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Submitted by: Hidetoshi Shimokawa <simokawa@sat.t.u-tokyo.ac.jp>
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Hiroyuki Hanai 1998-08-24 02:37:31 +00:00
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commit db236e9d01
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=3397

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@ -1,6 +1,6 @@
<!-- $Id: porting.sgml,v 1.44 1998-08-10 12:58:48 kuriyama Exp $ -->
<!-- $Id: porting.sgml,v 1.45 1998-08-24 02:37:31 hanai Exp $ -->
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
<!-- Original revision: 1.107 -->
<!-- Original revision: 1.108 -->
<sect1><heading>フリーソフトウェアの移植<label id="porting"></heading>
@ -215,6 +215,8 @@ Makefile
MAINTAINER= asami@FreeBSD.ORG
MAN1= oneko.1
MANCOMPRESSED= yes
USE_IMAKE= yes
.include <bsd.port.mk>
@ -281,13 +283,14 @@ asami@cs.berkeley.edu
トとして使われるため, `packing list' とも呼ばれます. ここ
に書かれているファイル名は, インストール時のプレフィックス
(普通は <tt>/usr/local</tt> か <tt>/usr/X11R6</tt>) からの
相対パスです. また, マニュアルは圧縮されているものとします.
相対パスです. <tt/MANx/ 変数を使用する場合(使用することが
推奨されています)には, マニュアルはここに入れないでくださ
い.
<p>簡単な例を載せておきましょう:
<tscreen><verb>
bin/oneko
man/man1/oneko.1.gz
lib/X11/app-defaults/Oneko
lib/X11/oneko/cat1.xpm
lib/X11/oneko/cat2.xpm
@ -1168,6 +1171,18 @@ diff -u -r1.15 PLIST
</enum>
<sect2>
<heading>makeの変数にあわせた PLIST の変更</heading>
<p>いくつかの port, 特に p5- portsなど, は configure のオプション
(あるいは, p5- ports の場合は perl のバージョン)によって, PLIST
を変える必要があります. これを容易に実現するために, PLIST 中の
<tt>%%OSREL%%</tt>, <tt>%%PERL_VER%%</tt>,
<tt>%%PERL_VERSION%%</tt> は, 適切に置き換えられるようになって
います. 他の置き換えが必要であれば, <tt>PLIST_SUB</tt> 変数に
<tt>VAR=VALUE</tt> のペアのリストを設定することによって,
PLIST 中の "%%VAR%%" は "VALUE" に置き換えられます.
<sect2>
<heading>ライセンス上の問題</heading>
@ -1282,32 +1297,40 @@ diff -u -r1.15 PLIST
に含まれています.
<sect3>
<heading>マニュアルの圧縮, バイナリのstrip</heading>
<heading>バイナリのstrip</heading>
<p>バイナリはstripしてください. オリジナルのソースがバイナリを
stripしてくれる場合は良いですが, そうでない場合には
<tt>post-install</tt>ターゲットを指定して strip するようにする
とよいでしょう. 例えば, こんな風になります:
<p>マニュアルは圧縮し, バイナリはstripしてください. オリジナル
のソースがバイナリを stripしてくれる場合は良いですが,
そうでない場合には <tt>post-install</tt>ターゲットを指定して
strip するようにするとよいでしょう. 例えば, こんな風になりま
す:
<tscreen><verb>
post-install:
strip ${PREFIX}/bin/xdl
</verb></tscreen>
<p>インストールされた実行形式がすでにstripされているかどうか
は<tt>file</tt>コマンドで確認できます. これが`not stripped'
と言わなければ, stripされているということです.
<p>MAN[1-9LN] 変数を使用すると, マニュアルの圧縮を自動的に行う
ことができます. この方法を使うと, ユーザが
<tt>/etc/make.conf</tt>中で<tt>NOMANCOMPRESS</tt>を設定し,
マニュアルの圧縮を無効にしているかどうかを確認できます.
これらの変数の指定は, <tt>MAINTAINER</tt> の指定の後
のセクションの一番最後で行ってください. こんな風に指定します:
<sect3>
<heading>マニュアルの正しいインストール</heading>
<p>MAN[1-9LN] 変数を使用してください. この変数を使用すると,
自動的にすべてのマニュアルを <tt>pkg/PLIST</tt> に加え,
(つまり, マニュアルを <tt/PLIST/ に加えては<em/いけません/)
またマニュアルの圧縮を自動的に(<tt>/etc/make.conf</tt> 中で
<tt>NOMANCOMPRESS</tt>が設定されていなければ)行うこと
ができます. あなたの port が既に圧縮されたマニュアルを
インストールするのであれば, <tt/MANCOMPRESSED/ 変数を
設定してください.
<tscreen><verb>
MAN1= foo.1 bar.1
MAN5= foo.conf.5
MAN8= baz.8
</verb></tscreen>
<p>なお, 普通 Imake を使ってコンパイルされる X アプリケーショ
ンの場合はこの指定は必要ありません.
@ -1470,11 +1493,11 @@ MAN8= baz.8
<p>なるべくportは<tt>&dollar;{PREFIX}</tt>に対する相対パス
にインストールすることができるように心がけてください.
この変数の値は<tt>&dollar;{USE_IMAKE}</tt>
<tt>&dollar;{USE_X11}</tt>が指定してある時には
(この変数の値は <tt>&dollar;{USE_X_PREFIX}</tt>
<tt>&dollar;{USE_IMAKE}</tt> が指定してある時には
<tt>&dollar;{X11BASE}</tt> (デフォルト<tt>/usr/X11R6</tt>),
そうでない場合には<tt>&dollar;{LOCALBASE}</tt>
(デフォルト<tt>/usr/local</tt>) にセットされます.
(デフォルト<tt>/usr/local</tt>) にセットされます.)
<p>サイトによってフリーソフトウェアがインストールされる場所が
違いますので, ソース内で `<tt>/usr/local</tt>' や
@ -1487,12 +1510,15 @@ MAN8= baz.8
portのコンパイル, およびインストール時に自動的に環境変数として
下位makeに渡されます.
<p><tt>USE_X_PREFIX</tt>は本当に必要な時(つまり, X のライブラ
リなどとリンクしたり, <tt>&dollar;{X11BASE}</tt> 以下にある
ファイルを参照したりする必要がある時)以外には設定しないでく
ださい.
<p>変数<tt>&dollar;{PREFIX}</tt>の値はportのMakefileやユー
ザの環境で変更することもできます. しかし, 個々のportが
Makefileでこの変数の値を明示的に設定することはなるべくしない
でください. (X のプログラムでimakeを使用しないport
の場合は, <tt>USE_X11=yes</tt>としてください; これは
<tt>PREFIX=/usr/X11R6</tt>とするのとはかなり違います.)
でください.
<p>また, 他のportからインストールされるプログラムやファイル
を指定するときには, 上で述べた変数を使用してください. 例えば,
@ -1813,6 +1839,17 @@ pkfonts pkfonts300-1.0 300dpi
れにあたります). そうでない場合には, 原作者に聞くか, 日付 (`年.
月.日') を使うなどしてください.
<sect2>
<heading>このドキュメントと ports システムの変更</heading>
<p>もしあなたが, たくさんの ports の保守をしているのであれば,
ports@FreeBSD.ORG メーリングリストの内容をフォロウすることを
考えてください. Ports のしくみについての重要な変更点はここに
アナウンスされます. 最新の変更点については, いつでも, <htmlurl
url="http://www.FreeBSD.ORG/cgi/cvsweb.cgi/src/share/mk/bsd.port.mk"
name="the bsd.port.mk CVS log"> で詳細な情報を得ることができま
す.
<sect2>
<heading>やっとおしまい!</heading>