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Jun Kuriyama 50d39f7b02 Catch up to 3.0-19980827-SNAP (3rd and last!)
Submitted by:	Kazuo Horikawa <k-horik@yk.rim.or.jp>
1998-10-15 16:06:18 +00:00

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.\" Copyright (c) 1997 Free Software Foundation
.\" See COPYING for conditions for redistribution
.\" jpman %Id: addr2line.1,v 1.3 1998/10/12 22:51:00 vanitas Stab %
.TH addr2line 1 "27 March 1997" "Cygnus Solutions" "GNU Development Tools"
.de BP
.sp
.ti \-.2i
\(**
..
.SH 名称
addr2line \- アドレスをファイル名と行番号に変換する
.SH 書式
.hy 0
.na
.TP
.B addr2line
.RB "[\|" "\-b\ "\c
.I bfdname\c
.RB " | " "\-\-target="\c
.I bfdname\c
\&\|]
.RB "[\|" \-C | \-\-demangle "\|]"
.RB "[\|" "\-e\ "\c
.I filename\c
.RB " | " "\-\-exe="\c
.I filename\c
\&\|]
.RB "[\|" \-f | \-\-functions "\|]"
.RB "[\|" \-s | \-\-basenames "\|]"
.RB "[\|" \-H | \-\-help "\|]"
.RB "[\|" \-V | \-\-version "\|]"
.RB "[\|" addr addr ... "\|]"
.ad b
.hy 1
.SH 解説
\c
.B addr2line
はプログラムのアドレスをファイル名と行番号に変換します。
アドレスと実行ファイルが与えられると、実行ファイル中のデバッグ情報を
使って与えられたアドレスをファイル名と行番号に対応づけます。
使用される実行ファイルは
.B \-e
オプションで指定します。デフォルトは
.B a.out\c
\& です。
.B addr2line
には 2 つの動作モードがあります。
1 つめでは、16進数のアドレスをコマンドラインで指定して、
.B addr2line
が各アドレスに対応するファイル名と行番号を表示します。
2 つめでは、
.B addr2line
は 16進数のアドレスを標準入力から読み込んで、各アドレスに
対応するファイル名と行番号を標準出力に表示します。
このモードでは
.B addr2line
をパイプ中で、動的に選び出されたアドレスを変換するために利用できます。
出力の形式は「ファイル名:行番号」です。ファイル名と行番号は
各アドレス毎に改行して出力されます。
.B \-f
オプションが指定されると、「ファイル名:行番号」の行の前に
アドレスを含む関数の名前を「関数名」の行として出力します。
ファイル名または関数名が特定できない場合は、
.B addr2line
はそれらが表示されるべき場所に 2 つのクエスチョンマークを表示します。
行番号が特定できない場合は
.B addr2line
は 0 を表示します。
.SH オプション
.TP
.BI "\-b " "bfdname"\c
.TP
.BI "\-\-target=" "bfdname"
オブジェクトファイルのオブジェクト・コード形式を
\c
.I bfdname\c
\& で指定します。
.TP
.B \-C
.TP
.B \-\-demangle
シンボル名の内部表現をユーザレベルの表現にデコード (\fIdemangle\fP) します。
加えてシステムが付加した先頭のアンダースコアも取り除くので、
これによって C++ の関数名がわかりやすくなります。
.TP
.BI "\-e " "filename"\c
.TP
.BI "\-\-exe=" "filename"
アドレスを変換する対象の実行ファイル名を指定します。
デフォルトのファイル名は
.B a.out\c
\& です。
.TP
.B \-f
.TP
.B \-\-functions
ファイルと行番号情報に加えて関数名を表示します。
.TP
.B \-s
.TP
.B \-\-basenames
各ファイル名のベース (パス名を除いたファイル名部分) のみを表示します。
.SH "関連項目"
.B
info\c
\&
.RB "`\|" binutils "\|'"
の項;
.I
The GNU Binary Utilities\c
\&, Roland H. Pesch (October 1991)
.SH 日本語訳
野首 寛高(hnokubi@yyy.or.jp): FreeBSD 用に翻訳