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Ryusuke SUZUKI 2011-01-30 15:08:10 +00:00
parent bb1a42e514
commit 8c45346361
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=36858

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@ -1496,56 +1496,56 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
SCSI ドライブがたくさんのソフトエラーを吐いているのに気付き、 SCSI ドライブがたくさんのソフトエラーを吐いているのに気付き、
Bill に報告しました。</para> Bill に報告しました。</para>
<para>さらに数日後、Bill はその問題に対処しようと決意し、倉庫 <para>さらに数日後、Bill はその問題に対処しようと決意し、
のディスクドライブアーカイブから同じ SCSI ドライブを取ってき 倉庫のディスクドライブアーカイブから同じ SCSI ドライブを取ってきました。
した。まずドライブのサーフィススキャンを行なってみましたが まずドライブのサーフィススキャンを行なってみましたが
特に問題なかったため、Bill はこのドライブをユニット番号 4 と 特に問題なかったため、Bill はこのドライブをユニット番号 4 と
して取り付け、ドライブ 0 からドライブ 4 へのイメージコピーを して取り付け、ドライブ 0 からドライブ 4 へのイメージコピーを行ないました。
行ないました。 新しいドライブがインストールされ、しかもうま 新しいドライブがインストールされ、しかもうま
く動いているため、Bill はそれを使い始めてもいいだろうと思い く動いているため、Bill はそれを使い始めてもいいだろうと思いました。
ました。そこで彼は SCSI BIOS の機能を使ってシステムがユニッ そこで彼は SCSI BIOS の機能を使ってシステムがユニット 4
ト 4 から起動するようにディスクドライブの順序を入れ換えまし から起動するようにディスクドライブの順序を入れ換えました。
た。FreeBSD が起動し、調子良く動き始めました。</para> FreeBSD が起動し、調子良く動き始めました。</para>
<para>Fred は数日作業を続けましたが、すぐに Bill と Fred は新 <para>Fred は数日作業を続けましたが、すぐに Bill と Fred
しい冒険に挑戦することにしました。新しいバージョンの FreeBSD は新しい冒険に挑戦することにしました。新しいバージョンの FreeBSD
にアップグレードするのです。Bill は SCSI ユニット 0 のディス にアップグレードするのです。Bill は SCSI ユニット 0
クは当てにならないので取りはずし、<quote>アーカイブ</quote> から持ってきた別 のディスクは当てにならないので取りはずし、<quote>アーカイブ</quote>
の新しいドライブと交換しました。そして、新しいバージョンの から持ってきた別の新しいドライブと交換しました。そして、新しいバージョンの
FreeBSD を、Fred の持っていた魔法のインターネット FTP フロッ FreeBSD を、Fred の持っていた魔法のインターネット FTP
ピーを用いて新しい SCSI ユニット 0 にインストールしたのです。 フロッピーを用いて新しい SCSI ユニット 0 にインストールしたのです。
インストールはうまくいきました。</para> インストールはうまくいきました。</para>
<para>Fred は新しいバージョンの FreeBSD を数日使ってみ <para>Fred は新しいバージョンの FreeBSD を数日使ってみて、
て、技術部門でも使えるくらい十分に良いものだと確認しました。 技術部門でも使えるくらい十分に良いものだと確認しました。
古いバージョンから全ての作業をコピーする時が来たのです。 古いバージョンから全ての作業をコピーする時が来たのです。
こで Fred は SCSI ユニット 4 (古い FreeBSD で行なっていた作 こで Fred は SCSI ユニット 4 (古い FreeBSD
業の最新のものを置いてあるドライブです) をマウントしました。 で行なっていた作業の最新のものを置いてあるドライブです)
ところが、Fred は SCSI ユニット 4 には自分の貴重な作業がなに をマウントしました。ところが、Fred は SCSI ユニット 4
も残っていないことを発見して慌てふためきました。</para> には自分の貴重な作業がなにも残っていないことを発見して慌てふためきました。</para>
<para>データはどこへ行ったのでしょう?</para> <para>データはどこへ行ったのでしょう?</para>
<para>Bill がオリジナルの SCSI ユニット 0 のイメージをユニット <para>Bill がオリジナルの SCSI ユニット 0 のイメージをユニット
4 にコピーした時、ユニット 4 は <quote>新クローン</quote> になりました。 4 にコピーした時、ユニット 4 は <quote>新クローン</quote> になりました。
Bill がユニット 4 から起動するように SCSI BIOS で順序の入れ Bill がユニット 4 から起動するように SCSI BIOS で順序の入れ換えを行なった時、
換えを行なった時、実はおバカなことにそう変更したと思い込んで 実はおバカなことにそう変更したと思い込んでいただけなのです。
いただけなのです。FreeBSD は依然として SCSI ユニット 0 上で FreeBSD は依然として SCSI ユニット 0 上で動いていたのです。
動いていたのです。BIOS にこのような変更を行なっても Boot と BIOS にこのような変更を行なっても Boot と
Loader のコードの一部もしくは全部は選択された BIOS ドライブ Loader のコードの一部もしくは全部は選択された BIOS
から取得されるものの、処理が FreeBSD のカーネルドライバーに ドライブから取得されるものの、処理が FreeBSD
引き渡された時から BIOS ドライブの順序は無視され、FreeBSD は のカーネルドライバーに引き渡された時から BIOS ドライブの順序は無視され、
通常のドライブ番号順に移行するのです。さきほどの例では、シス FreeBSD は、通常のドライブ番号順に移行するのです。
テムはオリジナルの SCSI ユニット 0 で動き続けており、Fred の さきほどの例では、システムはオリジナルの SCSI ユニット 0 で動き続けており、
データは全て SCSI ユニット 4 ではなくそのディスクに残ってい Fred のデータは全て SCSI ユニット 4 ではなくそのディスクに残っていたのです。
たのです。システムが SCSI ユニット 4 で動いているように見え システムが SCSI ユニット 4
たのは単に人の期待からくる妄想だったのです。</para> で動いているように見えたのは単に人の期待からくる妄想だったのです。</para>
<para>こういった現象を発見しても、データは全く失なわれても損な <para>こういった現象を発見しても、
われてもいないことを、喜んで伝えておきます。古い SCSI ユニッ データは全く失なわれても損なわれてもいないことを、喜んで伝えておきます。
ト 0 はガラクタの山から見つけ出され、Fred が行なった作業は全 古い SCSI ユニット 0 はガラクタの山から見つけ出され、
て彼のもとへ返ってきたのです (そして Bill は自分が 0 までは Fred が行なった作業は全て彼のもとへ返ってきたのです
数えられることを学んだのでした)。</para> (そして Bill は自分が 0 までは数えられることを学んだのでした)。</para>
<para>この例では SCSI ドライブが用いられましたが、その概念は <para>この例では SCSI ドライブが用いられましたが、その概念は
IDE ドライブにも同じように当てはまります。</para> IDE ドライブにも同じように当てはまります。</para>
@ -2128,7 +2128,7 @@ Mounting root from ufs:/dev/md0c
スライスに残っているサイズのパーティションを作成するでしょう。 スライスに残っているサイズのパーティションを作成するでしょう。
上述したパーティションサイズを用いる場合は <keycap>Backspace</keycap> 上述したパーティションサイズを用いる場合は <keycap>Backspace</keycap>
キーを用いて表示されている数字を削除し キーを用いて表示されている数字を削除し
<xref linkend="sysinstall-label-add2"> のように 64 M <xref linkend="sysinstall-label-add2"> のように <userinput>512M</userinput>
と入力してください。そして &gui.ok; を押してください。</para> と入力してください。そして &gui.ok; を押してください。</para>
<figure id="sysinstall-label-add2"> <figure id="sysinstall-label-add2">