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Groff
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Groff
.\"
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.\" enigma (aka. crypt) man page written by Joerg Wunsch.
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.\"
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.\" Since enigma itself is distributed in the Public Domain, this file
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.\" is also.
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.\"
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.\" %FreeBSD: src/usr.bin/enigma/enigma.1,v 1.5.2.1 2000/12/08 15:13:31 ru Exp %
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.\"
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.\" jpman %Id: enigma.1,v 1.4 1999/01/31 11:05:26 horikawa Stab %
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.\" "
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.Dd October 30, 1998
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.Os
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.Dt ENIGMA 1
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.Sh 名称
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.Nm enigma ,
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.Nm crypt
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.Nd 非常に単純なファイルの暗号化
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.Sh 書式
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.Nm
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.Op Fl s
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.Op Fl k
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.Op Ar password
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.Nm crypt
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.Op Fl s
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.Op Fl k
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.Op Ar password
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.Sh 解説
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.Nm enigma
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は
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.Nm crypt
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という名前でも知られていますが、
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.Dq 秘密鍵
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をベースとする
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.Em 非常に
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単純な暗号化プログラムです。
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これはフィルタとして働きます。つまり、標準入力からの一連のデータを暗号化
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または復号化し、その結果を標準出力に出力します。
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入力データがすでに暗号化されているかどうかを自動的に検出し、すでに
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暗号化されている場合は復号モードに切り替わります。
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.Pp
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秘密鍵をプログラムに渡す方法はいくつかあります。
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デフォルトでは、制御端末上で
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.Xr getpass 3
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を用いて、ユーザに鍵を入力するよう促します。
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これが安全に鍵を渡す唯一の方法です。
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.Pp
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別の方法としては、プログラム起動時に、単独のコマンドライン引数
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.Ar password
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によって鍵を渡すこともできます。
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明らかなことですが、この方法を用いると、
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.Xr ps 1
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を実行している他のユーザが、簡単に鍵を見破ることができます。
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さらにもう一つの方法としては、コマンドライン引数として
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.Fl k
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オプションを与えると、
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.Nm
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は環境変数
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.Ev CrYpTkEy
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から鍵を取得します。
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この方法は、一見前述の他の方法よりも安全なように見えますが、
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実際はそうではありません。というのは、環境変数もまた
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.Xr ps 1
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で調べることができるからです。
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従って、このオプションは、主に他の実装の
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.Nm enigma
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との互換性のために存在します。
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.Pp
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.Fl s
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オプションを指定すると、
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.Nm
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は、もう少し安全だと思われるように暗号化エンジンを変更しますが、
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他の実装との互換性はなくなります。
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.Pp
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.Ss 警告
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.Nm
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は暗号化の手法としてはほとんど価値がありません。このプログラムは、この
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実装を持つ他のオペレーティングシステムとの互換性を保つためだけのもの
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です。
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本当の暗号化については、
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.Xr bdes 1
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(DES配布パッケージに含まれます)、または、
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.Xr pgp 1
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(ports コレクションに含まれます) を参照してください。
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しかしながら、いくつかの国ではこのようなツールの輸出、輸入、使用に対する
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制限が存在するかもしれないので、これらの強力なツールは、デフォルトでは
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オペレーティングシステムと一緒には配布されていません。
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.Sh 環境変数
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.Bl -tag -offset indent -width "XXCrYpTkEy"
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.It Ev CrYpTkEy
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.Fl k
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オプション指定時に、この変数から秘密鍵を取得します。
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.El
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.Sh 使用例
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.Bd -literal -offset indent
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man enigma | enigma > encrypted
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Enter key: (XXX \(em 鍵は表示されません)
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.Ed
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.Pp
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このマニュアルページを暗号化して、その結果を
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.Ql encrypted
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というファイルに格納します。
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.Bd -literal -offset indent
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enigma XXX < encrypted
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.Ed
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.Pp
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前の例で作成されたファイルを端末上に表示します。
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.Sh 関連項目
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.Xr bdes 1 ,
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.Xr pgp 1 ,
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.Xr ps 1 ,
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.Xr getpass 3
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.Sh 歴史
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.Nm crypt
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の実装方法は
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.Ux
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オペレーティングシステムの間では非常にありふれたものです。
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本プログラムの実装は、パブリックドメインの
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.Em Cryptbreakers Workbench
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のものを使用しました。
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