doc/ja/man/man1/f77.1
Hiroyuki Hanai 6d1da94b7a Now, Japanese manuals are for 2.2-980309-SNAP.
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1998-03-14 16:25:45 +00:00

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1.5 KiB
Groff

.\" jpman %Id: f77.1,v 1.3 1997/08/20 12:25:22 horikawa Stab %
+.\" $Id: f77.1,v 1.2 1998-03-14 16:24:02 hanai Exp $
+.\"
.Dd July 22, 1995
.Dt F77 1
.Os FreeBSD
.Sh 名称
.Nm f77
.Nd FORTRAN コンパイラドライバ
.Sh 書式
.Nm f77
.Op options | files
.Sh 解説
.Nm f77
は FreeBSD で FORTRAN コンパイルを行うためのシンプルなドライバです。
.Pp
.Nm f77
は FORTRAN から C へのトランスレータ
.Nm f2c
を呼び出して FORTRAN ソースを C に変換します。
次に
.Nm f77
.Nm cc
を呼び出して変換後の C コードをコンパイルし、更に
.Nm as
を呼び出してアセンブルします。
それが済むと
.Nm ld
を呼び出して、オブジェクトファイルを
.Nm f2c
ライブラリの
.Nm libf2c
や、
.Nm 数学
ライブラリの
.Nm libm
、その他指定したライブラリと共にリンクし、実行形式を生成します。
コマンドラインには .f 以外の拡張子 (.o, .c, ...) で終わるファイルも
記述でき、それらは適切なプログラムで処理されます。
.Pp
ユーザの観点から見ると、この FORTRAN から C への変換は
完全に透過的です。
すなわち
.Nm f77
は伝統的な FORTRAN コンパイラに見えます。
.Pp
利用可能なオプション:
.Pp
.Nm f77
が認識するオプションは
.Nm f2c
および
.Nm cc
のオプションのスーパセットです。
詳細は各々のマニュアルを参照して下さい。
.Pp
.Sh 関連ファイル
file.f FORTRAN ソースファイル
.Pp
file.o オブジェクトファイル
.Pp
a.out リンクエディタの出力ファイル
.Pp
/usr/lib/libf2c.a f2c ライブラリ (libF77 と libI77 を含む)
.Pp
/usr/lib/libf2c.so.x.y f2c 共有ライブラリ
.Pp
.Sh 関連項目
.Xr as 1 ,
.Xr cc 1 ,
.Xr f2c 1 ,
.Xr ld 1
.Sh バグ
入力ファイルは .f で終わっていなければなりません。
例えば .for のようになっていると問題が生じます。