Diff from 1.6.2.7 to 1.6.2.9

Submitted by:	Yoshiteru Kageyama <yt-kage@cb3.so-net.ne.jp>
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Kazuo Horikawa 2002-09-06 03:34:42 +00:00
parent 6e12fc8e51
commit fa29523aea
Notes: svn2git 2020-12-08 03:00:23 +00:00
svn path=/head/; revision=14186

View file

@ -34,7 +34,8 @@
.\" SUCH DAMAGE.
.\"
.\" @(#)xargs.1 8.1 (Berkeley) 6/6/93
.\" %FreeBSD: src/usr.bin/xargs/xargs.1,v 1.6.2.7 2001/07/19 06:22:53 dd Exp %
.\" $FreeBSD$
.\" $xMach: xargs.1,v 1.2 2002/02/23 05:23:37 tim Exp $
.\"
.\" $FreeBSD$
.\"
@ -46,14 +47,19 @@
.Nd "標準入力から引数を読み、コマンドを実行する"
.Sh 書式
.Nm
.Op Fl 0
.Op Fl 0pt
.Op Fl E Ar eofstr
.Oo
.Fl I Ar replstr
.Op Fl R Ar replacements
.Oc
.Op Fl J Ar replstr
.Op Fl L Ar number
.Oo
.Fl n Ar number
.Op Fl x
.Oc
.Op Fl s Ar size
.Op Fl t
.Op Ar utility Op Ar argument ...
.Sh 解説
.Nm
@ -89,6 +95,38 @@
.Fl print0
とともに用います。
.It Fl E Ar eofstr
.Ar eofstr
を論理的な EOF マーカとして使用します。
.It Fl I Ar replstr
.Ar utility
への引数の中に
.Ar replstr
が 1 回以上最大
.Ar replacements
回まで (あるいは、
.Fl R
フラグが指定されていない場合は 5 回まで)
出現したとき、出現した部分を入力行の内容全体に置換しながら
.Ar utility
を各入力行に対して実行します。
置換が終わったあとの結果の引数は、255バイトを超えることは許されません。
この制限は、作成される
.Ar utility
への引数に
.Ar replstr
を含んだ引数を 255 バイトになるまでできる限り連結することで
実装されています。
この 255 バイトの制限は、
.Ar replstr
を含まない
.Ar utility
への引数には適用されず、さらに、
.Ar utility
そのものは置換の対象にはなりません。
このオプションは、
.Fl x
オプションを暗黙のうちに実行します。
.It Fl J Ar replstr
本オプションが指定されると、
.Nm
@ -120,8 +158,19 @@
.Pa destdir
へコピーします:
.Pp
.Dl /bin/ls -1d [A-Z]* | xargs -J [] cp -rp [] destdir
.Dl /bin/ls -1d [A-Z]* | xargs -J % cp -rp % destdir
.Pp
.It Fl L Ar number
.Ar number
行読み込むたびに
.Ar utility
を実行します。
EOF に到達したとき
.Ar number
行よりも少ない行数しか読み込んでいない場合は、
読み込み終わっている行を使って
.Ar utility
を呼びだします。
.It Fl n Ar number
.Ar utility
@ -141,19 +190,30 @@
より少数しか使いません。
.Ar number
の現在のデフォルト値は 5000 です。
.It Fl p
実行される予定のコマンドを表示し、実行すべきかどうかをユーザに
尋ねます。肯定の応答、つまり POSIX ロケールでは
.Ql y
を返すと、表示したコマンドが実行され、それ以外の応答を返すと
コマンドはスキップされます。
プロセスが端末に接続されていない場合は、どのコマンドも実行される
ことはありません。
.It Fl R Ar replacements
.Fl I
オプションで置換を行う引数の最大数を指定します。
.It Fl s Ar size
.Ar utility
に渡すコマンドラインの最大バイト数をセットします。
.Ar utility
名の長さと
名の長さ
.Ar utility
に渡される引数の長さの和 (終端の
.Dv NULL
も含む) がこの値以下になります。
も含む)、そして現在の環境がこの値以下になります。
.Ar size
の現在のデフォルト値は
.Dv ARG_MAX
- 2048 です。
- 4096 です。
.It Fl t
実行されるコマンドをその実行の直前に標準エラー出力にエコーします。
.It Fl x
@ -178,24 +238,33 @@
はユーティリティが戻り値 255 で終了したときは、
.Nm
は (それ以上の読み込みはせずに) ただちに終了します。
.Sh 戻り値
.Sh 診断
.Nm
は、何もエラーが起こらなければ、戻り値 0 で終了します。
.Ar utility
が起動できなかった場合は、
戻り値 127 で終了します。その他のエラーでは戻り値 1 で終了します。
が見つからなかった場合は、
戻り値 127 で終了します。
.Ar utility
が実行できなかった場合は
戻り値 126 で終了します。その他のエラーでは戻り値 1 で終了します。
.Sh 関連項目
.Xr echo 1 ,
.Xr find 1
.Xr find 1 ,
.Xr exechvp 3
.Sh 規格
.Nm
ユーティリティは
.St -p1003.2
互換です。
.Fl J
オプションおよび
.Fl R
オプションは非標準の
.Fx
拡張であり、他のオペレーティングシステムでは利用できないかもしれません。
.Sh 歴史
.Nm
コマンドは PWB UNIX で登場しました。
.Sh バグ
引数の数や環境の大きさが増加するような他のコマンドの起動を
.Ar utility