3 である SCSI ディスクである
<devicename>PKx</devicename> というデバイス名は SCSI <devicename>PKx</devicename> というデバイス名は SCSI
ホストバスアダプタであることを示します. ホストバスアダプタであることを示します
<literal>SHOW DEVICE</literal> コマンドの出力に示されるように, <literal>SHOW DEVICE</literal> コマンドの出力に示されるように
SCSI CDROM ドライブはその他の SCSI SCSI CDROM ドライブはその他の SCSI
ハードディスクドライブとして扱われます.</para> ハードディスクドライブとして扱われます</para>
<para>IDE コントローラが <devicename>PQx</devicename>である場合, <para>IDE コントローラが <devicename>PQx</devicename>である場合
IDE ディスクは, <devicename>DQx</devicename> IDE ディスクは<devicename>DQx</devicename>
というような名前を持ちます.</para> というような名前を持ちます</para>
</sect3> </sect3>
</sect2> </sect2>
@ -397,63 +397,63 @@ pqb0.0.1.4.0 PQB0 PCI EIDE</screen>
<title>ネットワーク設定の詳細をまとめる</title> <title>ネットワーク設定の詳細をまとめる</title>
<para>FreeBSD をネットワークを利用してインストールする場合は <para>FreeBSD をネットワークを利用してインストールする場合は
(例えば FTP サイト, または NFS サーバからインストールする場合), (例えば FTP サイトまたは NFS サーバからインストールする場合),
ネットワークの設定を知る必要があります. ネットワークの設定を知る必要があります
FreeBSD のインストールを完了するためにネットワークに接続できるよう, FreeBSD のインストールを完了するためにネットワークに接続できるよう
インストール中にこれらの情報を入力する必要があります.</para> インストール中にこれらの情報を入力する必要があります</para>
<sect3> <sect3>
<title>イーサネットもしくはケーブル / DSL モデムでの接続</title> <title>イーサネットもしくはケーブル / DSL モデムでの接続</title>
<para>イーサネットのネットワークに接続する場合, <para>イーサネットのネットワークに接続する場合
もしくはケーブル / DSL モデムでインターネットに接続する場合は, もしくはケーブル / DSL モデムでインターネットに接続する場合は
次の情報が必要になります:</para> 次の情報が必要になります:</para>
<orderedlist> <orderedlist>
<listitem> <listitem>
<para>IP アドレス.</para> <para>IP アドレス</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>デフォルトゲートウェイの IP アドレス.</para> <para>デフォルトゲートウェイの IP アドレス</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>ホスト名.</para> <para>ホスト名</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>DNS サーバの IP アドレス.</para> <para>DNS サーバの IP アドレス</para>
</listitem> </listitem>
</orderedlist> </orderedlist>
<para>これらの情報がわからない場合, <para>これらの情報がわからない場合
システム管理者かプロバイダに問い合わせて下さい. システム管理者かプロバイダに問い合わせて下さい
問い合わせると, <firstterm>DHCP</firstterm> 問い合わせると<firstterm>DHCP</firstterm>
を使用して自動的に割り当てていると言われるかもしれません. その場合は を使用して自動的に割り当てていると言われるかもしれませんその場合は
DHCP を使用しているということを書き留めておいて下さい.</para> DHCP を使用しているということを書き留めておいて下さい</para>
</sect3> </sect3>
<sect3> <sect3>
<title>モデムを使用した接続</title> <title>モデムを使用した接続</title>
<para>非常に長い時間がかかりますが, <para>非常に長い時間がかかりますが
通常のモデムを使用したダイアルアップで ISP に接続している場合でも, 通常のモデムを使用したダイアルアップで ISP に接続している場合でも
インターネット経由で FreeBSD をインストールすることができます.</para> インターネット経由で FreeBSD をインストールすることができます</para>
<para>この場合, 以下の内容をあらかじめ確認しておく必要があります:</para> <para>この場合以下の内容をあらかじめ確認しておく必要があります:</para>
<orderedlist> <orderedlist>
<listitem> <listitem>
<para>ISP にダイアルする際の電話番号.</para> <para>ISP にダイアルする際の電話番号</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>接続に使用する COM: ポート.</para> <para>接続に使用する COM: ポート</para>
</listitem> </listitem>
<listitem> <listitem>
<para>ISP のアカウントのユーザ名及びパスワード.</para> <para>ISP のアカウントのユーザ名及びパスワード</para>
</listitem> </listitem>
</orderedlist> </orderedlist>
</sect3> </sect3>
@ -462,85 +462,85 @@ pqb0.0.1.4.0 PQB0 PCI EIDE</screen>
<title>FreeBSD Errata の確認</title> <title>FreeBSD Errata の確認</title>
<para>FreeBSD プロジェクトでは FreeBSD <para>FreeBSD プロジェクトでは FreeBSD
の各リリースができる限り安定するよう努力していますが, の各リリースができる限り安定するよう努力していますが
時々バグが発生してしまうことがあります. 極まれに, 時々バグが発生してしまうことがあります。極まれに、
発生したバグによりインストールプロセスに影響を与えることがあります. 発生したバグによりインストールプロセスに影響を与えることがあります
これらの問題は発見され解決されるとともに, FreeBSD Errata に追加され, これらの問題は発見され解決されるとともに、FreeBSD Errata に追加され、
FreeBSD のウェブサイトに掲示されます. FreeBSD のウェブサイトに掲示されます
注意すべき既知の問題が無いことを確かめるために, インストールする前に 注意すべき既知の問題が無いことを確かめるためにインストールする前に
Errata を確認するべきです.</para> Errata を確認するべきです</para>
<para>Errata を含む, すべてのリリースに関する情報は, <para>Errata を含む、すべてのリリースに関する情報は、
<ulink <ulink
url="../../../../index.html">FreeBSD のウェブサイト</ulink>の url="../../../../index.html">FreeBSD のウェブサイト</ulink>の
<ulink <ulink
url="../../../../releases/index.html">リリース情報</ulink>の項で確認することができます.</para> url="../../../../releases/index.html">リリース情報</ulink>の項で確認することができます</para>
</sect2> </sect2>
<sect2 id="install-floppies"> <sect2 id="install-floppies">
<title>ブートディスクの準備</title> <title>ブートディスクの準備</title>
<para>FreeBSD は, CDROM, DVD, FTP (匿名及び非匿名), NFS, テープ, <para>FreeBSD は、CDROM, DVD, FTP (匿名及び非匿名), NFS, テープ、
及び既存の MS-DOS パーティションなど, 及び既存の MS-DOS パーティションなど
様々なメディアからインストールすることができます.</para> 様々なメディアからインストールすることができます</para>
<tip> <tip>
<para>FreeBSD の CDROM または DVD を持っており, あなたのコンピュータで <para>FreeBSD の CDROM または DVD を持っておりあなたのコンピュータで
CDROM 及び DVD からの起動が可能である場合 CDROM 及び DVD からの起動が可能である場合
(通常 <quote>Boot Order</quote> または類似の BIOS (通常 <quote>Boot Order</quote> または類似の BIOS
オプションを指定します), この節を飛ばすことができます. オプションを指定します)、この節を飛ばすことができます。
FreeBSD の CDROM と DVD は起動可能であり, FreeBSD の CDROM と DVD は起動可能であり
他の特別な準備をすることなく FreeBSD 他の特別な準備をすることなく FreeBSD
のインストールすることができるイメージで作成されています.</para> のインストールすることができるイメージで作成されています</para>
</tip> </tip>
<para>FreeBSD のインストールプロセスは, FreeBSD <para>FreeBSD のインストールプロセスはFreeBSD
インストーラでコンピュータを起動することから始まります&mdash;インストーラは, インストーラでコンピュータを起動することから始まります&mdash;インストーラは
別のオペレーティングシステムで実行するプログラムではありません. 別のオペレーティングシステムで実行するプログラムではありません
FreeBSD インストーラでコンピュータを起動するためには, FreeBSD インストーラでコンピュータを起動するためには
まず起動可能なフロッピーディスクを作成し, まず起動可能なフロッピーディスクを作成し
そこから起動しなければなりません.</para> そこから起動しなければなりません</para>
<para>CDROM, DVD, あるいは FTP <para>CDROM, DVD, あるいは FTP
から直接インストールするの<emphasis>ではない</emphasis>場合, から直接インストールするの<emphasis>ではない</emphasis>場合
(MS-DOS パーティションなどの) インストールメディアを FreeBSD (MS-DOS パーティションなどの) インストールメディアを FreeBSD
をインストールする前に準備しなければなりません. をインストールする前に準備しなければなりません
これはやや高度であまり行われない作業であり, <xref これはやや高度であまり行われない作業であり<xref
linkend="install-diff-media"> で説明されています. linkend="install-diff-media"> で説明されています
このドキュメントは, 独自の FTP サイトを自分のネットワークに設置して, このドキュメントは、独自の FTP サイトを自分のネットワークに設置して、
そのコンピュータを FTP そのコンピュータを FTP
インストール元サイトとして利用するというシナリオを含んでいます.</para> インストール元サイトとして利用するというシナリオを含んでいます</para>
<para>一般に, 起動フロッピーディスクを作成するためには, <para>一般に、起動フロッピーディスクを作成するためには、
次のステップに従って下さい:</para> 次のステップに従って下さい:</para>
<procedure> <procedure>
<step> <step>
<title>起動フロッピーイメージの取得</title> <title>起動フロッピーイメージの取得</title>
<para>起動ディスクは, インストールメディアの floppies <para>起動ディスクはインストールメディアの floppies
ディレクトリから入手することができますし, また FTP サイトの <ulink ディレクトリから入手することができますしまた FTP サイトの <ulink
url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/releases/i386/&rel.current;-RELEASE/floppies/"> url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/releases/i386/&rel.current;-RELEASE/floppies/">
floppies ディレクトリ</ulink>からダウンロードすることもできます.</para> floppies ディレクトリ</ulink>からダウンロードすることもできます</para>
<para>フロッピーイメージは <filename>.flp</filename> <para>フロッピーイメージは <filename>.flp</filename>
という拡張子がついています. <filename>floppies/</filename> という拡張子がついています<filename>floppies/</filename>
ディレクトリには複数の異なるイメージがあり, インストールする ディレクトリには複数の異なるイメージがありインストールする
FreeBSD のバージョンによって, FreeBSD のバージョンによって
また場合によってはインストールするハードウェアによって, また場合によってはインストールするハードウェアによって
使い分ける必要があります. 多くの場合は, 使い分ける必要があります。多くの場合は、
<filename>kern.flp</filename> と <filename>mfsroot.flp</filename> <filename>kern.flp</filename> と <filename>mfsroot.flp</filename>
の 2つのファイルを使用しますが, 確実な情報については の 2つのファイルを使用しますが確実な情報については
同じディレクトリにある <filename>README.TXT</filename> 同じディレクトリにある <filename>README.TXT</filename>
で確認して下さい.</para> で確認して下さい</para>
<important> <important>
<para>FTP プログラムを使用してこれらのディスクイメージをダウンロードする時は, <para>FTP プログラムを使用してこれらのディスクイメージをダウンロードする時は
必ず<emphasis>バイナリモード</emphasis>にして下さい. 必ず<emphasis>バイナリモード</emphasis>にして下さい
Web ブラウザによっては<emphasis>テキスト</emphasis> Web ブラウザによっては<emphasis>テキスト</emphasis>
(または<emphasis>アスキー</emphasis>) (または<emphasis>アスキー</emphasis>)
モードでダウンロードしてしまうものがあり, モードでダウンロードしてしまうものがあり
ディスクから起動できないときは大抵これが原因です.</para> ディスクから起動できないときは大抵これが原因です</para>
</important> </important>
</step> </step>
@ -548,76 +548,76 @@ pqb0.0.1.4.0 PQB0 PCI EIDE</screen>
<title>フロッピーディスクの用意</title> <title>フロッピーディスクの用意</title>
<para>ダウンロードするイメージファイル 1 つにつき <para>ダウンロードするイメージファイル 1 つにつき
1 枚のフロッピーディスクを用意する必要があります. 1 枚のフロッピーディスクを用意する必要があります
これらのディスクに欠陥があってはいけません. これらのディスクに欠陥があってはいけません
これを確認する最も簡単な方法は, これを確認する最も簡単な方法は
自分自身でフォーマットしてみることです. 自分自身でフォーマットしてみることです
フォーマットする前のフロッピーを信用してはいけません.</para> フォーマットする前のフロッピーを信用してはいけません</para>
<important> <important>
<para>FreeBSD をインストールしようとした時に, <para>FreeBSD をインストールしようとした時に
インストールプログラムがクラッシュしたりフリーズしたり, インストールプログラムがクラッシュしたりフリーズしたり
おかしな動作をした時, おかしな動作をした時
まずはじめに疑うべきもののうちの 1 つはフロッピーです. まずはじめに疑うべきもののうちの 1 つはフロッピーです
フロッピーイメージを他のディスクに書き込んで, フロッピーイメージを他のディスクに書き込んで
もう一度試してみて下さい.</para> もう一度試してみて下さい</para>
</important> </important>
</step> </step>
<step> <step>
<title>フロッピーディスクへイメージファイルを書き込む.</title> <title>フロッピーディスクへイメージファイルを書き込む</title>
<para><filename>.flp</filename> ファイルは, <para><filename>.flp</filename> ファイルは
いつも行われているようにディスクにコピーされるような, いつも行われているようにディスクにコピーされるような
通常のファイルでは<emphasis>ありません</emphasis>. 通常のファイルでは<emphasis>ありません</emphasis>
そうではなく, ディスクの完全な内容のイメージです. そうではなく、ディスクの完全な内容のイメージです。
したがってファイルを書き込むのに, DOS の <command>copy</command> したがってファイルを書き込むのにDOS の <command>copy</command>
のようなコマンドを利用することは<emphasis>できません</emphasis>. のようなコマンドを利用することは<emphasis>できません</emphasis>
そのかわりに, そのかわりに
イメージを直接ディスクに書き込む特別なツールを使用する必要があります.</para> イメージを直接ディスクに書き込む特別なツールを使用する必要があります</para>
<indexterm><primary>DOS</primary></indexterm> <indexterm><primary>DOS</primary></indexterm>
<para>DOS/Windows <para>DOS/Windows
が動作しているコンピュータでフロッピーを作成する場合は, が動作しているコンピュータでフロッピーを作成する場合は
私たちが用意した <command>fdimage</command> 私たちが用意した <command>fdimage</command>
というツールを使用することができます.</para> というツールを使用することができます</para>
<para>CDROM に入っている フロッピーイメージを使おうとしており, <para>CDROM に入っている フロッピーイメージを使おうとしており
この時 CDROM が <devicename>E:</devicename> ドライブであった場合, この時 CDROM が <devicename>E:</devicename> ドライブであった場合
次のように実行します:</para> 次のように実行します:</para>
<screen><prompt>E:\&gt;</prompt> <userinput>tools\fdimage floppies\kern.flp A:</userinput></screen> <screen><prompt>E:\&gt;</prompt> <userinput>tools\fdimage floppies\kern.flp A:</userinput></screen>
<para>毎回フロッピーディスクを入れ換え, <para>毎回フロッピーディスクを入れ換え
ディスクにコピーしたファイルの名前を示すラベルを付けながら, ディスクにコピーしたファイルの名前を示すラベルを付けながら
それぞれの <filename>.flp</filename> それぞれの <filename>.flp</filename>
ファイルに対してこのコマンドを繰り返します. ファイルに対してこのコマンドを繰り返します
<filename>.flp</filename> ファイルを置いた場所に応じて, <filename>.flp</filename> ファイルを置いた場所に応じて
コマンドラインを変更して下さい. コマンドラインを変更して下さい
CDROM を持っていない場合, <command>fdimage</command> は FreeBSD の CDROM を持っていない場合<command>fdimage</command> は FreeBSD の
FTP サイトの <ulink FTP サイトの <ulink
url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/tools/"><filename>tools</filename> url="ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/tools/"><filename>tools</filename>
ディレクトリ</ulink>からダウンロードすることができます.</para> ディレクトリ</ulink>からダウンロードすることができます</para>
<para>(別の FreeBSD システムのような) UNIX <para>(別の FreeBSD システムのような) UNIX
システム上でフロッピーへの書き込みを行う場合は, システム上でフロッピーへの書き込みを行う場合は
イメージファイルを直接ディスクに書き込むために &man.dd.1; イメージファイルを直接ディスクに書き込むために &man.dd.1;
コマンドを使うことができます. FreeBSD 上では, コマンドを使うことができます。FreeBSD 上では、
次のように実行します:</para> 次のように実行します:</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>dd if=kern.flp of=/dev/fd0</userinput></screen> <screen>&prompt.root; <userinput>dd if=kern.flp of=/dev/fd0</userinput></screen>
<para>FreeBSD においては, <filename>/dev/fd0</filename> が <para>FreeBSD においては<filename>/dev/fd0</filename> が
1 台目のフロッピーディスクドライブ (<devicename>A:</devicename> 1 台目のフロッピーディスクドライブ (<devicename>A:</devicename>
ドライブ) を表します. 同様に <filename>/dev/fd1</filename> ドライブ) を表します同様に <filename>/dev/fd1</filename>
は <devicename>B:</devicename> ドライブを表します. は <devicename>B:</devicename> ドライブを表します
他の UNIX の変形では, 他の UNIX の変形では
フロッピーディスクデバイスには別の名前がついているかもしれないので, フロッピーディスクデバイスには別の名前がついているかもしれないので
必要に応じてそのシステムのドキュメントを確認して下さい.</para> 必要に応じてそのシステムのドキュメントを確認して下さい</para>
</step> </step>
</procedure> </procedure>
<para>これで FreeBSD をインストールする用意ができました.</para> <para>これで FreeBSD をインストールする用意ができました</para>
</sect2> </sect2>
</sect1> </sect1>
@ -4687,22 +4687,22 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<title>サポートされているハードウェア</title> <title>サポートされているハードウェア</title>
<indexterm><primary>ハードウェア</primary></indexterm> <indexterm><primary>ハードウェア</primary></indexterm>
<para>現在 FreeBSD は, ISA, VLB, EISA, PCI バスを搭載した <para>現在 FreeBSD はISA, VLB, EISA, PCI バスを搭載した
Intel 社, AMD 社, NexGen 社の <quote>x86</quote> プロセッサ Intel 社、AMD 社、NexGen 社の <quote>x86</quote> プロセッサ
の PC で動作するのに加えて, Compaq 社の Alpha プロセッサを基本とした の PC で動作するのに加えてCompaq 社の Alpha プロセッサを基本とした
多数のコンピュータで動作します. 多数のコンピュータで動作します
一般的な IDE, ESDI ドライブコンフィギュレーション, さまざまな SCSI 一般的な IDE, ESDI ドライブコンフィギュレーションさまざまな SCSI
コントローラ, PCMCIA カード, USB デバイス, ネットワークカードや コントローラ、PCMCIA カード、USB デバイス、ネットワークカードや
シリアルカードにも対応しています. FreeBSD は IBM の シリアルカードにも対応していますFreeBSD は IBM の
マイクロチャネル (MCA) バスもまたサポートしています.</para> マイクロチャネル (MCA) バスもまたサポートしています</para>
<para>サポートされるハードウェアのリストは FreeBSD のリリースと一緒に <para>サポートされるハードウェアのリストは FreeBSD のリリースと一緒に
FreeBSD ハードウェアノートとして提供されます. FreeBSD ハードウェアノートとして提供されます
このドキュメントは通常 CDROM や FTP 配布の一番上のディレクトリや このドキュメントは通常 CDROM や FTP 配布の一番上のディレクトリや
sysinstall のドキュメントメニューにある sysinstall のドキュメントメニューにある
<filename>HARDWARE.TXT</filename> という名のファイルで見ることができます. <filename>HARDWARE.TXT</filename> という名のファイルで見ることができます
アーキテクチャごとに用意されるそのリストは FreeBSD アーキテクチャごとに用意されるそのリストは FreeBSD
の各リリースでどのようなハードウェア装置がサポートされるかがわかります.</para> の各リリースでどのようなハードウェア装置がサポートされるかがわかります</para>
</sect1> </sect1>
<sect1 id="install-trouble"> <sect1 id="install-trouble">
@ -4779,7 +4779,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<para>カーネルをハードウェアの設定にあわせた後、<command>Q</command> <para>カーネルをハードウェアの設定にあわせた後、<command>Q</command>
と叩くことで、新しい設定で起動します。 と叩くことで、新しい設定で起動します。
インストールが終了すると, コンフィグレーションモードで変更した設定は保存されますので、 インストールが終了するとコンフィグレーションモードで変更した設定は保存されますので、
起動するたびに毎回設定する必要はありません。 起動するたびに毎回設定する必要はありません。
ただ、そのうちに<link linkend="kernelconfig">カスタムカーネル</link> ただ、そのうちに<link linkend="kernelconfig">カスタムカーネル</link>
を作りたくなるでしょう。</para> を作りたくなるでしょう。</para>
@ -4834,7 +4834,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
このアプリケーションは <application>FIPS</application> よりも優れた機能を持っていて、 このアプリケーションは <application>FIPS</application> よりも優れた機能を持っていて、
あなたが(私のように)よくオペレーティングシステムを追加したり、 あなたが(私のように)よくオペレーティングシステムを追加したり、
削除したりしようとしているのであれば、強く推奨します。 削除したりしようとしているのであれば、強く推奨します。
しかし, このアプリケーションはお金がかかりますし、 しかしこのアプリケーションはお金がかかりますし、
あなたが FreeBSD を一度インストールして、そのまま使用しようと考えているのであれば、 あなたが FreeBSD を一度インストールして、そのまま使用しようと考えているのであれば、
<application>FIPS</application> がもっともよいでしょう。</para> <application>FIPS</application> がもっともよいでしょう。</para>
</answer> </answer>
@ -4872,7 +4872,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<devicename>E:</devicename> ドライブは <filename>/dev/da0s6</filename> <devicename>E:</devicename> ドライブは <filename>/dev/da0s6</filename>
などといったように、その他の<quote>スライス</quote>の終わりに配置されます。 などといったように、その他の<quote>スライス</quote>の終わりに配置されます。
これはもちろん、拡張パーティションが SCSI のドライブ 0 にある場合の例です。 これはもちろん、拡張パーティションが SCSI のドライブ 0 にある場合の例です。
IDE ドライブでは, <filename>da</filename> の代わりに、 IDE ドライブでは<filename>da</filename> の代わりに、
4.0-RELEASE およびそれ以降の場合は <filename>ad</filename> を、 4.0-RELEASE およびそれ以降の場合は <filename>ad</filename> を、
それ以前のバージョンでは <filename>wd</filename> を使用してください。 それ以前のバージョンでは <filename>wd</filename> を使用してください。
それ以外の点では、拡張パーティションをマウントする際も、 それ以外の点では、拡張パーティションをマウントする際も、
@ -4910,7 +4910,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<qandaentry> <qandaentry>
<question> <question>
<para>助けて! FreeBSD をインストールする容量がありません! <para>助けて! FreeBSD をインストールする容量がありません!
まずはじめに, すべてを消去しなければいけないのですか?</para> まずはじめにすべてを消去しなければいけないのですか?</para>
</question> </question>
<answer> <answer>
@ -4989,7 +4989,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
<para>したがって DOS の <command>copy</command> のようなコマンドを利用して、 <para>したがって DOS の <command>copy</command> のようなコマンドを利用して、
ファイルを書き込むことは<emphasis>できません</emphasis>。 ファイルを書き込むことは<emphasis>できません</emphasis>。
これには, イメージを直接ディスクに書き込む特別なツールを使用する必要があります。</para> これにはイメージを直接ディスクに書き込む特別なツールを使用する必要があります。</para>
<indexterm> <indexterm>
<primary><command>fdimage</command></primary> <primary><command>fdimage</command></primary>
@ -5019,7 +5019,7 @@ Please press any key to reboot.</screen>
一台目のフロッピーディスク (<devicename>A:</devicename> ドライブ) を表し、 一台目のフロッピーディスク (<devicename>A:</devicename> ドライブ) を表し、
<filename>/dev/fd1</filename> は同様に、二台目のフロッピーディスク <filename>/dev/fd1</filename> は同様に、二台目のフロッピーディスク
(<devicename>B:</devicename> ドライブ) を表します。 (<devicename>B:</devicename> ドライブ) を表します。
他の異なる Unix では, フロッピーディスクのデバイスに別の名前が使われているかもしれません。 他の異なる Unix ではフロッピーディスクのデバイスに別の名前が使われているかもしれません。
必要に応じて、それぞれのシステムに付属する文章を参照する必要があるでしょう。</para> 必要に応じて、それぞれのシステムに付属する文章を参照する必要があるでしょう。</para>
</step> </step>