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3 KiB
Groff
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Groff
.\" $FreeBSD$
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.TH IPRESEND 1
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.\"
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.\" WORD: root root (スーパユーザのこと、「ルート」とカナ書きにしない)
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.\"
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.SH 名称
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ipresend \- IP パケットをネットワークに再送する
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.SH 書式
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.B ipresend
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[
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.B \-EHPRSTX
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] [
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.B \-d
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<device>
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] [
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.B \-g
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<\fIgateway\fP>
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] [
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.B \-m
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<\fIMTU\fP>
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] [
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.B \-r
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<\fIfilename\fP>
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]
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.SH 解説
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.PP
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\fBipresend\fP は、テストの際に、一度受理したパケットを、ネットワークに対して
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再送することができるようにするために設計されました。\fIipresend\fP は、
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入力として、snoop/tcpdump がセーブしたバイナリデータを含む、
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いくつかのファイル形式をサポートしています。
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.SH オプション
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.TP
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.BR \-d \0<interface>
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指定した名前をインタフェース名として設定します。
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これは \fB\-P, \-S, \-T, \-E\fP オプションとともに、つまり、
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インタフェースの指定なしではパケットをあるインタフェースに対応付け
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できない場合に使用すると有益です。普通の「テキストパケット」は
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この設定を上書きすることがあります。
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.TP
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.BR \-g \0<gateway>
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パケットを通すゲートウェイのホスト名を指定します。送出しようとする
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ホストと同一のネットワークに直接接続されていないホストを終点とする場合は、
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つねにこのオプションが必要です。
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.TP
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.BR \-m \0<MTU>
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パケットを送出する際に使用する MTU を指定します。このオプションを
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使うことで、実際と異なる MTU を設定することができます。これにより、
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実際にネットワークインタフェースの MTU を小さく設定しなくても、
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小さな MTU を持つインタフェースをシミュレートすることができます。
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.TP
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.BR \-r \0<filename>
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入力を得るファイル名を指定します。デフォルトは標準入力です。
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.TP
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.B \-E
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入力ファイルの形式を etherfind のテキスト出力と想定します。
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現在サポートされているテキスト形式は、次の etherfind オプションの
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組み合わせの結果生成されるものです。
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.PP
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.nf
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etherfind -n
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etherfind -n -t
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.fi
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.LP
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.TP
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.B \-H
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入力ファイルの形式を、パケットを形成するバイナリデータを表す 16 進数と
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想定します。IP ヘッダに間違った長さが置かれていても、長さ補正は
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行ないません。
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.TP
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.B \-P
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\fB\-i\fP で指定した入力ファイルは libpcap (すなわち tcpdump バージョン 3)
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を用いて生成されたバイナリファイルです。このファイルからパケットが
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入力として読み込まれます(よく使われます)。
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.TP
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.B \-R
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パケットを送出する際に、生データとして (受信したそのままを) 送出します。
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ここで本当に重要なことは、送出する IP パケットの前に
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リンク層 (つまりイーサネット) ヘッダを付けることが必要なことです。
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.TP
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.B \-S
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入力ファイルの形式を、"snoop" の形式 (RFC 1761 参照) と想定します。
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パケットはこのファイルから読み込まれ、どのインタフェースの入力としても
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用いられます。現在では最も有益な形式でしょう。
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.TP
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.B \-T
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入力ファイルの形式を、tcpdump のテキスト出力形式と想定します。
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現在サポートされているテキスト形式は、以下の tcpdump オプションの組み合わせの
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結果生成されるものです。
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.PP
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.nf
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tcpdump -n
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tcpdump -nq
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tcpdump -nqt
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tcpdump -nqtt
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tcpdump -nqte
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.fi
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.LP
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.DT
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.B \-X
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入力ファイルは、IP パケットのテキスト記述からなります。
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.DT
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.SH 関連項目
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snoop(1m), tcpdump(8), etherfind(8c), ipftest(1), ipresend(1), iptest(1), bpf(4), dlpi(7p)
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.SH 診断
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.PP
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root で実行する必要があります。
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.SH バグ
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.PP
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入力形式によっては、テストに有益なことがらすべてをカバーできるほど
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十分に多種多様なパケットを表現できません。
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なにかお気づきの点があれば、darrenr@pobox.com までメール下さい。
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