Merge the updates from 1.24 to 1.26 in the English version.
This commit is contained in:
parent
f235be171c
commit
88d03a6453
Notes:
svn2git
2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=4188
1 changed files with 69 additions and 59 deletions
|
@ -1,6 +1,6 @@
|
||||||
<!-- $Id: current.sgml,v 1.12 1998-03-16 03:26:18 hanai Exp $ -->
|
<!-- $Id: current.sgml,v 1.13 1999-02-03 10:07:08 hanai Exp $ -->
|
||||||
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
|
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
|
||||||
<!-- Original revision: 1.24 -->
|
<!-- Original revision: 1.26 -->
|
||||||
|
|
||||||
<sect><heading>最新のFreeBSDを追いかける<label id="current"></heading>
|
<sect><heading>最新のFreeBSDを追いかける<label id="current"></heading>
|
||||||
|
|
||||||
|
@ -12,7 +12,7 @@
|
||||||
|
|
||||||
THE FREEBSD CURRENT POLICY
|
THE FREEBSD CURRENT POLICY
|
||||||
|
|
||||||
Last updated: $Date: 1998-03-16 03:26:18 $
|
Last updated: $Date: 1999-02-03 10:07:08 $
|
||||||
|
|
||||||
This document attempts to explain the rationale behind
|
This document attempts to explain the rationale behind
|
||||||
FreeBSD-current, what you should expect should you decide to run it,
|
FreeBSD-current, what you should expect should you decide to run it,
|
||||||
|
@ -20,102 +20,111 @@ and states some prerequisites for making sure the process goes as
|
||||||
smoothly as possible.
|
smoothly as possible.
|
||||||
-->
|
-->
|
||||||
|
|
||||||
<sect1><heading>FreeBSD-currentってなに?</heading>
|
<itemize>
|
||||||
|
<item><em>FreeBSD-current ってなに?</em>
|
||||||
|
|
||||||
<p>FreeBSD-currentとは,文字通りに,日々変更されているFreeBSDのソース
|
<p>FreeBSD-current とは,文字通りに,日々変更されている FreeBSD のソース
|
||||||
のスナップショット以外の何ものでもありません.中には現在開発途上の
|
のスナップショット以外の何ものでもありません.中には現在開発途上の
|
||||||
ソフトウェア, 実験的な変更、あるいは過渡的な機能などが含まれています.
|
ソフトウェア, 実験的な変更、あるいは過渡的な機能などが含まれています.
|
||||||
また, この中に入っている機能がすべて次の公式リリースに入るとはかぎりません.
|
また, この中に入っている機能がすべて次の公式リリースに入るとはかぎりません.
|
||||||
FreeBSD-currentをソースからほとんど毎日コンパイルしている人はたくさん
|
FreeBSD-current をソースからほとんど毎日コンパイルしている人はたくさん
|
||||||
いますが, 時期によってはFreeBSD-currentはコンパイルさえできない状態に
|
いますが, 時期によっては FreeBSD-current はコンパイルさえできない状態に
|
||||||
なっていることもあります. これらの問題は一般的には可能な限り素早く解決
|
なっていることもあります. これらの問題は一般的には可能な限り素早く解決
|
||||||
されますが, FreeBSD-currentのソースが不幸をもたらすか, それとも非常に
|
されますが, FreeBSD-current のソースが不幸をもたらすか, それとも非常に
|
||||||
素晴らしい機能をもたらすかというのは文字通り, ある与えられた24時間の間
|
素晴らしい機能をもたらすかというのは文字通り, ある与えられた24時間の間
|
||||||
のどの部分であなたがソースを手に入れたか, による場合もあります.
|
のどの部分であなたがソースを手に入れたか, による場合もあります.
|
||||||
|
|
||||||
<sect1><heading>誰がFreeBSD-currentを必要としてるの?</heading>
|
<item><em>誰が FreeBSD-current を必要としてるの?</em>
|
||||||
|
|
||||||
<p>FreeBSD-currentは次の3つのどれかにあてはまる人のために一般に公開してい
|
<p>FreeBSD-current は, 主に次の三つの重要なグループを対象としています.
|
||||||
ます.
|
ます.
|
||||||
<enum>
|
<p><enum>
|
||||||
<item> ソースツリーの,ある部分または別の部分に関して活発に作業して
|
<item><p>ソースツリーのある部分に関して活発に作業している FreeBSD
|
||||||
いるFreeBSDグループのメンバ.彼らにとっては`最新のもの'に維持して
|
グループのメンバー. 彼らにとっては「最新のもの」にしておくのが
|
||||||
おくことは絶対的な要求なのです.
|
絶対に必要なことなのです.
|
||||||
|
|
||||||
<item> FreeBSD-currentが出来るだけ健全である時間の割合を増やすために
|
<item><p>活発にテストをする FreeBSD グループのメンバー.
|
||||||
様々な問題と戦うのに時間を費やすのを厭わず活発にテストを行なっている
|
彼らは, FreeBSD-current を「健全である」ことを出来るだけ確認す
|
||||||
FreeBSDグループのメンバ.彼らはまた様々な変更に関する提案やFreeBSD
|
るために種々の問題と戦うのに時間を費やすのを厭わない人々です.
|
||||||
の大まかな方向付けを行ないたいと思っている人々でもあります.
|
彼らはまた, 様々な変更に関する提案や FreeBSD の大まかな方向付
|
||||||
|
けを行ないたいと思っている人々でもあります.
|
||||||
|
|
||||||
<item> 単に,様々な事に目を向け,参考のために(例えば,動かすためではなく
|
<item><p>単に, 様々な事に目を向け, 参考のために (例えば,動かすた
|
||||||
<em>読むため</em>に)最新のソースを使いたいと思っているFreeBSD(または
|
めではなく <em>読むため</em>に) 最新のソースを使いたいと思って
|
||||||
他の)グループのまわりにいるメンバ.これらの人々はまた時によってコメ
|
いる FreeBSD (または他の) グループのまわりにいるメンバー.
|
||||||
ントをしたりコードを寄稿したりします.
|
これらの人々はまた, 時々コメントやコードを寄稿してくれます.
|
||||||
</enum>
|
</enum>
|
||||||
|
|
||||||
<sect1><heading>FreeBSD-currentに期待しては<em>いけない</em>ことは?</heading>
|
<item><em>FreeBSD-currentに期待してはいけないことは?</em>
|
||||||
|
|
||||||
<p><enum>
|
<p><enum>
|
||||||
<item> あなたが何か新しいカッコイイモノがあると聞き, あなたの
|
<item><p>なにか新しくカッコイイモノがあると聞き, 自分の周囲では
|
||||||
周りで最初にそれを持ちたいためにリリース前のコードの断片を
|
一番にそれを持ちたいがためにリリース前のコードの断片を追いかけること.
|
||||||
追いかけること.
|
|
||||||
|
|
||||||
<item> バグを修正するための素早い方法.
|
<item><p>バグを修正するための素早い方法.
|
||||||
|
|
||||||
<item> 我々によって ``公式にサポートされている'' こと.
|
<item><p>我々によって「公式にサポートされている」こと.
|
||||||
|
|
||||||
私たちは3つの「公式な」FreeBSD-currentのグループの一つに実際に属する
|
私たちは3つの「公式な」FreeBSD-currentのグループの一つに実際に属する
|
||||||
人々を助けるのにベストを尽くしますが, 技術的なサポートを行なうには
|
人々を助けるのにベストを尽くしますが, 技術的なサポートを行なうには
|
||||||
単に「時間が足りない」のです.
|
単に「時間が足りない」のです.
|
||||||
これは我々が外の人を助けるの好まないケチで意地悪い人間だと
|
これは我々が外の人を助けるのを好まない, ケチで意地悪い人間だと
|
||||||
いうことではなく(もしそうなら FreeBSD なんかやっていません), 文字通り
|
いうことではなく (もしそうなら FreeBSD なんかやっていません), 文字通り
|
||||||
我々は一日に400ものメッセージに答え<em>かつ</em> FreeBSD の作業をする
|
我々は一日に400ものメッセージに答え<em>かつ</em> FreeBSD の作業をする
|
||||||
ことなど出来ない! ということなのです. もし, たくさんの質問に答えるか
|
ことなど出来ない! ということなのです. もし, たくさんの質問に答えるか,
|
||||||
それとも FreeBSD を良くする作業を続けるかという選択が与えられた場合,
|
それとも FreeBSD を良くする作業を続けるかという選択が与えられた場合,
|
||||||
あなた方のほとんどは後者を支持する, と私は確信しています.
|
あなた方のほとんどは後者を支持する, と私は確信しています.
|
||||||
</enum>
|
</enum>
|
||||||
|
|
||||||
<sect1><heading>FreeBSD-currentを使う</heading>
|
<item><em>FreeBSD-currentを使う</em>
|
||||||
|
|
||||||
<p><enum> <item> &a.current;と&a.cvsall;に加わって下さい.
|
<p><enum>
|
||||||
|
<item> &a.current; と &a.cvsall; に加わって下さい.
|
||||||
これは単に良い考えであるというだけでなく, <em>必須の</em>ことなのです.
|
これは単に良い考えであるというだけでなく, <em>必須の</em>ことなのです.
|
||||||
もし<em>FreeBSD-current</em>メーリングリストに入っていなければ,
|
もし <em>FreeBSD-current</em> メーリングリストに入っていなければ,
|
||||||
様々な人がシステムの現在の状態について述べているコメントを決して見ることは
|
様々な人がシステムの現在の状態について述べているコメントを決して見ることは
|
||||||
ありませんし, 従って他の人が既に見つけて解決している多くの問題に戸惑っ
|
ありませんし, 従って他の人が既に見つけて解決している多くの問題に戸惑っ
|
||||||
てあきらめてしまうでしょう. さらに言うと, 非常に不可欠な情報
|
てあきらめてしまうでしょう. さらに言うと, システムを正常に保つため
|
||||||
(例えば, 「やぁ, みんな! <tt>/usr/src</tt>を作り直す前にカーネルの
|
の重要な情報を見逃してしまう可能性もあります.
|
||||||
再構築を<em>やらないといけないよ</em>, さもないととんでもないクラッシュが起きるぜ!」)を見逃してしまうでしょう.
|
|
||||||
|
|
||||||
<em>cvs-all</em>メーリングリストはそれぞれの変更についてそれに関して起
|
<em>cvs-all</em> メーリングリストでは, それぞれの変更についての
|
||||||
こり得る情報を見ることが出来ます.
|
commit ログを見ることができますし, それに関して起こり得る副作用の
|
||||||
|
情報を得ることができ, もう一つの加わるに値するメーリングリストです.
|
||||||
|
|
||||||
これらのメーリングリストに入るには, &a.majordomo;へ
|
これらのメーリングリストに入るには, &a.majordomo; へ
|
||||||
<verb>
|
<verb>
|
||||||
subscribe freebsd-current
|
subscribe freebsd-current
|
||||||
subscribe cvs-all
|
subscribe cvs-all
|
||||||
</verb>
|
</verb>
|
||||||
と書いたメールを送って下さい.
|
と書いたメールを送って下さい.
|
||||||
オプションとして本文に`help'と書けば Majordomo はあなたへ我々がサポ
|
オプションとして本文に `help' と書けば, Majordomo は我々がサポ
|
||||||
ートする様々なメーリングリストに参加/脱退する方法に関する詳しい
|
ートする様々なメーリングリストに参加/脱退する方法に関する詳しい
|
||||||
ヘルプを送ります.
|
ヘルプを送ります.
|
||||||
|
|
||||||
<item> ftp.FreeBSD.ORGからのソースの入手. 以下の3つの方法で行なうこと
|
<item><p>ftp.FreeBSD.ORG からのソースの入手. 以下の3つの方法で行なうこと
|
||||||
が出来ます.
|
が出来ます.
|
||||||
|
|
||||||
<enum>
|
<enum>
|
||||||
<item> 下に述べられている<ref id="ctm" name="CTM">を用いる.
|
<item><p>下に述べられている<ref id="ctm" name="CTM">を用いる.
|
||||||
均一なレートの, 良質の TCP/IP 接続を持っていない人には,
|
均一なレートの, 良質の TCP/IP 接続を持っていない人には,
|
||||||
これが一番いい方法でしょう.
|
これが一番いい方法でしょう.
|
||||||
|
|
||||||
<item> <ref id="cvsup" name="cvsup"> を
|
<item><p><ref id="cvsup" name="cvsup"> を
|
||||||
<url url="ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/standard-supfile" name="この supfile">
|
<url url="ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/examples/cvsup/standard-supfile" name="この supfile">
|
||||||
を用いて使用する.
|
を用いて使用する.
|
||||||
これは2番目に推薦される方法です. なぜなら, cvsupによって一度全体
|
これは 2 番目に推薦される方法です. なぜなら, cvsup によって一度全体
|
||||||
を入手し, 後は変更されたところだけを入手することが出来るからです.
|
を入手し, 後は変更されたところだけを入手することが出来るからです.
|
||||||
たくさんの人がcvsupをcronから起動し, 自動的にソースを最新のもの
|
たくさんの人が自動的にソースを最新のもに保つために cvsup
|
||||||
に保っています.
|
を cron から起動しています. これを行なうための非常に簡単な
|
||||||
|
方法は, 単に
|
||||||
|
|
||||||
<item> ftpを使う. FreeBSD-currentのソースツリーは常に
|
<verb>
|
||||||
|
pkg_add -f ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/development/CVSup/cvsupit.tgz
|
||||||
|
</verb>
|
||||||
|
|
||||||
|
とタイプすることです.
|
||||||
|
|
||||||
|
<item><p>ftpを使う. FreeBSD-currentのソースツリーは常に
|
||||||
<htmlurl url="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/FreeBSD-current"
|
<htmlurl url="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/FreeBSD-current"
|
||||||
name="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/FreeBSD-current">
|
name="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/FreeBSD-current">
|
||||||
に公開されています.
|
に公開されています.
|
||||||
|
@ -133,24 +142,25 @@ subscribe cvs-all
|
||||||
をcompressされたtarファイルとして入手することができます.
|
をcompressされたtarファイルとして入手することができます.
|
||||||
</enum>
|
</enum>
|
||||||
|
|
||||||
<item> 以上のことをまとめると, 必要に応じて迅速なアクセスをする必要があり,
|
以上のことをまとめると, 必要に応じて迅速なアクセスをする必要があり,
|
||||||
接続のバンド幅が問題ではなければcvsupかftpを使いましょう. そうではなければ
|
接続のバンド幅が問題ではなければ cvsup か ftp を使いましょう. そう
|
||||||
CTMを使いましょう.
|
ではなければ CTM を使いましょう.
|
||||||
|
|
||||||
<item> もしソースを, 眺めるだけでなく走らせるために入手しているので
|
もしソースを, 眺めるだけでなく走らせるために入手しているので
|
||||||
あれば, 一部だけ選ぶのではなく,
|
あれば, 一部だけ選ぶのではなく,
|
||||||
current の<em>全体</em>を手に入れてください.
|
current の<em>全体</em>を手に入れてください.
|
||||||
なぜなら, ソースの様々な部分が他の部分の更新に依存しており, 一部のみを
|
なぜなら, ソースの様々な部分が他の部分の更新に依存しており, 一部のみを
|
||||||
コンパイルしようとすると, ほぼ間違いなくトラブルを起こすからです.
|
コンパイルしようとすると, ほぼ間違いなくトラブルを起こすからです.
|
||||||
|
|
||||||
<item> current をコンパイルする前に /usr/src にある Makefile
|
current をコンパイルする前に /usr/src にある Makefile
|
||||||
をよく読んでください. アップグレードの処理の一部として,
|
をよく読んでください. アップグレードの処理の一部として,
|
||||||
少なくとも一回は最初に `<ref id="makeworld" name="make world">'
|
少なくとも一回は最初に `<ref id="makeworld" name="make world">'
|
||||||
を行なうべきでしょう.
|
を行なうべきでしょう.
|
||||||
&a.current;を読めば, 次のリリースへ向けて, 時々必要になる
|
&a.current; を読めば, 次のリリースへ向けて, 時々必要になる
|
||||||
他のブートストラップの方法に関して常に最新情報を得ることが出来ます.
|
他のブートストラップの方法に関して常に最新情報を得ることが出来ます.
|
||||||
|
|
||||||
<item> アクティブになって下さい! もしFreeBSD-currentを走らせているなら
|
<item><p>アクティブになって下さい! もしFreeBSD-currentを走らせているなら
|
||||||
我々はそれに関するコメント, 特に拡張やバグ潰しに関する提案, を欲して
|
我々はそれに関するコメント, 特に拡張やバグ潰しに関する提案, を欲して
|
||||||
います. コードを伴う提案はもっとも歓迎されるものです!
|
います. コードを伴う提案はもっとも歓迎されるものです!
|
||||||
</enum>
|
</enum>
|
||||||
|
</itemize>
|
||||||
|
|
Loading…
Reference in a new issue