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Ryusuke SUZUKI 2011-09-25 07:19:28 +00:00
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commit 97618ec71a
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=37733

View file

@ -20,7 +20,7 @@
<author>
<firstname>Jake</firstname>
<surname>Hamby</surname>
<contrib>: 原作</contrib>
<contrib>原作: </contrib>
<!-- 6 Oct 1995 -->
</author>
</authorgroup>
@ -86,8 +86,9 @@
コンピュータを再起動して新しいカーネルを動かさなれければならなかったということです。</para>
<para>今日では &os; は、
カーネルの機能のかなりが必要に応じて動的にカーネルに組み込んだり外したりできるモジュールにおかれているモデルへと、
急速に移行しています。こうしてカーネルは (ノート PC の PCMCIA カードのように)
カーネルのかなりの機能が必要に応じて動的にカーネルに組み込んだり外したりできるモジュールにおかれているモデルへと、
急速に移行しています。こうしてカーネルは
(ノート PC の PCMCIA カードのように)
突如使えるようになったハードウェアに対応したり、
カーネルが作成された時点では必要なかった新たな機能を取り入れられるようになります。
このようなカーネルは、モジュラ (modular)
@ -126,7 +127,7 @@
カーネルコードは常に物理メモリ上に存在し、
アプリケーションはその容量分のメモリを使用できないので、
これは重要なことです。
したがって、RAM が少ないシステムでは、
したがって、メモリが少ないシステムでは、
カーネルの再構築は大変重要です。</para>
</listitem>
@ -171,7 +172,7 @@
<para>もし他のオペレーティングシステムがコンピュータにインストールされていないのであれば、
管理者はこれらの情報を手動で収集する必要があります。
ひとつの方法が、&man.dmesg.8; ユーティリティおよび
情報を集める方法のひとつが、&man.dmesg.8; ユーティリティと
&man.man.1; コマンドを用いる方法です。
&os; のほとんどのデバイスドライバにはマニュアルページが用意され、
対応しているハードウェアの一覧を提供しています。
@ -190,7 +191,7 @@ psm0: model Generic PS/2 mouse, device ID 0</programlisting>
<para>場合によっては、<command>dmesg</command> が起動時の検出結果ではなく、
システムメッセージだけを表示することがあります。
このような場合には、<filename>/var/run/dmesg.boot</filename>
ファイルを見ることで、出力を確認できます。</para>
ファイル出力を確認できます。</para>
<para>ハードウェアを見つけるためのもうひとつの方法は、
より冗長な出力を行う &man.pciconf.8; ユーティリティを用いる方法です。
@ -202,7 +203,8 @@ psm0: model Generic PS/2 mouse, device ID 0</programlisting>
class = network
subclass = ethernet</programlisting>
<para><command>pciconf <option>-lv</option></command> を用いて得られるこの出力は、
<para>この出力は <command>pciconf <option>-lv</option></command>
を用いて得られ、
<devicename>ath</devicename>
ドライバがワイヤレスイーサネットデバイスにあることを示しています。
<command>man <replaceable>ath</replaceable></command> を実行すると
@ -219,7 +221,7 @@ psm0: model Generic PS/2 mouse, device ID 0</programlisting>
ath_hal(4) - Atheros Hardware Access Layer (HAL)</programlisting>
<para>ハードウェアの一覧を作っておくと、
カスタムカーネルを構築する過程でたじろがずにすむでしょう。</para>
カスタムカーネルを構築する過程であわてずにすむでしょう。</para>
</sect1>
<sect1 id="kernelconfig-modules">
@ -231,7 +233,7 @@ ath_hal(4) - Atheros Hardware Access Layer (HAL)</programlisting>
<para>カスタムカーネルを構築する前に、再構築する理由を考えてください。
ある特定のハードウェアに対応することが目的であれば、
そのハードウェアに対応するためのモジュールがすでに用意されている場合には
そのハードウェアに対応するためのモジュールがすでに用意されていれば
再構築の必要はありません。</para>
<para>カーネルモジュールは、
@ -304,18 +306,18 @@ following line in &man.loader.conf.5;:
残りのコードは、アーキテクチャに依存しない、
&os; が移植されるすべてのプラットフォームで共有されるコードです。
サポートされているデバイス、ファイルシステム、オプションが、
それぞれ各々のサブディレクトリに分かれている、
それぞれのサブディレクトリに分かれている、
という論理的な構成に注意してください。</para>
<para>この章で示されるコマンドの例は、
i386 アーキテクチャを使用していることを仮定しています。
他のアーキテクチャを使用しているのであれば、
パス名を使用しているアーキテクチャに適したものに変更してください。</para>
使用しているアーキテクチャに適したパス名に変更してください。</para>
<note>
<para>もし、あなたのシステムに <filename>/usr/src/</filename>
ディレクトリが存在しない (または、空である) のであれば、
カーネルのソースが インストールされていません。
カーネルのソースがインストールされていません。
すべてのソースツリーをインストールするもっとも簡単な方法は、
<username>root</username> 権限で
<command>sysinstall</command> を実行し、次のようにすることです。
@ -407,7 +409,7 @@ following line in &man.loader.conf.5;:
新しい情報については、ハンドブックよりも最新です。</para>
</note>
<para>ここで、カーネルのソースコードをコンパイルしなくてはなりません。</para>
<para>さあ、カーネルのソースコードをコンパイルしましょう。</para>
<procedure>
<title>カーネルの構築</title>
@ -463,7 +465,7 @@ following line in &man.loader.conf.5;:
<filename>/boot/kernel/kernel</filename> という名前でコピーされ、
今までのカーネルは <filename>/boot/kernel.old/kernel</filename>
という名前へ変更されます。では、システムをシャットダウン、
リブートして新しいカーネルを使ってください。
再起動して新しいカーネルを使ってください。
うまく行かない場合は、この章の終りの
<link linkend="kernelconfig-trouble">問題が起きた場合には</link>
を参照してください。有用な情報があるかもしれません。この章の新しいカーネルが
@ -478,7 +480,7 @@ following line in &man.loader.conf.5;:
<filename class="directory">/boot/kernel</filename> に置くこともできますが、
コンパイルしたカーネルとモジュールを同期しておく必要があります。
コンパイルしたカーネルとモジュールが対応しない場合には、
システムが不安定になったり、正常に動作しなくなる可能性があります。</para>
システムが不安定になったり、正常に動作しな可能性があります。</para>
</note>
</sect1>
@ -506,7 +508,7 @@ following line in &man.loader.conf.5;:
<para>コンフィグレーションファイルの一般的なフォーマットはとてもシンプルです。
各行は 1 つのキーワードと 1 つ以上の引数を含んでいます。
見やすくするために、ほとんどのキーワードは引数を 1 つしか書いてありません。
<literal>#</literal>に続くものはすべてコメントとして扱われ、
<literal>#</literal> に続くものはすべてコメントとして扱われ、
無視されます。ここでは、それぞれのキーワードについて
<filename>GENERIC</filename> に出てくる順番で説明します。
<anchor id="kernelconfig-options">アーキテクチャ依存のおびただしい数のオプション一覧については、
@ -515,10 +517,10 @@ following line in &man.loader.conf.5;:
アーキテクチャに依存しないオプションについては、
<filename>/usr/src/sys/conf/NOTES</filename> ファイルをご覧ください。</para>
<para>コンフィグレーションファイルで <literal>include</literal>
ディレクティブが利用可能になりました
現在のコンフィグレーションファイルに他のファイルを取り込むことができるので、
すでに存在するファイルに対する小さな変更の維持が簡単になります。
<para>コンフィグレーションファイルで <literal>include</literal>
ディレクティブを利用できます
コンフィグレーションファイルに他のファイルを取り込むことができるので、
すでに存在するファイルに対する小さな変更を簡単に維持できます。
たとえば、オプションやドライバを少しだけ追加した
<filename>GENERIC</filename> カーネルを必要としているのであれば、
<literal>include</literal> を用いて、以下のように GENERIC
@ -538,8 +540,7 @@ options IPDIVERT
このモデルが大変有益だと考えるでしょう。
ローカルのコンフィグレーションファイルには、<filename>GENERIC</filename>
とローカルとの差分のみが記述されており、
<filename>GENERIC</filename> がアップグレードされ、
新しい機能が追加されると、
<filename>GENERIC</filename> がアップグレードされて新しい機能が追加されると、
(<literal>nooptions</literal> や <literal>nodevice</literal>
によって外されない限り) ローカルのカーネルにも反映されます。
この章のここから先は、典型的なコンフィグレーションファイルの中身と、
@ -603,7 +604,7 @@ cpu I686_CPU</programlisting>
<programlisting>ident GENERIC</programlisting>
<para>ここはカーネルの識別名を書きます。
<para>ここはカーネルの識別名を書きます。
あなたがカーネルに付けたい名前に書き換えて下さい
(前記の例の <literal><replaceable>MYKERNEL</replaceable></literal> のように)。
<literal>ident</literal> に書いた名前はカーネルを起動する時に表示されるので、
@ -682,7 +683,7 @@ cpu I686_CPU</programlisting>
<acronym>ACL</acronym> はデフォルトで有効にされています。
もし、これまでにファイルシステムで有効にしていたのであれば、
カーネルの中で無効にすべきではありません。
なぜなら、無効にするとアクセス制御リストが削除され、
なぜなら、無効にするとアクセス制御リストが削除され、
ファイルの保護が予想できない方法で行われるためです。</para>
<programlisting>options UFS_DIRHASH # Improve performance on big directories</programlisting>
@ -805,7 +806,7 @@ options NFS_ROOT # NFS usable as /, requires NFSCLIENT</progra
<programlisting>options KTRACE # ktrace(1) support</programlisting>
<para>この行はデバッギングに役立つカーネルプロセスのトレースを可能にします。</para>
<para>この行はデバッグに役立つカーネルプロセスのトレースを可能にします。</para>
<programlisting>options SYSVSHM # SYSV-style shared memory</programlisting>
@ -1383,7 +1384,7 @@ device cue # CATC USB Ethernet
device kue # Kawasaki LSI USB Ethernet
device rue # RealTek RTL8150 USB Ethernet</programlisting>
<para>様々なUSBデバイスのサポートです。</para>
<para>さまざまな USB デバイスのサポートです。</para>
<programlisting># FireWire support
device firewire # FireWire bus code
@ -1549,8 +1550,9 @@ device fwe # Ethernet over FireWire (non-standard!)</programl
GENERIC や他のカーネルを次の構築で消されない
ように異る名前で保存するようにしてください。<emphasis
remap=tt>kernel.old</emphasis>
は新しいカーネルをインストールする 時に、
その一つ前にインストールしたうまく動かないかもしれないカーネルで上書きされてしまいますので当てにできません。
は新しいカーネルをインストールする時に、
その一つ前にインストールした、
うまく動かないかもしれないカーネルで上書きされてしまうので当てにできません。
またできる限り早く動作しているカーネルを本来の
<filename class="directory">/boot/kernel</filename> の位置に移動させてください。
そうしないと