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Translated and reviewed by: Japanese Online Manual Project <man-jp@jp.FreeBSD.org> Submitted by: Kazuo Horikawa <k-horik@jp.FreeBSD.org>
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3.8 KiB
Groff
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.TH IPTEST 1
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.\" jpman %Id: iptest.1,v 1.3 1998/10/15 13:47:26 kuma Stab %
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.SH 名称
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iptest \- IP 機能を検証するためのパケットを自動生成する
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.SH 書式
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.B iptest
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[
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.B \-1234567
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] [
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.B \-d
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<device>
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] [
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.B \-g
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<gateway>
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] [
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.B \-m
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<\fIMTU\fP>
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] [
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.B \-p
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<\fIpointtest\fP>
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] [
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.B \-s
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<\fIsource\fP>
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] <destination>
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.SH 解説
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.PP
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\fBiptest\fP ...
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.SH オプション
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.TP
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.B \-1
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IP テストグループ #1 を実行します。
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このテストグループが生成するパケットは、
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パケットの他の特性から得られる値としては不正な値が
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IP ヘッダフィールドに設定されます。
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ポイントとなるテストは次の通りです:
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1 (ip_hl < ip_len)、
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2 (ip_hl > ip_len)、
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3 (ip_v < 4)、
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4 (ip_v > 4)、
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6 (ip_len > パケットサイズ、短いパケット)、
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7 (長さ 0 のフラグメント)、
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8 (再アセンブル後のパケット長が 64k 以上)、
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9 (MSB がセットされた IP オフセット)、
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10 (ttl のバリエーション)。
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.TP
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.B \-2
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IP テストグループ #2 を実行します。
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このテストグループが生成するパケットは、
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パケットの他の特性から得られる値としては不正な値を
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用いて作成された IP オプションを含みます。
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ポイントとなるテストは次の通りです:
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1 (オプション長 > パケット長)、
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2 (オプション長 = 0)。
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.TP
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.B \-3
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IP テストグループ #3 を実行します。
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このテストグループが生成するパケットは、
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ICMP ヘッダフィールドが非標準値になっています。
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ポイントとなるテストは次の通りです:
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1 (ICMP タイプ 0-31 と 255)、
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2 (タイプ 3 でコード 0 - 31)、
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3 (タイプ 4 でコード 0, 127, 128, 255)、
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4 (タイプ 5 でコード 0, 127, 128, 255)、
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5 (タイプ 8-10, 13-18 でコード 0, 127, 128, 255)、
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6 (タイプ 12 でコード 0, 127, 128, 129, 255)、
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7 (タイプ 3 でコード 9-10, 13-14, 17-18 - 短縮されたパケット)。
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.TP
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.B \-4
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IP テストグループ #4 を実行します。
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このテストグループが生成するパケットは、
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UDP ヘッダフィールドが非標準値になっています。
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ポイントとなるテストは次の通りです:
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1 (UDP 長 > パケットサイズ)、
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2 (UDP 長 < パケットサイズ)、
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3 (sport = 0, 1, 32767, 32768, 65535)、
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4 (dport = 0, 1, 32767, 32768, 65535)、
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5 (sizeof(struct ip) <= MTU <= sizeof(struct udphdr) + sizeof(struct ip))。
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.TP
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.B \-5
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IP テストグループ #5 を実行します。
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このテストグループが生成するパケットは、
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TCP ヘッダフィールドが非標準値になっています。
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ポイントとなるテストは次の通りです:
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1 (TCP フラグのバリエーション、すべての組み合わせ)、
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2 (seq = 0, 0x7fffffff, 0x8000000, 0xa0000000, 0xffffffff)、
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3 (ack = 0, 0x7fffffff, 0x8000000, 0xa0000000, 0xffffffff)、
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4 (ウィンドウ 0, 32768, 65535 の SYN パケット)、
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5 (緊急ポインタを 1, 0x7fff, 0x8000, 0xffff に設定)、
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6 (データオフセット)、
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7 (sport = 0, 1, 32767, 32768, 65535)、
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8 (dport = 0, 1, 32767, 32768, 65535)。
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.TP
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.B \-6
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IP テストグループ #6 を実行します。
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このテストでは、大量のフラグメントを生成して、
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後に再アセンブルするためにパケットを保持するための
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ネットワークバッファを溢れさせようとします。
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警告: 対象ホストをクラッシュさせたり、
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パフォーマンスを著しく低下させるかもしれません。
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.TP
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.B \-7
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IP テストグループ #7 を実行します。
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このテストでは、1024 個のランダムな IP パケットを生成します。
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このパケットは、
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IP バージョン、チェックサム、長さ、IP オフセットのフィールドのみからなります。
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.TP
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.BR \-d \0<interface>
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インタフェース名を指定されたものに設定します。
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.TP
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.BR \-g \0<gateway>
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パケットの経路となるゲートウェイのホスト名を指定します。
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宛先ホストが、
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パケットを送出するホストと同一のネットワークに直接接続されていない場合には、
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かならず必要となります。
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.TP
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.BR \-m \0<MTU>
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パケットを送出する際に使用する MTU を指定します。このオプションを
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使うことで、実際と異なる MTU を設定することができます。これにより、
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実際にネットワークインタフェースの MTU を小さく設定しなくても、
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小さな MTU を持つインタフェースをシミュレートすることができます。
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.TP
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.B \-p <test>
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指定したものを実行...
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.DT
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.SH 関連項目
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ipsend(1), ipresend(1), bpf(4), ipsend(5), dlpi(7p)
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.SH 診断
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\fIiptest\fP 実行時には、数値テストオプションは 1 つのみ指定可能です。
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.PP
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root として実行する必要があります。
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.SH バグ
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.PP
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バグをみつけたら、darrenr@cyber.com.au に電子メールを送ってください。
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