o Whitespace cleanup.

o Rewrap.

Submitted by: Hiroo Ono <hiroo _at_ jp dot FreeBSD dot org>
Reference: [doc-jp-work 1789]
This commit is contained in:
Ryusuke SUZUKI 2012-02-29 10:50:06 +00:00
parent cff6b2ed52
commit de9a344489
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=38545

View file

@ -93,7 +93,8 @@ Id Refs Address Size Name
<title>Linux ランタイムライブラリのインストール</title>
<para>これは、<link linkend="linuxemu-libs-port">linux_base</link>
の port を用いるか、もしくは<link linkend="linuxemu-libs-manually">手動で</link>インストールします。</para>
の port を用いるか、もしくは<link
linkend="linuxemu-libs-manually">手動で</link>インストールします。</para>
<sect3 id="linuxemu-libs-port">
<title>linux_base の port を用いたインストール</title>
@ -288,7 +289,7 @@ multi on</programlisting>
<title>Linux バイナリへのマーク付け (branding)</title>
<para>Linux 用バイナリは Wolfram の Mathematica CD-ROM の
<filename>Unix</filename> ディレクトリにあります。
<filename>Unix</filename> ディレクトリにあります。
インストーラーを起動する前にこのディレクトリをローカルディスクにコピーし、
&man.brandelf.1; により Linux バイナリにマークを付けます。</para>
@ -304,26 +305,26 @@ multi on</programlisting>
&prompt.root; <userinput>./MathInstaller</userinput></screen>
<para>また以下のようにすると、マーク付けされていない
ELF バイナリすべての扱いを、デフォルトで Linux
バイナリとすることが可能です。</para>
ELF バイナリすべての扱いを、デフォルトで Linux
バイナリとすることが可能です。</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>sysctl -w kern.fallback_elf_brand=3</userinput>
</screen>
<para>これは FreeBSD システムに対して、
マーク付けされていない ELF バイナリが
Linux ABI を利用するように設定します。こうすることで、
CDROM から直接インストーラを実行することが可能になります。</para>
マーク付けされていない ELF バイナリが
Linux ABI を利用するように設定します。こうすることで、
CDROM から直接インストーラを実行することが可能になります。</para>
</sect2>
<sect2>
<title>Mathematica パスワードの取得</title>
<para>Mathematica を起動する前に Wolfram から自分の
<quote>マシン ID</quote> に対応したパスワードを取得しなければいけません。</para>
<quote>マシン ID</quote> に対応したパスワードを取得しなければいけません。</para>
<para>一旦 Linux 互換ランタイムライブラリをインストールし、
Mathematica を展開すれば Install ディレクトリにある
Mathematica を展開すれば Install ディレクトリにある
<command>mathinfo</command> プログラムを起動して
<quote>マシン ID</quote> を得ることができます。
このマシン ID は、最初に見つかったイーサネットカードの MAC アドレスをベースに生成されます。</para>
@ -333,7 +334,7 @@ multi on</programlisting>
disco.example.com 7115-70839-20412</screen>
<para>電子メールや電話、FAX などで Wolfram に登録する時にはこの
<quote>マシン ID</quote> を渡します。
<quote>マシン ID</quote> を渡します。
するといくつかの数字から構成されるパスワードが返されるので、
他の Mathematica プラットホームでするのと全く同じように最初に
Mathematica を立ち上げる時にその情報を入力します。</para>
@ -342,31 +343,33 @@ disco.example.com 7115-70839-20412</screen>
<sect2>
<title>ネットワーク経由での Mathematica フロントエンドの起動</title>
<para>
Mathematica は標準フォントセットにない特別な記号 (積分記号、総和記号、
ギリシャ文字など) を表示するために特殊なフォントを使用します。
X プロトコルは、
これらのフォントが<emphasis>ローカルマシンに</emphasis>インストールされていることを要求します。
これはつまり、ローカルマシンに (CD-ROM や Mathematica
がインストールされているホストマシンから) そのフォントをコピーしなければならないということです。
これらのフォントは通常、CD-ROM の
<para>Mathematica は標準フォントセットにない特別な記号
(積分記号、総和記号、ギリシャ文字など)
を表示するために特殊なフォントを使用します。
X プロトコルは、これらのフォントが
<emphasis>ローカルマシンに</emphasis>
インストールされていることを要求します。
これはつまり、ローカルマシンに (CD-ROM や Mathematica
がインストールされているホストマシンから)
そのフォントをコピーしなければならないということです。
これらのフォントは通常、CD-ROM の
<filename>/cdrom/Unix/Files/SystemFiles/Fonts</filename> か、もしくはハードディスクの
<filename>/usr/local/mathematica/SystemFiles/Fonts</filename>
に置かれており、実際に使用されるフォントは <filename>Type1</filename> と
<filename>X</filename> のサブディレクトリに格納されています。
これらを利用するには次のような二つ方法があります。</para>
<filename>X</filename> のサブディレクトリに格納されています。
これらを利用するには次のような二つ方法があります。</para>
<para>一つは、フォントファイルをすべて
<filename>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/</filename>
以下にある既存のフォントディレクトリにコピーする方法です。
この場合、<filename>fonts.dir</filename> にフォント名を追加し、
先頭行のフォント総数を変更することも必要になります。
あるいは、フォントをコピーしたディレクトリで
<filename>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/</filename>
以下にある既存のフォントディレクトリにコピーする方法です。
この場合、<filename>fonts.dir</filename> にフォント名を追加し、
先頭行のフォント総数を変更することも必要になります。
あるいは、フォントをコピーしたディレクトリで
<command>mkfontdir</command> を実行するだけでもかまいません。</para>
<para>もう一つの方法は、
<filename>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/</filename>
にフォントディレクトリごとコピーする方法です。</para>
<filename>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/</filename>
にフォントディレクトリごとコピーする方法です。</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>cd /usr/X11R6/lib/X11/fonts</userinput>
&prompt.root; <userinput>mkdir X</userinput>
@ -386,34 +389,35 @@ disco.example.com 7115-70839-20412</screen>
&prompt.root; <userinput>xset fp rehash</userinput></screen>
<para>XFree86 サーバを使用しているなら、
<filename>/etc/XF86Config</filename> に加えることでこれらのフォントを自動的に読み込むことができます。</para>
<filename>/etc/XF86Config</filename>
に加えることでこれらのフォントを自動的に読み込むことができます。</para>
<para>
<filename>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1</filename> という
ディレクトリが<emphasis>存在していない</emphasis>場合には、
上記例の <filename>MathType1</filename> を
<filename>Type1</filename>
とすることができます。</para>
<filename>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1</filename> という
ディレクトリが<emphasis>存在していない</emphasis>場合には、
上記例の <filename>MathType1</filename> を
<filename>Type1</filename>
とすることができます。</para>
</sect2>
</sect1>
<sect1 id="linuxemu-oracle">
<title>Oracle のインストール</title>
<para><emphasis>Marcel Moolenaar 寄贈
<email>marcel@cup.hp.com</email></emphasis></para>
<sect2>
<title>はじめに</title>
<para>このドキュメントでは Oracle 8.0.5 と Oracle 8.0.5.1 Enterprise Edition
の Linux 版を FreeBSD にインストールするための手順を解説します。</para>
の Linux 版を FreeBSD にインストールするための手順を解説します。</para>
</sect2>
<sect2>
<title>Linux 環境のインストール</title>
<para>まずは Ports Collection から <filename>linux_base</filename> と
<filename>linux_devtools</filename> をインストールしてください。
<filename>linux_devtools</filename> をインストールしてください。
これらの ports は FreeBSD 3.2 のリリース後にコレクションに加えられました。
もし FreeBSD 3.2 もしくはそれよりも古いものを使っている場合は
ports コレクションをアップデートしましょう。ついでに FreeBSD
@ -422,10 +426,10 @@ disco.example.com 7115-70839-20412</screen>
5.2 を試してみてください。</para>
<para>もし賢いエージェント (intelligent agent) を起動したいなら
Red Hat TCL パッケージ <filename>tcl-8.0.3-20.i386.rpm</filename>
Red Hat TCL パッケージ <filename>tcl-8.0.3-20.i386.rpm</filename>
もインストールする必要があるでしょう。
公式の RPM パッケージをインストールするには一般的に次のようにします。</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>rpm -i --ignoreos --root /compat/linux --dbpath /var/lib/rpm <replaceable>package</replaceable></userinput></screen>
<para>パッケージのインストール時にエラーが出てはいけません。</para>
@ -433,16 +437,16 @@ disco.example.com 7115-70839-20412</screen>
<sect2>
<title>Oracle 環境の構築</title>
<para>Oracleをインストールする前に、適切な環境を設定する必要があります。
このドキュメントでは、
このドキュメントでは、
Oracle のインストールガイドに書いてあるようなことではなく
FreeBSD で Linux 用 Oracle
を動かすために<emphasis>特別に</emphasis>必要なことのみを解説します。</para>
<sect3 id="linuxemu-kernel-tuning">
<title>カーネルのチューニング</title>
<title>カーネルのチューニング</title>
<para>Oracle インストールガイドにあるように、
シェアードメモリーの最大サイズを設定しなければいけません。
FreeBSD では <literal>SHMMAX</literal> を使わないようにしてください。
@ -458,8 +462,9 @@ options SHMSEG=10
options SEMMNS=200
options SEMMNI=70
options SEMMSL=61</programlisting>
<para>これらのオプションを意図した Oracle の使い方に合わせて設定してください。</para>
<para>これらのオプションを意図した Oracle
の使い方に合わせて設定してください。</para>
<para>また、
次のオプションがカーネルのコンフィギュレーションファイルにあることも確認します。</para>
@ -470,8 +475,8 @@ options SYSVMSG #SysV interprocess communication</programlisting>
</sect3>
<sect3 id="linuxemu-oracle-account">
<title>Oracle 用アカウント</title>
<title>Oracle 用アカウント</title>
<para>他のアカウントを作るのと同じように Oracle 用のアカウントを作ります。
Oracle 用のアカウントに特別なのは Linux のシェルを割り当てるところだけです。
@ -480,7 +485,7 @@ options SYSVMSG #SysV interprocess communication</programlisting>
</sect3>
<sect3 id="linuxemu-environment">
<title>環境設定</title>
<title>環境設定</title>
<para><envar>ORACLE_HOME</envar> や <envar>ORACLE_SID</envar>
といった通常の Oracle 用の変数の他に次の変数も設定しなければなりません。</para>
@ -525,7 +530,8 @@ $ORACLE_HOME/bin</literal></entry>
</tgroup>
</informaltable>
<para>全ての環境変数は <filename>.profile</filename> で設定することをお勧めします。
<para>全ての環境変数は <filename>.profile</filename>
で設定することをお勧めします。
完璧なサンプルは以下の通りです。</para>
<programlisting>ORACLE_BASE=/oracle; export ORACLE_BASE
@ -543,9 +549,10 @@ export PATH</programlisting>
<sect2>
<title>Oracle のインストール</title>
<para>インストーラーを起動する前に、<filename>/var/tmp</filename>
に <filename>.oracle</filename> という名前のディレクトリを作る必要がありますが、
に <filename>.oracle</filename>
という名前のディレクトリを作る必要がありますが、
これは Linux エミュレーターにおけるちょっとした不整合のためです。
このディレクトリは誰でもが書けるか、もしくは oracle ユーザーのものにしておきます。
これで特に問題なく Oracle がインストールできるでしょう。
@ -553,7 +560,7 @@ export PATH</programlisting>
Oracle のインストールが終わったら次の二つのサブセクションで解説するパッチを当てます。</para>
<para>よくあるトラブルは、TCP プロトコルアダプターが正しくインストールされていないことです。
そのため、一切 TCP リスナーを起動することができないのです。
そのため、一切 TCP リスナーを起動することができないのです。
次の操作はこの問題を解決するのに役立ちます。</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>cd $ORACLE_HOME/network/lib</userinput>
@ -567,7 +574,7 @@ export PATH</programlisting>
<sect3 id="linuxemu-patch-root">
<title>root.sh へのパッチ</title>
<para>Oracle をインストールする時、<username>root</username>
で行なう必要のあるいくつかの操作は <filename>root.sh</filename>
と呼ばれるシェルスクリプトに記録されます。
@ -602,7 +609,7 @@ export PATH</programlisting>
<sect3 id="linuxemu-patch-tcl">
<title>genclntsh へのパッチ</title>
<para>genclntsh スクリプトは一つの共有クライアントライブラリを生成するのに用いられます。
これはデモを作る時に使われます。
PATH の定義をコメントアウトするために次のパッチを当ててください。</para>
@ -629,9 +636,9 @@ export PATH</programlisting>
<sect2>
<title>Oracle の起動</title>
<para>インストラクションに従えば、Linux でと同じように
Oracle を起動できるでしょう。</para>
Oracle を起動できるでしょう。</para>
</sect2>
</sect1>
@ -668,7 +675,7 @@ export PATH</programlisting>
</para>
<para>この仮定は<quote>現在利用しているシェルがどのようなものであっても</quote>変わりません。</para>
<para>後に &man.sh.1; に変更が加えられ、先頭の 2 バイトを検査した結果
<literal>:\n</literal> であれば代わりに &man.csh.1; を呼び出す、
というようになりました (この変更は SCO が最初に行なったと思われます)。</para>
@ -690,12 +697,12 @@ export PATH</programlisting>
<para>Linux バイナリを実行するためには、
ELF バイナリに &man.brandelf.1; で説明されている
<literal>Linux</literal> のマークが<emphasis>付けられて</emphasis>いなければなりません。</para>
<screen>&prompt.root; <userinput>brandelf -t Linux file</userinput></screen>
<para>上のようにすることで、指定されたファイルは
<literal>Linux</literal> のマークが付けられ、
ELF ローダが認識できるようになります。</para>
<literal>Linux</literal> のマークが付けられ、
ELF ローダが認識できるようになります。</para>
<para>ELF ローダが <literal>Linux</literal> マークを確認すると、
ローダは <literal>proc</literal> 構造体内の
@ -761,7 +768,7 @@ export PATH</programlisting>
という違いがあるだけ (ただしこれは現時点においての話であり、
将来のリリースで変更される可能性がありますし、
おそらく実際に変更されるでしょう) です。</para>
<para>あ、「でもこれは本当にエミュレーションと呼べるのか」って?
答えは「いいえ」です。これは ABI の実装であり、
エミュレーションとは異なります。エミュレータが呼び出されているわけではありません